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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は21時半に寝た。昨日も赤い光を浴びて寝たのだが、寝付くのに少し時間がかかったような気がする。前日はトトノエライトの設定を、7時から光り始めて徐々に明るくなり、7時半にアラームが鳴るようにしていたが、ちょっと変えてみた。光り始めるのはアラームの30分前より早くできない。それだと30分しか光を浴びれない。だが、アラームの音は鳴らさないという設定ができる(もはやアラームではないが)。そこで、6時半から光り始めて7時に最も明るくなり、そのまま光り続けて7時半は普通の目覚ましで起きるようにした。これで1時間光を浴びれる。

うーん、うまくいったかどうかわからない。ああ、明るくなってるや~とまどろみながら思って、7時半の目覚ましで起きたのだが、少し眠いのかしんどいのか。「スッキリ!」とはいかなかった。1日だけで早くも疲れが溜まったか。

出勤して仕事する。先日からやっている、業者さんからあるものの保守を引き継ぐお仕事。資料を読んだり資料を読んだり資料を読んだり、いろんなフォルダを漁って中身を見たり、リモートデスクトップで他のPCに入って中がどうなっているか探索したりラジバンダリ(古い)。はあ、これは大変だわ。もっと詳しい資料がないか業者さんに出してもらいたいと思っているが、なんだかなさそうだなあ。自力でなんとかするしかないのか。資料と現在の状態が食い違っているのは、よくあること過ぎる。

昼休みにPCの話になったが、私ともうひとり同年代の職員が昔話をし始めたら、他の職員が「へー!」という状態に。今の職場で活躍しているのは20代と30代前半のメンバーで、昔のPC環境のことは思った以上に知らないようだ。

以下、職員A、職員B:20代の職員
職員X:同年代の職員

私「今はUSBでなんでも繋がるからいいよね」
職員A「そうなんですか」
私「昔はデバイスによって接続する規格が違って、ハードディスクはSCSI、プリンターはパラレル、通信はRS-232C、キーボードやマウスはPS/2とか」
職員A「そんなにいろいろあったんですか」
私「USBというものが発明されて、この辺の環境はがらっと変わった。便利になった」

その後Windowsの話題に。

私「昔はWindows NTとかMeとかいろいろあって」
職員A「聞いたことないです」
私「NTは私が学生時代にリリースされたから、1993年とかそれくらいかなあ」
職員A「生まれてないです。あと、Windows miniですか?」
私「いやいや、Meと書いてミーと読む。Windows史上最低のOSだった。あとWindows CEというのもあってな」
職員A「聞いたことないです」
私「普通のPCでなく、ハンドヘルドPCという、スマホの元祖の元祖みたいなハードウェアで動く、なんちゃってWindowsなんだが」
職員B「(ネットで調べたらしく)本当だ!電子辞書みたい」
職員A「キーボードめっちゃ小さいですね」
私「おう、むっちゃ打ちにくかった」
職員A「これ、どうやって通信するんですか?」
私「ドコモからP-in Compactというコンパクトフラッシュ型のPHSが出ていて、それで通信したんだよ」
職員B「PHS?」
私「昔はダイヤルアップと言って、電話回線でインターネットに繋いでいたんだよ」
みんな「えー!電話で?」
職員A「ADSLというやつですよね」
私「いや、ADSLはまだ進化した方で、その前はもっと低速だった」
職員X「ピー、ガガガってFAXみたいな音がしたんだよ」
みんな「ふーん」
職員A「コンパクトフラッシュというのは?」
私「ああ、それももう使わないんだ。記録メディアだったんだけど、今ではUSBメモリーとかSDカードしか使わなくなったな」
職員A「いろいろあったんですか」
私「そう、いろんなメディアが乱立していて、カードリーダーと言っていろんな種類のメディアを挿せるのがあった」
職員X「その前はMOとかあったよね」
私「あー懐かしいなあ。MOはけっこう使われましたよね」
職員X「その前はフロッピーで」
職員A「フロッピーと何が違うんですか?」
私「容量が全然違う。MOは何MBだったか忘れたけど、フロッピーは1MBちょっとしか入らなかった」
職員A「そんな少ないんですか」
職員B「MOって、音楽のMDみたいなものですか?」
私「そうだね。昔のフロッピーがカセットテープだとしたら、MOはMDみたいなものかなあ」
職員A「フロッピーディスク、使ったことないです」
職員X「昔のパソコンにはフロッピーを入れるところが2箇所あって、フロッピーを入れないと動かなかったんですよ」
みんな「え?なんで?」
私「MS-DOSと言ってね、フロッピーからOSを起動していたんだ。もう1枚のフロッピーがデータ用」
職員A「OSをディスクから?」
私「うん、今ではUSBメモリーからLinuxを起動できたりするけど、そんなものだね」
職員A「なんでわざわざフロッピーから起動するんですか?」
私「ハードディスクというものが内蔵されていなかったからだよ」
みんな「ハードディスクがない!」
私「そう。私が学生時代に買ったパソコンも内蔵ハードディスクがなかったから、外付けのやつを買ったんだけど、130MBで10万円した」
みんな「・・・」

というようなところで雑談は終わった。「歴史の授業でしたね」と職員Aには言われたのだが、本当に若いんだなあ。今ではExcelとかWordの保存ボタンに描かれているアイコンが、何の絵かわからない若者が多いという。「フロッピーディスク」は死語か。

そして午後も同じように調べて調べて終わったのだ。ちょっとこれは。もし資料がもうないんだったら、追加で作ってもらわないといかんな。はあ。


コメント

  • 匿名 2022年2月1日 21:25

    共感します。

  • はまー 2022年2月2日 08:07

    同世代ですね(^^)
    昔のことを話して若い人に「へ~」と言われると、歳とったんだなあと思います。

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