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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2021年7月3日

レントゲンが終わって病棟に戻ってきたら、今度は循環器内科の医師が訪ねてきた。昨日の執刀医と一緒にオペをやった方だった。昨日の手術の内容について詳しく教えてくれた。今回の手術に関しては、1回目と違って「やってみなきゃわかんない」みたいなところがあったのだが、実際どうだったかというと、昨日も書いたが前回ブロックしたところは再発してないが、左心房内で電気の流れがあったので、ボックスなんちゃら(今調べたら「ボックスアイソレーション」らしい)というのをやって電気の流れを止めたらしい。それが左心房のかなり広い範囲にわたるので、時間がかかったと。

かねてから不思議だったのだが、その今回止めた電気の流れは、前回の手術時には確認されなかったのだろうか。前回の手術後、3時間くらいで私の心臓は動悸がひどくなった。それは再発したのだと思っていたが、そうではなく心臓の焼いてない部分から電気が出ていたのだ。それは新たに出てきたのか?それとも前から出ていたのに、手術中に誘発はできなかったのか?

それに関しては、医師は正直に「わかりません」と言った。「こういうケースはよくあるのですか?」と尋ねると、「2回目にボックス手術をやることはけっこうあります」と言う。それって、1回目の検査、手術では見つけられないものがどうしてもあるということか。私の場合、独特な電気の流れ方をしていたらしい。しかたがない。医療は万能ではない。

昨日の手術後も不整脈は出ていた。期外収縮という、それ自体は全く危険でない不整脈である。それが夜中までけっこう出ていたらしい。電波式心電計をずっと首からぶら下げているので常時モニタしているのだ。まあ火傷させた心臓の組織は安定するのに90日くらいかかるので、また様子見。手術直後の経過としては前回より遙かにいい。

それはともかく、入院が1日延びたのは痛いなあ。仕事は月曜日まで休みは取ってあるのでなんとかなるけど、なんつーかめんどくさい、というか暇だ。どうせ寝てるだけなのに、明日は日曜日だから検査もできないし主治医もいない。だから月曜日の朝イチで検査して主治医と話して退院、ということらしい。まあ広範囲に焼いたから今日、明日と熱が出るかもしれない、とも話していたが。今の所朝イチで36.9℃とやや微熱というところか。昼の時点ではあまり熱っぽくない。このまま逃げきれるか?

心電図検査から病棟に戻ってきたら、看護師が尿道カテーテルを外してくれた。これで晴れて自由の身に。

その後は血圧と体温と血中酸素濃度を測定。熱はそんなに高くないが、酸素濃度は93~94という低い数字。「息苦しいとかないですか?」と聞かれたが、めっちやある。最近マスクをしてると苦しいのだ。マスクをしながら坂を上っていると、以前はなんてことなかったのに今では「息苦しい息苦しい」という感じで、あんまり息苦しいときは、前から誰も来ていなかったらマスクをはずしている。誰か来たらさっとつける。いつ頃からだろう。つい最近な気がする。大丈夫かなあ。そう言えば昨日はしばらく酸素マスクしてたけど、あれは酸素濃度が元に戻ったから外れたのだろうか。

その後レントゲンに呼ばれたが、またしても車上の人である時にしゃっくりがでた。なんで検査に行こうとすると出るかな。今回は検査中も止まらなかったが、レントゲンなので一瞬で終わったから助かった。そのまままた車上の人に。行ったり来たりだ。帰るときにはしゃっくりが止まってた。よくわからん。

昨日は眠れなかった。2時半くらいだったか、看護師が腕に刺しっぱなしにしている点滴を整えていった。ついでに首の傷を見てもらったら、自分が痒くてかいたから絆創膏が取れかかっていた。気をつけます、と言ったものの、朝になったらまた取れかかっていた。無意識の集合体。ちなみに首からも管を入れたのだ。

そのままじっとし続け、朝を迎えた。苦痛だった。

朝になってみんなが動き出したが、自分は身動き一つできない。もう動いても大丈夫な頃のはずだが、医者が足の付け根の傷を見てOKしないと座ることもできないのだ。スタッフが普通の朝食を運んできたけどおあずけ状態。ちなみに昨日の夕飯は横になって手で食べられる串刺し状のものだった。

8時過ぎに当直のお医者様が来たので足を見てくれるかと思ったら、自分のこの入院での主治医は別の先生だから、彼が来るまでお待ちくださいとのこと。そうなんか、前の入院のときもそうだったが、手術後にやっと主治医の顔と名前を知るという。なんだろう、この病院。

8時過ぎにやっと主治医が来て鼠径部に貼ってあった傷を保護するテープを貼がして確認し、ようやく足を自由に動かすことができるようになったので半分自由の身に。でもまだ尿道カテーテルがあるので自由に歩けない。とりあえずご飯を食べようとしたら、一昼夜寝ていたからか体に力が入らない。看護師に手伝ってもらってテーブルの向きを変え、なんとか食べることができた。

9時頃に心電図の検査に呼ばれ、尿のバッグを車いすに引っかけてお出かけ。途中しゃっくりが出てどうしようかと思った。しゃっくりしながら心電図取ったらどうなるの?検査技師さんもやってみないとわからない、と言ってとりあえずやってみたのだが、しゃっくりのタイミングで波形が乱れた。ありゃ~もう一度やってみましょう、とリトライしたらしゃっくりは止まった。無事検査できたが、これ、いつまで経っても止まらなかったらどうするんだろ。と言うか手術中に出たらめっちゃ危険だぞ。

昨日は一睡もできなかった。

想定の範囲内、ではない。ある程度眠れるかと思っていた。

前日はあまり眠れなかったから、次の日は眠れるだろうと昨日の朝起きたときには漠然と思っていた。しかし、手術でかなり鎮静剤を使い、手術後もしばらく寝てたからリセットされた。いや、それがむしろ悪かったかもしれない。

足の付け根を動かしてはだめなため、どこにも行けない、というか周りのものも満足に取れないもどかしかさ。横にある2Lの水をコップに移し替えてほしい。そうすると半身を起こしてストローで水を飲めるのに。そんなことすらナースコールを呼ばないとできないが、そんなことしたら悪いので我慢する。

1時過ぎくらいだったか。「眠れないときは牛乳を飲んで何か甘いものを食べる」という自分のパターンがある。甘いもの、と言うと冷蔵庫にチョコを忍ばせている。看護師にそれをとってもらおうかどうか迷っていたところ、いきなりスマホがけたたましく鳴った。私のだけではなく、隣の人のやらあちらこちらから。どうやら土砂災害警報で避難指示が出ている。看護師が様子を見に来た。これ幸いとチョコを取ってもらう。本当はだめだから「少しだけよ」と意味深なことを言われ、アーモンドチョコを3粒だけ取って「秘密にしておいてあげる」とまた意味深なことを言われて、なんだかもやもやしただけで終わった。真夜中の警鐘である。

今日の日記はかなり長くなりそうな気がするので、とりあえずここまで。