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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2021年7月5日

昨日は23時頃まで眠れなかった。まあ家ではふつうのことである。その後はぐっすり眠っていて、携帯型心電計の電池を看護師が取り替えに来たとき、寝ぼけて「何をする~」みたいな感じだった。

朝イチで主治医が来ていろいろ説明されたが、寝ぼけ眼で頭が働いてなかったから、たくさん話を聞いたのにあまり覚えてない。とりあえず、今の状態は「大丈夫」と言えるレベルではないみたいだ。

心房細動は今でも断続的に出ている。それはやはり心臓の組織がまだ不安定な可能性が高いからというが、それでは昨日脈が延びたのはなぜか。最大5秒間心臓が止まったのだ。それに関しては、元々自分がそういう病気を潜在的に持っていて(もともと脈が遅い)、今回の手術でそれが顕在化したのかもしれない。心房細動では脈が速くなるので脈を遅くする薬を今まで使っていた。そのせいで脈が遅くなりすぎたのでは、という説明だった。脈を遅くする薬を中止したから、それでしばらく様子を見るとのこと。その説明を聞いているときは、ふ~んと思っていたが、でも自分どちらかというといつも頻脈だったけど?

それから、症状が出たり出なかったり、という状態をストップするために電気ショックという治療も考えられると。電気ショックについては「それは一時しのぎにしかならない」「再発性が高い」と他の医師に言われたりネットに書かれてあったりした。そのことを話すと、「1回目の治療としてはそうかもしれませんが、アブレーションをした組織を定着させるのには効果があるかもしれません」とのこと。ああなるほど、そういう違いがあるのね。

医師が来たときには朝早かったので(と言っても7時半は過ぎていたが)、「自覚症状はありますか?」と聞かれて「ありません」と答えてしまった。確かに動悸など胸の自覚症状はない。しかし、なんだかふらつく。寝起きだからと思っていたが、8時半になって車椅子で心電図に連れて行ってもらったときに、「ふらつくなあ、やばいなあ」と感じた。

それを病室に戻ってつぶやいたら、ちょうど土曜日に手術の説明をしてくれた医師がいて、改めていろいろ話をしてくれた。「心配でしたらもう1日入院していきますか?と言われたが、早く家に帰りたいのでそれは断った。「何かあったらすぐにこの病院に連絡をください」と言われたが、何かあり得る状態ということか。そもそも「ふらつく」ということ自体けっこう危険なのだ。一瞬意識が飛んで後ろ向きにこけたらどうなるよ。

次の診察は来週の火曜日。ふつうなら1ヶ月後なのに、主治医も細かく経過を知りたいようだ。ここまで来てこの状態というのは、やはりレアケースなのか。「2回やって止まらない人はさすがにほとんどいません」と言ってたのになあ。心臓の組織が安定すると収まってくれるのだろうか。「3回目のアブレーションというのはあり得ますか」と質問すると、「今回ほとんど焼くところは焼き尽くしたから、次に手術するとなると、また別の病気の別の手術になる可能性はあります」とのこと。煮えきらん。

とりあえず今日は予定通り退院し、タクシーで帰ってきた。しんどいなあ。明日の仕事はとりあえず午後からの出勤にしてある。果たして行けるのか?