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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日郵便物を集合ポストに取りに行った妻が「これ知り合い?」と私に郵便物を渡した。なにか分厚いもので、裏の差出人を見てびっくり!私が昔ボーカルアンサンブルグループで歌っていた時に、スタジオアルシスという団体が主催するボーカルアンサンブルのワークショップに参加したことがある。そのWSは毎年やっていて、グループで参加したのは1回だけなのだが、私は個人的に3回参加した。その時の講師をやっていたプロの声楽家である。とてもきれいな人で、とても美しい人で、おまけにとてもきれいな美人だった。彼女は古楽が専門で、声楽家と言ってもいわゆるオペラ歌手のような声でなく、どこまでも透き通ったきれいなソプラノだった。その人の、そしてその声のファンは多かった。私は個人的に演奏会を聞きに行ったりして一応面識はあったのだが、自分が音楽活動から離れてしまってすっかり疎遠になっていた。

Facebookである日、友達の友達として彼女が出てきたので、おおお久しぶり、と思ってメッセージを送ってみた。「ご無沙汰しています。覚えてますか?」ということと、彼女がリュート伴奏のCDを出したことを知っていたけどAmazonとか普通のCDショップでは売ってなかったので、どうしたら購入できますか?ということを書いた。それが2012年のこと。しかし返事は返ってこず。ああ、忘れ去られてしまったか。「誰だこれ?」と思われたかなあ、まあいいやと思っていた。

その返事が、なんと去年来た。今までFBのメッセンジャーの使い方をよくわかってなかったのだが、ようやくそれがわかってはじめてアクセスしたら、なんと数年分のメッセージが溜まっていて、私のメッセージも7年経ってようやく目にしたと。ほえ~送った方も忘れているよ。

ということで、私のことを覚えているのかいないのかよくわからない様子だったが、とにかく「大変ご無沙汰しています」と返事が返ってきて、「ご住所を教えていただければCDは郵送します」と書いてくれた。喜んで「この住所に送ってください」と返事をした。それが去年の11月。

・・・それっきり音沙汰ない。

ああ、忙しくて忘れてるんだろう、と思って私もすっかり忘れていたのだが、5ヶ月経ってようやく手元に届いた。最初にメッセージを送ってから8年かかって届いた。さっそく聴いてみた。う~ん、美声だ。やすらぐ~。CDで聴いてもきれいなのだが、生で聴くと本当に天使の歌声なので、また彼女が出るコンサートがあったら行ってみたいな。このCDは本当にやすらぎの歌である。

というわけで紹介しておこう。名倉亜矢子 歌、金子浩 リュート「やすらぎの歌」。

やすらぎの歌

裏面。

やすらぎの歌


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