TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2018年3月19日

今日はメンタルクリニックへの通院日だった。ちょっとしんどかったが、なんとか行った。

診察では、調子が少し上向きかけたが先週の中頃から鬱が強くなってしまったことや、睡眠も少し不安定なことを話した。「なかなか安定しませんねえ。春先は調子を崩しやすいから」と主治医は言う。冬は冬で「寒いからねえ」だったが、今度は春先である。一年中こんな感じだ。

しかし今日は変化があった。新薬を試すことになった。今飲んでいるセロクエルという抗精神薬があるのだが、成分は同じだがその徐放剤のビプレッソという薬に変わった。効き目が長いタイプで、双極性障害のうつ状態の改善に効果があるという。治験の結果も良かったらしい。調べてみたら去年の秋に発売されている。

とは言え、この薬は自分に効くのだろうか、という疑問は拭えない。今までまともに薬が効いた試しがないのだ。眠剤は効くので全く薬が効かない、というわけではないのだろうが。

この薬は新薬ゆえ、2週間までしか処方できない。今まで3週間おきの通院だったのだが、2週間おきになってしまった。祝日が入ったら1週間後になるな、これは。ちょっとめんどくさいなあ。月曜日は祝日が多いのだ。

 

また最初に働いていた会社の夢を見た。

うつ病でしんどいながら仕事をしていたら、テレビの取材が来た。報道ステーションだったが、なぜか久米宏の隣で自分は喋っていた。「うつ病ながら働いているはまーさんです」と紹介されてインタビューに答えていた。目が覚めたら2時過ぎだった。

もう一度寝たら、また会社の夢を見た。今度はしんどいながらも復職して、社内便の配達をしていたが、その後システムのリリースを手伝っていた。しんどかったが、なんとか続けてきてリリースにこぎつけた。上司が「ご苦労さん」と声をかけてくれた。

こういう夢から覚めたあとはとても虚しい。覚めた瞬間はまだ夢を引きずっていて「今日は会社に行って何しよう」とか思うのだが、実際は働いてないことに気がついて落胆する。

なんでこんな夢ばっか見るんだろう。会社が恋しいのか、会社で働いていた頃の自分が恋しいのか。

明け方、こんな夢も見た。薬を飲んでいると、妻に「薬ばっかりに頼ってたらあかんようになるよ」となぜか関西弁で言われた。(妻は横浜出身)薬ばかりに頼ってるわけじゃないんだけど。と言うか薬効かないし。