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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日も一日寝てばかりいた。なぜ動けないのだろう。ばりばりの鬱というわけではなかったが、なぜか何もやる気がしない。自覚症状があまりないだけで、鬱であることに変わりはないのだろうか。何かが自分の行動をさえぎっている。自分の動こうとする意思、動かなければという意識にストップをかけている。自分でもわけがわかっていないが、目に見えない何かから逃れるがごとく布団をかぶって、いや布団に抱きついて寝てしまう。布団に抱きつくのは自分の癖だ。調子が悪いときほどそれは顕著だ。

こういうときはとにかく布団の中に逃げ込んでしまう。とにかく寝てこの場をやり過ごしてしまいたい。自分自身が嫌なのか、この現実世界が嫌なのか、とにかく逃避行動に走る。逃避なのか?少なくとも自分ではそう認識している。ネットで他のうつ病の人がよく「寝逃げ」という言葉を使っている。みんな同じような行動に走るようだ。寝逃げしたいのに眠れないとき、薬を使う人も多いようだ。眠剤の10錠や20錠飲んだくらいで死にはしない。それはみんなわかっていてがばっと飲んでしまうのだが、周りの人があわてて119番してしまうこともあるようだ。私はまだやったことがない。ないが、だんだん堕ちていく自分が怖い。いつか衝動的にやってしまうのではないか。自分が信じられなくなる。何を信じたらいいのだろうか?


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