TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年1月23日

今日も調子はおおむね良かったが、疲れが出てきたようだ。

朝は4時過ぎに目が覚めたが、もう一度寝た。もう一度眠れないときも多いが今日は眠れてよかった。でも5時半に目が覚めて、そこで一度起きた。たまりにたまったリサイクルゴミを出し、さてウォーキングでも行くかと思ったが今日は朝から雨の予報だったのでやめておいた。バイオハザード2の続きを7時くらいまでやって、そのまま寝てしまった。デイケアの木曜日は午前中にテニスをやっているが、雨なのでどうせ中止だろう、12時の診察から病院に行こうと思ったのだった。

起きたら10時半。朝は感じなかった全身の筋肉の疲労をそのときに感じた。体が思い。しかも夜に寝るより熟睡した感じがする。なぜか疲れが今頃出てきた、という感じだった。でも心は今日は元気!だったので、多少しんどいものの病院へ向かった。やはり雨が降ってきていた。

病院へ着いて診察を受けデイケアに出て帰ってきた。帰りの電車の中でも寝てしまった。ふと気がつくと横浜駅に着いていたので、あわてて飛び降りた。ぴゅーぴゅーとホームに風が吹く。うう、寒い〜と思って、はたと気がついた。
 


マフラーがない

電車の中では暑いのでマフラーを外していたのだ。降りるときとっさにカバンと傘は手に持ったのだが、マフラーを忘れてしまったようなのだ。電車はとっくに発車している。すぐに駅員に言って調べてもらい、自分の乗った電車の終点で探してもらったが、見つからなかったという。大ショックである。あのマフラーはただのマフラーじゃない。去年のバレンタインデーに彼女からもらった手編みのマフラーなのだ。完成に2ヶ月を要したというそのマフラーは、細い毛糸で丁寧に丁寧に編まれていて、自分の宝物だったのだ。ショックだったと同時に彼女に申し訳なかった。電話して「マフラー電車に忘れたので探してもらったけど見つからなかった」と半べそで謝った。彼女は「いいよ、また編むから」と言ってくれたが、ほんと申し訳ないと同時にそんな大切なものを忘れる自分がうらめしかった。

外はまだ雨、風も吹いて寒い。マフラーのない帰り道は寒かった。心も寒かった、いやほんとに。