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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年10月29日

今日もデイケアに行けなかった。行けそうなのに行けない。動けそうなのに動けない。あと一歩、一歩が踏み出せない。夜はぐっすり眠れたし朝も彼女に起こされはしたものの起きることはできた。だが、どうしても動く気になれない。デイケアに行きたくないのか?スポーツもしたいしゲームもしたい。行きたくないわけでないとは自分で思っているのだが、無意識のレベルでは行くことを拒否しているのか。行きたくない、というよりその場から動きたくない、という感じだ。行かなくては、そう思い込むとますます体は動かなくなる。

そして午前中は寝てしまった。自己嫌悪が日に日に強くなる。いかん、また悪循環への道を歩いている。自己嫌悪はいけない。「一緒にお昼ごはん食べようよ」彼女にそう声をかけられてなんとか起きたがテンションは低い。「遅れてもいいから行ったら?」そう彼女は言うが、その言葉が逆にプレッシャーになる。同じ言葉でも、自分の状態によって追い風になったり向かい風になったりする。難しいところだ。彼女は12時半ころバイトに行ってしまった。その後は寝ないように本を読んだりネットしたりしようとするが、何をしようとしても集中力もなくすぐにやめてしまう。何もする気が起こらない。

15時頃、なんとか外に出て横浜に行って買い物をした。なんでもいいから外に出るのだ。外に出て動くのだ。追い詰められたように横浜の人込みの中を歩く。しかし頭の中は真っ白で何にも興味がわかない。ダイエーの前を通っても、せっかく優勝記念セールをやってるのだからウィンドウショッピングでいいから入ってみればいいのに、なにも考えられず素通りする。結局なくなりかけているプリンタ用紙を買っただけで帰ってきた。頭の働きが相当鈍っている。はっきりとした鬱とまでは行かないが、鬱が入っていることは間違いない。最初の一歩を朝一で踏み出せたら何とかなるのかもしれない。

夜になってもテンションは低い。今日は昨日より精神的に不安定だ。言いようもない不安感がこみ上げてくる。これからどうなってしまうのだろうか。