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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

夕方頃に、昨日面談をした研究所を担当していて、採用の連絡をいただいた営業から電話が入った。どうも今日の面談の様子を担当営業から聞いたらしく、「どんな感触でしたか?」と尋ねてきた。

「いや、相手の求めているものと私の持っているものの差が開きすぎて、ちょっとハードルが高すぎるので、結果がどうあれ実はもう昨日のところに決めてしまおうと思っているんですよ」

「あ、そうなんですか。ありがとうございます」

「ただ、先にこちらから断りの連絡を入れていいものかどうか、ちょっと戸惑っていて、相手の返事を待ってから、検討した結果こっちにしました、と言った方がいいのか、営業さんの顔を立てないといけないのかな、とかいろいろ迷ってちょっと判断できなくて」

「ええ、先にお断りするのは別に全然かまわないですよ。実は○○(今日の営業)も薄々そういう感触かな、というのは気づいていたみたいです。ただ、はまー様の方でちょっと言いにくい、と言うのであれば私の方から伝えておきますが」

「ありがとうございます。それではお願いできますか?昨日の案件はもう先に進めていただいてけっこうなので」

「わかりました。では私の方から伝えますが、多分本人からも直接確認の連絡がいくと思うので、よろしくお願いします」

てな感じで話は勝手に自分の楽な方に転がっていった。その後、今日の担当営業から電話があって、再度辞退の意思確認をした後、ペンディングになっている案件の担当営業にも電話した。

「やっと先方とアポがとれました!」

ああ、ごめんね無駄骨折らせて。

「すみませんが、昨日面談したところが、私は非常に気に入りまして、先方も私を気に入っていただけたようで、面談の後2時間か3時間くらいで採用の連絡が来たんですよ。それで、もうそこに決めてしまったので、申し訳ないですがそちらの案件は辞退させていただたいのですが」

「そうですか…、いや、いい職場が見つかってよかったです。もし今後また何かありましたらよろしくお願いします」

何かありたくないよ。今度決まったところで細く長くいきたいよ。


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