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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2007年1月5日

昨日は23時前に寝た。しかし、眠れない。昼間に寝てしまったのがいけなかったのか。しかし、昼間は立っているのも辛いほどしんどかったので横になってしまい、それはそれでしかたがなかった。それで夜は眠れない。頭の中をぐるぐると悪い考えばかりが巡り巡る。

今から2年ほど前、毎日毎日どうやって死のうか考えていた時期があった。それから自分にあった安定剤に出会い、その押しつぶされそうな希死念慮を伴う不安はなくなったのに、またそれが復活しつつある。早めに入院した方がいいのだろうか。

0時を過ぎても眠れないので、いったん起きて追加眠剤を飲み、PCに向かう。明日になるのが怖い。このまま地球が爆発して何もかもなくなってしまえばいいのに。自分の存在が消えてしまって、自分がはじめから存在しなかったように世界が変わってしまえばいいのに。そんな感情を供にして何かにおびえながら、何かから逃げ出したいけど逃げ出せずにぶるぶる震えているような、そんな恐怖が自分を襲う。

昔、調子が悪いのに無理やり会社に行っていた頃を思い出す。朝が特にしんどいこの病気は、朝早く出勤することが何よりもつらい。当然会社に来るのが昼前になったり、ということは日常茶飯事で、まだうつ病という病気も社会的に広く認知されてなかった10年近く前、「また重役出勤かよ」と嫌味を言われることもあった。こんなに辛いのに、精一杯がんばって起きて這うような思いで会社に行ってるのに、そんなことを言われたらやりきれない。会社へ行く億劫さが増す中、無理やり起きて通勤して、立っているのも辛くて何もかも捨てて逃げ出したい時、そこが歩道橋だったり駅のホームだったりすると、「楽になれる場所への道がここに大きな口をぽっかり開けて待っている」そんな気がしてふらふらっと吸い込まれそうになる。いや、飛び降りたことはない。でも歩道橋から飛び降りそうになったことは一度だけある。入院前のことだった。

ちなみに今のこの文章は、0時20分頃書いている。まだ寝る前の、眠れない時間に書いている。この時間はこんな不安で押しつぶされそうになっているのだが、どこかにそれを吐き出すことによって少しでも不安が軽くなればいいのに。そんな淡い期待を抱きつつ、今年は生きて新しい年を迎えられたが、来年は無理だろうなあ、そんな絶望感が自分を覆っている。それを洗いざらい書いてしまおうとしているが、支離滅裂だ。今の精神状態では、油断したらどこかに飛び込みかねない。

どうやら入院した方がよさそうな気がしてきた。とりあえず来週の診察まで様子を見て、それから主治医に相談しよう。

そして2時頃再び寝て、11時40分頃に起きた。起きるのもどんどん遅くなる。またしても負のスパイラルだ。起きたものの気力はない。やらないといけないことは色々ある。夕食の買い物にも行かないといけないし、年賀状の返事も出さないといけないし、生活費を銀行からおろして、あと健康保険料と市民税を払いにいかなくては。

しかし、なかなか動き出せない。16時をまわってからようやく外に出て、チャリで商店街まで行った。銀行でお金をおろしたはいいが、健康保険料と市民税の払込票を忘れてしまった。しょぼ〜ん。スーパーで夕食の材料を買って、えっちらおっちら坂を上って帰ってきたが、帰ってきたときには疲れ果てて、もう夕食を作る気力はなくなっていた。

妻が疲れて帰ってきた。忙しくてみんな残業していたが、妻も疲れていたのでそそくさと帰ってきたらしい。二人して調子を崩すとやばいのだが、これも負のスパイラルか。夕食を作ってないので近所のラーメン屋に行ったら、ラーメン全品が値上げされていた。しかもメンバーズカードを見せればラーメン大盛りなどのサービスがあったのに、そのサービスも打ち切られていた。この店、大丈夫かなあ。このラーメン屋がうちの近所で唯一まともな食い物屋なのに。もしここが閉店してしまったら、今日のように2人とも調子が悪いときなんかに困ってしまう。大打撃だ。味はかなりうまいのだが、いかんせん場所が悪いなあ。国道沿いにあるのに駐車場もないとは。なんとか生き残ってくれ。自分と一緒に。