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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は「大英博物館サウンドトラック」というちょっと変わったものを聴きながら寝たので、そのネタを。

私が大学生の時にバイトしていたカレー屋がサークルの溜まり場になっていて、しょっちゅうそこに入り浸っていた。そこにはテレビがあったのでテレビ番組を流してもいたが、マスターが自分の好きなビデオを流すこともあった。NHKスペシャルで大英博物館特集がシリーズであって、それがお気に入りだったらしく、そのビデオを何度も流していたので私も何度もリピートして見た。その番組で流れていた曲が好きだった。

大学を卒業してから、合唱団に入ったりボーカルアンサンブルのグループを結成したりして音楽活動をしつつ、何か楽器をやりたいと思い、一番手軽だと思ったオカリナを買ってきて吹き始めた。それでいろんな曲を適当に吹いていた。譜面がなくてもメロディーを覚えていれば自動的に指が動いてくれるというのは、やっぱりピアノを習っていたおかげで楽しい。

2001年4月のことだった。私が入っていた山岳会の仲間たちと1泊2日で伊豆にタケノコ掘りに行った。車4台で10人以上という大所帯で、タケノコ掘りをしたあとは、廃校となった小学校を簡易宿泊施設に改造した施設で宿泊。そこのグランドで、採ってきたタケノコやその他の持ってきた食材を調理してみんなで食べた。即興の音楽会があったり、天文マニアの仲間が持ってきた天体望遠鏡を覗いて解説を聞いたり。わいわい楽しかった。あの頃が懐かしい。

私はオカリナを持っていったのだが、他にはギターを持ってきた人、太鼓を持ってきた人がいた。太鼓の人はオーケストラでパーカッションをやっていたという本格派。そこで即興でセッションをやったりした。その後私が適当にいろんな曲をオカリナで吹いていたのだが、ふと上に書いた「大英博物館」のメロディーを吹いてみた。すると、山岳会の会員ではないが、三重県からゲストとして参加していた女性がびっくりして言った。

「私、その曲知ってます!」

え?本当ですか?と言うと、大英博物館の曲です。サウンドトラックのCDがあります。「式部」というアーティストが演奏してます。私、持ってます、とのこと。なんと、こんなところでそんなことがわかるとは。向こうもそんなマイナーなCDに入っている曲なんて誰かが知ってるとは思ってもみなかったようで、私がいきなり演奏しだしたから相当驚いたらしい。

帰ってきて、聞いたとおりCDを探してみたら、たしかにあったので買ってみた。聴いてみると、おお懐かしい、確かにこれだこれ。世の中にはこういう偶然があるものなんだなあ。この曲、YouTubeにころがってるかな、と思ったらあった。なんでもあるな。私がオカリナで吹いていたのはこの冒頭の「古歌(Voice of Time)」という曲である。冒頭だけでなく最後にも別のアレンジで出てくる。なお、タイトルが「ダイエー博物館店」となっているのはアップした人のジョークらしい。

私がはじめて入院した精神科の病院は田舎にあって、自然が豊かで広大な敷地で、私は散歩中にオカリナをよく吹いていた。それっきり吹いてない。その病院で知り合った妻の私の第一印象は「オカリナを吹く人」だったらしい(第一印象と言わないか)。今は吹きたくても近所迷惑になるから吹けないのだ。けっこう音が大きいし遠くまで飛ぶんだよな。どこか吹けるとこはないかなあ。


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