TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2020年8月10日

昨日は22時過ぎに寝た。メンデルスゾーンの詩編96と14、それにLauda Sionが入っているアルバムをかけて寝てみた。iTunesをよく探すと、合唱曲やらクラシックやらたくさんアルバムがあった。あまり詳しくないのに昔けっこうその手のCDを買っていたのだが、すっかり存在を忘れていた。CDは売ってしまったがiTunesには全部取り込んである。それを昨日サブのスマホに片っ端から転送していった。メンデルスゾーンはお坊ちゃまだったとか、曲もほのぼのとしていい。早々と寝てしまった。朝は7時の目覚ましで起きれず、8時を過ぎても起きれず、8時50分にやっと起きれた。今日からまた平日なので、できるだけ作業所に通うのと同じ生活リズムにしたいと思って、9時過ぎに家を出て図書館に行こうと思っていたのだが、出鼻をくじかれた。

しばらくPCをいじっていたが、しんどいと思いつつ「外に出なければ」と思って、10時15分くらいだったか、予定より1時間遅れで頑張って外に出た。歩いて20分ちょいといったところか。今日も暑さが厳しい。図書館まではいったん坂を登ってからしばらく歩いて、その後坂をずっと下っていかなければならない。帰りは当然その逆である。けっこうきつい。

図書館は空調が効いていてめっちゃ快適だった。山の日だからか、朝からけっこう人がいた。そこで涼みながらスマホを出してしばらくネットをしようかと思ったが、電波が入らない。そうだった、この図書館は電波が入らないのだ。入り口の近くに行けば入るのだが、中に入ると圏外になってしまう。コンサートホールみたいに遮断されてるのかなあ。でも図書館は対象だったっけ。そういう遮断装置の設置が認められているところは限られているのだ。ちょっと調べてみた。

どうやら、「電波を遮断する」という表現は正しくなかったようだ。実際には「妨害電波を出す」ということらしい。つまり、その装置を設置するのには無線局を開設する必要があり、それには総務省の免許がいる。それが許可される条件は限られている。誰でもどこでも妨害電波を出していいというわけではないからだ。許可されているのは、

劇場
コンサートホール
県民会館、市民会館、文化会館
運転免許試験場
病院の集中治療室等
データセンター
銀行のATM

といったところらしい。図書館は入ってない。単純に電波が入りにくいだけなのか(今どき)。本を探しながらスマホで詳しいことを調べようとしてもできなくて不便なんだよな。Wi-Fiを開放してくれないかなあ。区役所ではFree Wi-Fi使えるのに。

図書館でゆっくりするのは諦めて、借りてる本を返して1冊だけ借りてきた。

マスカレード・ホテル

東野圭吾「マスカレード・ホテル」

木村拓哉が出ていた映画にもなった東野圭吾の小説、と言うのは帰ってきて妻に聞いてから知った。聞き覚えのあるタイトルだからきっと有名なんだろう、と思ってはいたのだが、珍しく3冊も並んでいた。やはり流行った本だったのか。

もう1冊くらい借りたかったが、今週中に2冊読めるか自信がない。返却期限は2週間だが、来週になって作業所に復帰したら本なんて読む暇はなくなる。おまけに作業所から図書館までアクセスが悪いので、返しに行くのもめんどうになる。今週中に読んで今週中に返しに行こう。

とりあえず今日はこの本をずっと読んでいる。ホテルが舞台で、殺人事件が起こりそうだがまだ起こってない。殺人とは関係ないエピソードが2つ続いたが、これは本当に関係ないのだろうか。だとしたら「ホテルマンとは」みたいな、石ノ森章太郎の漫画「HOTEL」みたいな要素も含んでる。しかし何かの伏線かもしれない。ホテルが舞台というと、昔映画館で見た「有頂天ホテル」がおもしろかったな。あれはスラップスティックな喜劇だった。映画とはずっと遠ざかってるが、また三谷幸喜とか宮藤官九郎とかの映画が観たいのだ。レコーダーに撮りためた映画はけっこうあるのだが、いつ見よう?