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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は21時過ぎ就寝。寝付きもよく、夜中もよく眠れた。7時半になんとか起床。10時間もよく眠れるな。朝食後、スマホにいろいろ通知が来ていたので見ていたら、なんだかしんどさを感じてきた。昨日の疲れが残っているような気がする。これはちょっとやばい兆候なのでは?あの、今週復活してからまだ2日しか勤務してないんですけど、と誰かに文句を言いたくなる。はあ、なんでこうなるかなあ。

とりあえずちょっと横になってみた。しばらくしてから、これは強行突破はやばいだろうと思って作業所に欠勤連絡をした。はあ、まただめだよ。でも強引に行って1週間休むより、今日休んで明日からしっかり行けるほうがいいに決まってるだろう。今日中に回復するかな。それにしても21時と思い切り早寝をしているのに疲れが取れてないとは。こんなに早く寝てるせいで、夜の自分の時間がぜんぜん取れないというのに。やりたいこといっぱいあるんだけどな。

午前中はしばらく横になっていたが、少し気分がましになったので、本を読んでいた。おとなしく横になっているべきだったかと思ったが、あと少しだからと思って読み始めたら止まらなくなった。こういうところがいかんなあ。

というところで一田和樹「檻の中の少女」読了。サイバーセキュリティー絡みの犯罪の話だが、自殺サイト(とは違うが似たようなもの)とかいろいろな要素が入っていた。ん~なんか少し物足りない。物語としては少し浅く、最後の真犯人の幼少期からのバックグラウンドをだらだらと記述した部分はいらんのではないかなあと思った。技術屋からするといろいろ知っている専門的なことが出てきて馴染み深いのだが、2011年(8年前)の本なので技術的な内容は少し古い。エンジニアのセリフで、

「新しい技術と知識を身につけたと思うと、すぐに次の新しい技術と知識を学ばなければならない。知っていて当たり前、知らなきゃ無能呼ばわりされる。システムも正常に動いて当たり前、ちょっとでもおかしいと非難の嵐」

というのがあるのだが、まさにそういう世界であり、つまりこういう小説も少し時間が経てば古臭くなるというわけだ。しんどい世界だった。もう自分は戻れないだろう。10年ちょっと前は海外からハッキングされたサーバの解析とかやってたんだけどなあ。

14時半からは某福祉施設でリカバリー系のプログラムの予定だったのだが、昼食を食べてからおとなしく横になっていて、う~んこれはちょっと1日休まんといかんな、と思ってプログラムはキャンセル。最近欠勤とかキャンセルの電話ばっかりしているから気が滅入るのだが、今週の予定の中で一番優先すべきは明日の朗読の会の練習だから、今日はゆっくり休まねば。10月の本番まで練習はあと2回しかない。

サンデー毎日の不眠症の記事を読んだ。予想以上に短い記事で残念。だいたい知っていることばかりだったが、「寝室恐怖」という言葉は初めて聞いた。寝られない状態で布団の中で悶々と過ごすうちに「このままではまた眠れないかも」と悪循環に陥ることらしい。寝室恐怖を改善するには早寝をしてはいかんそうだ。最近は思い切り早寝をしているが、寝室恐怖ではないし眠れてるからまあいいだろう。「15分経って眠れなければいったん起きて、眠くなるまで寝室に入らない」と書いてある。15分で寝付けることのほうが少ないけど。自分の場合は1時間経って眠れなければいったん起きてるが、30分くらいにした方がいいのだろうか。

今日は寝たり起きたりを繰り返してその後過ぎた。あまり横になりすぎてもいかんが、しっかり休まなくてもならない。加減が難しい。

今日の動画。コンピューターセキュリティの本を読んだから、BUMP OF CHICKEN「Hello,world!」。「Hello,world」というのはいろんなコンピュータ言語の解説で、一番最初に「手始めにこの文字列を表示させてみましょう」という定番の文句である。このMVにもC言語のキーワードがちょっとだけ出てくる。


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