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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2019年2月

この日記は2001年から書いていて、記事数は4,200を突破している。途中で書く頻度が減ってしまって、2015年の後半はほとんど更新せず、2016年の4月から2年近く途絶えてしまった。2018年の1月に約2年ぶりにブログを再開したのだが、2月に入ってこのブログの本体である自宅サーバ用PCが故障したため、新しいPCを調達するまでの間、また数日更新がストップしてしまった。そして障害が復旧した去年の2月13日から再び日記を書き出してから1年。今日で365日連続で日記を書いてきたことになる。これは自分の記録だろう。

日記を再び書くことによって、少し自分が変わってきた。前は漫然と一日を過ごしていたのだが、「なにか日記のネタにならないかな」と日常生活の中でのいろんなことに気を配ったり、今日の出来事をできるだけ覚えておかないと、と意識していたりする。観察力や記憶力をトレーニングしているようだ。これは「できるだけ頭を使うために」と去年日記を再開する時に目論んでいたことで、そのとおりの結果を出していると思う。やはり書くことは意味があるし、書くまでのプロセスも意味がある。

ただ書き散らせばいいというわけではないが、継続は力なりという言葉もある。できるだけ、一行だけでもいいから毎日更新していきたいものだ。

AKB48「365日の紙飛行機」。ちょっと短いけど。「その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか」という歌詞がいい。私も日記が何日続くかということだけにとらわれず、内容で勝負したい。

今日は9時50分起床。朝一瞬目が覚めたが速攻で落ちてしまい、次に目が覚めたらもう9時40分。うわ~起きなきゃ~と思いつつ、寒いし布団の中が暖かくてなかなか出られない。10分経ってやっと起き、朝食を食べながらスマホで天気予報をチェック。

天気予報

最高気温5℃か・・・。寒いわけだ。早く暖かくならないかな。妻によると朝ゴミを出しに行った時は弱い雪が降っていたとか。基本的にうちは暖房を入れないのだが、最近はさすがにエアコンをつけている。電気代が心配だ。エアコンは冷房より暖房のほうが消費電力が大きいのだ。

昨日の夜から筒井康隆「壊れかた指南」を読み始めて、今日の夕方に読み終わった。約300ページの中に30編のショートショートが詰まった本。筒井流の不条理な世界や突飛な発想の奇想天外な話、正統派のSFや現代版昔話風(?)な話など、実にいろんなテイストの話がある。スピード感のある話もあれば、導入部分だけで終わってしまい「へ?」と思うような話もあるし、「この物語はここが一番おもしろく、続きを書いても予定調和に終わるだけなので、ここで終わる」といきなり終わる作品もある。自由だ。実験的な話も多く、何が面白いのかわからない話もあるがどうせすぐに終わる。途中から1ページか2ページで終わる本当に短いショートショートになった。こういう話ばかりを集めた本、昔読んだな。翻訳本だったけど、確か「Sudden Fiction」と書かれていたっけ。

昨日は外に出たけど、その前の日は寒いのを理由にして出なかった。今日は出ないと、と思っていたのだが、やはりめっちゃ寒いのでなかなか重い腰が上がらない。なまじっか暖房を入れてしまったためにますます腰が重くなっている。今日は買い物するものもないし、散歩に行くモチベーションも上がらない。最後の手段「何かうまいものを食べに行く」を使った。Twitterで毎週発表される、行きつけのカレー屋の週替りのメニューが自分の好きなものだったので、25分くらいかけて歩いて食べに行った。なんとか外に出られたけど、寒かったぞなもし。

カルビカレー

カルビカレー。カルビ肉とフライドオニオンが乗っている。美味でした。

今日の動画。打首獄門同好会「布団の中から出たくない」。今日の自分は禿同。偶然見つけた変な曲だが、どうやらコミカルなヘビメタバンドのようだ。それにしてもなんだこの曲は?そんなに寒いんだったらアイス食うなよ。アニメはかわいい。

朝目が覚めて時計を見たら9時40分。う~んたっぷり寝た~。と言ってる場合ではない。窓の外を見たら雪は残ってないようだ。

朝から本を読んでいたが、昼前から今日はちょっとお手伝い。物干し竿を取り替えてストッパーをつけ、風で飛んでいかないように紐でくくりつけたり、部屋や廊下に掃除機をかけたり、以前光療法のために買ったでっかい電気スタンドのような照明器具を、ぜんぜん使ってないのに居間のテーブルを占拠していたのでばらして箱に入れて天袋にしまったり、というようなことをしていたら疲れてしまった。

妻がAmazonで注文していた本が届いた。

苦手な人とのつきあいが楽になる本

女子の人間関係から身を守る本

妻は内向的で、対人関係が下手でずっと昔から苦労してきた。最近ちょっと苦手な人を相手にしないといけないシチュエーションがあって悩んでおり、こういう本を買ってみたらしい。こういう「ハウツー本」的なものは私は否定しないし、自分もけっこう読んだ口ではあるが、読んだ時は「ふむふむそうなのか」と思っても、実際にはなかなか実践できないことが多い。もっとも、だからと言って心理学の専門書を読んでも、もっと実践には向かないと思うけど。

昼過ぎから妻と商店街へお買い物。セブンイレブンに行ってスーパーに行って100円ショップに行ってドラッグストアに行って、ふたりで買い物袋を3つとティッシュとトイレットペーパーをぶら下げて帰還。血糖値が上がるから甘いものは控えないと、と思いつつ今日も買ってしまった。それにしても今日も寒い。

雪見だいふく

冬に食べるアイスの代表。ちなみにこの時期だけ「ふく」の字が大きく書かれているというのは豆知識である。

夕方には「鍵のない夢を見る」を読み終わった。昼にアップした日記には「よくわからない」と書いたのだが、最終話は淡々とした中にハラハラしたものを感じながら読み進めて、最後にはジーンとしてしまった。やっとのこと子どもを授かった女性が必死に赤ん坊を育てるという話だった。今更ながら母親って大変。ここに書かれていることはとても大変な日常だけど、それが赤ん坊のいる母親にとっては当たり前のことで、「みんなやってること」で片付けられてしまうというのが、自分とは関係ない対極にあることなのにとても悲しく思える。私には子どもがいない。子育ての経験がない。親になれなかった自分たちは、いつまでも子どもなのかもしれない。

今日の動画。だいふくの「ふく」にかけて、福耳「惑星タイマー」にしよう。オフィスオーガスタという事務所に所属するアーティストで構成されたユニット「福耳」。これはその中でも一番好きな曲。楽曲提供はスキマスイッチ。参加しているのはスキマスイッチ、山崎まさよし、スガシカオ、杏子、元ちとせ。いい声のシンガーばっかりだ。杏子のハスキーボイスが好き。

昨日の夜から辻村深月の「鍵のない夢を見る」を読んでいる。ちょっと歪んだ友情や愛情で悩む女性が描かれている短編小説集。こういう人間関係の微妙な機微を描く小説というのは、自分はちょっと苦手、というかよくわからないことが多い。多分鈍感なんだろう。ミステリーやらSFやらのわかりやすいストーリー展開、次はどうなるんだろうとわくわくしながらページを繰る手が止められない、そういう小説でないと面白いと思えないのかな。淡々と話が続いていき淡々と話が終わる。その「淡々」に退屈してしまうのだろうか。たまには意外な結末で終わることもあって、その時はあっと思ったりはするのだが。この本は直木賞受賞作なのだが、その良さがわからないというのは自分はどこか鈍いのだろうか。いや受賞作といっても世間的な評価というより単なる選考委員の評価である。それだけで一般化してもしかたがないだろう。流行語大賞もたった5人で決めてるのだ(それはちょっと違う)。単なる好みの問題だということにしておこう。

実は先日の朗読の会で「坊っちゃん(抜粋)」の練習をした時に、3年ぶりに顔を出したという若い(と言ってもおそらく30代くらいの)女の子が、「坊っちゃんのおもしろさがわからない」と言った。みんなは「個性的な先生のあだ名を付けるところ」とか「いたずらする生徒とやり合うところ」とか、私は「最後は悪いことをした赤シャツとかに鉄槌を下す勧善懲悪なところとかですかね」などと適当なことを言ったのだが、こればっかりは自分の感性との相性があるから、「これは名作だからおもしろいと思え」などと押し付けることはできない。

そう言えば昔どこかで読んだのだが、「人はそれぞれ好みがあるから、他の人がいいと言っているものをいいと思えなくても一向にかまわないが、世の中の大多数の人がいいと言っているものをいいと思えない時は、少し自分の感性を疑ったほうがいい」とあった。大きなお世話だとも思ったが、疑って出てくる結論は「自分はちょっと変わってる」なのだろうか。

とか思いつつ、でも一応読んでいるのだ。これまで読んだ芥川賞受賞作の「蹴りたい背中」「火花」「スクラップ・アンド・ビルド」なんかはとても面白かったので、私の好みは芥川賞で、直木賞はいまいちなのかもしれない。でも自分は純文学より大衆小説の方が好みのような気がするのだが?まあ賞にはこだわらないことにしよう。名作かどうかは自分が決める。と言いつつ次に予約する本を受賞作からチョイスしていたりするのだが。

今日は7時半起床。いつもよりも早いが、実は昨夜は最近にしては珍しく、あまりよく眠れなかった。夜中に夢を見ていた。次から次へと素敵なメロディーが流れてくる。これは自分が作曲したのだ。そうだ、今これを聴いているのは夢の中だから、起きたら書きとめておかなくては。夢の中にいることを自覚しているが、本当はそんな素敵なメロディーが浮かんでいるわけではないのだろう。そのまま目が覚めたが、起きてから数秒くらいだったか、まだメロディーが聞こえていた。あれ?と時計を見たら0時半。その時に音はやんだのだが、これは久々に幻聴かもしれない。そしていや~な身体感覚が自分を襲う。やばい、幻聴とこの感覚は金縛りの兆候だ。それを回避しなくては。比較的金縛りにあいにくい横向きの体勢になり、構えて寝ていたら金縛りにはあわなかったが、眠りが浅く何度も目が覚めた。朝も6時くらいには目が覚めていたが、寒いから布団の中にいて、7時半に起きてきた。

関東一円は最強寒波による雪の予報で警戒態勢。窓の外を眺めると、雪は降っていなかったが向かいの家の屋根にうっすら雪が積もっている。夜のうちに少し降ったようだ。とか思っていたが、10時頃ふと外を見るとけっこう雪が降ってきた。明日凍結してないといいのだが。

雪模様

「ここはボツコニアン2」を読み進める。本格ミステリーとは全く違うRPGのふざけた世界。作者遊びすぎ。宮部みゆきは大のゲーム好きで、実際にRPGのストーリーも書いたことがあるとか。読んでて「自分も双子の姉がほしい」とか思ってしまった。午前中に読んでしまった。3巻に続くのだ。また次も借りてこなくては。

続いて羽田圭介の「スクラップ・アンド・ビルド」を読んだ。短いので夕方までには読み終わった。「早くお迎えがきてほしい」という祖父の願いを叶えるために、わざと過剰な介護をして弱らせ、死に至らしめようという歪んだ尊厳死の話。人は痛くても苦しくても、その先に待っているのが「死」だけだとしても生きないといけないのだろうか。介護が必要になり、他人の世話にならなければ自分では何もできなくなったとしても、のうのうと生き続けないといけないのだろうか。そういう疑問に一石を投じたような話。

ふと将来のことを考える。自分たちに介護が必要になったらどうしたらいいのだろう。私たちには子どもがいない。老老介護にならざるを得ないのか。今でも障障介護に近いのに。そんなことをぼんやり考えながら読んでいたが、寝不足感のためか集中力が足りなくてすらすらと読み進められなかった。

今日は超寒い。6日連続外出しているし、最近は体を冷やすと体調がすぐに悪くなる傾向があるので今日の外出はお休みにした。また明日から頑張ろう。

それはそうと、16年使った物干し竿が、端っこのプラスチックの部分が壊れてなくなってしまったり、金属の部分が剥がれてしまったりして劣化が激しいのでAmazonで新しいのを買った。どうやって梱包されてくるのかと思ったら、こんな風に来た。プチプチでくるまれてるのかと思ったが、さすがにそれはなかった。今の物干し竿は粗大ごみに出すようにネットから手配。メールアドレスを登録してあるので、住所や収集場所を入力しなくて済むのは便利だ。粗大ごみシールを買ってこなくては。

物干し竿

今日はもう一つ荷物が届いた。妻が通販カタログで見つけた非常時用の簡易トイレ。20回分だが、2人とも一日中家にいるのでこれだと2日はもたないなあ。もう少し災害対策を見直さなければ。一応水は60リットル常備してあるが、非常用持ち出し袋の中身を点検しようと何年も前から言ってる気がする。

簡易トイレ

今日の動画。雪の曲はいくつもあるのだが、レミオロメン「粉雪」にした。去年の大晦日の「ガキの使い 笑ってはいけない」のエンディングで替え歌にされていたが、「この神聖な曲をそんな替え歌にするんじゃない!!!」と思ってしまった。