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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年2月12日

今日は9時10分起床。昨日の動画のごとく布団の中から出るのがつらい。夜中に夢を見た。昔所属していた合唱団のお食事会に久しぶりに顔を出した。そこは顰蹙を買う辞め方をしたのだが、その時に一番迷惑をかけた女性がそこにいて少し決まり悪かった。しばらくするとその女性はいなくなった。この合唱団は時々夢に出てくる。

昼過ぎからお出かけ。区役所に市県民税の申告をしに行かないといけなかったので、ついでに図書館に寄ってから行こうと思い、読んでしまった本5冊をカバンに詰める。そのうち3冊は単行本なのでけっこう重い。てくてく歩いて図書館へ行ったところ、

「休館日」

の文字が。ひょえー!そうであった。今日は休館日ということをちゃんとGoogleカレンダーにも表示させて今朝チェックしたのにすっかり忘れていた~。1ヶ月に1日の休館日を、しかもチェックしてあったのに忘れたとは、もう頭がイカれているのか。あまりのショックに、そこから区役所まで歩くつもりだったのにバスに乗ってしまった。坂を登る気力が失せた。

区役所で無事市県民税の申告を終了。役所から送付されてきた申告書に記入して出したのだが、自分の苗字の漢字を間違えてしまって、これで大丈夫かなあと心配だったがモウマンタイだった。なんで自分の名前を間違えるのか、これまた頭がイカれているのかと訝るかもしれないが、これには理由がある。

私の苗字に含まれる漢字は数種類のバリエーションがあって、例えば「さいとうさん」を例にあげると、戸籍・住民票は「齋藤」と難しい字だが、めんどくさいので普段は「斉藤」で済ませてる、というまあそんな感じである。普段は簡単な字を使ってるが、公的な文書には正しい字で書かないといけない。ときどきそれを間違えるのだ。妻は結婚した時に「何この漢字?」と思ったらしい。今でも時々書き方を忘れそうになるようだ。

ところでやはり「さいとうさん」を例に出すと、難しい字でも「斎藤」「齋藤」「齊藤」と数種類ある。私の苗字も同じく難しい方の字は数種類ある。以前はPCでも携帯でも表示されないマイナーな字だったのだが、それを書くとたいてい「よく見かける難しい方の字」に間違われる。これが最も嫌いなパターンなので、できるだけ簡単な字で済ませている。

ただし最近ではけっこうややこしいことになっている。昔作った銀行口座の名義は簡単な字なのだが、いつからか口座を作る時は身分証明書が必要になって、そうすると免許証に書かれてあるとおり難しい漢字を書かないといけない。なので通帳によって字が違っている。健康保険証も、会社員時代は簡単な字で通していたので保険証もその字だったのだが、国民健康保険に変わってから住民票の漢字になったので、病院のカルテ(診察券)も初診の時にどの保険証を出したかによって漢字が違うのだ。最近はPCでも自分の漢字が表示されるようになったので、病院のシステムでも正しい字が使われるようになった。でも時々間違って別の字を書かれるが。

区役所から帰る途中、今日も寒かったのでコンビニで温かいコーヒーを買ってしまった。「PREMIUM BOSS微糖」。ホット一息。日本列島を最強寒波がずっと襲っているらしいが、いつになったら暖かくなるのだろうか。

缶コーヒー

妻が通院帰りにビアードパパでお菓子を買ってきた。シュークリームではなく、期間限定のチョコのお菓子。太らせて食う気か。

ビアードパパ

ビアードパパ

半球のチョコクッキーの生地の中にチョコクリームが入っている。クリームはおいしかったけど、外側の生地がちょっと固くてそこは残念だった。もう少ししっとりしてたら良かったかな。

今日の動画。朝アップした記事にも動画を載せたが、せっかくだからもう一回載せよう。德永英明「最後の言い訳」。漢字を間違えたのを言い訳しているという繋がりもあるが、「永英明」でなく正しくは「永英明」だという「難しい漢字繋がり」である。彼も私と同じような経験をしてきたに違いない。

昨日の夜に中島らも「さかだち日記」を読み始めた。最初は中島らもと野坂昭如との対談から始まるのだが、アル中のふたりがアルコールを断ってから何ヶ月で今はどうだ、という話をしているのを読んで、この本が「逆立ち日記」ではなく「酒断ち日記」だと知った。そして対談は数ページで終わり、本当に中島らもの「日記」が始まった。これがこの本のメインコンテンツなのだが、正直ただの日記でつまらない。

さかだち日記

他の人のブログを読む感覚で読んでいたが、その辺のブロガーの方がおもしろいんじゃないかな。もしかすると、元々は人に読ませるために書いた日記ではなくて自分の記録だったものを出版したのかと思ったが、そうではなく「月刊現代」にリアルタイムで掲載されていた正真正銘の作品だった。途中でやめようかと思ったが、せっかく借りたし他に読む本もないので頑張って最後まで読んだ。それにしても忙しい人だな。マルチに活動していた人だったから、やってることがバラエティに富んでいる。でも酒絶ちの話はあまり出てこない。

本の最後はまた野坂昭如との対談。今度はアルコールの話は出てこずに、ひたすらバイアグラの話で猥談が延々と続く。野坂昭如ってこんな人だったの?

この日記は2001年から書いていて、記事数は4,200を突破している。途中で書く頻度が減ってしまって、2015年の後半はほとんど更新せず、2016年の4月から2年近く途絶えてしまった。2018年の1月に約2年ぶりにブログを再開したのだが、2月に入ってこのブログの本体である自宅サーバ用PCが故障したため、新しいPCを調達するまでの間、また数日更新がストップしてしまった。そして障害が復旧した去年の2月13日から再び日記を書き出してから1年。今日で365日連続で日記を書いてきたことになる。これは自分の記録だろう。

日記を再び書くことによって、少し自分が変わってきた。前は漫然と一日を過ごしていたのだが、「なにか日記のネタにならないかな」と日常生活の中でのいろんなことに気を配ったり、今日の出来事をできるだけ覚えておかないと、と意識していたりする。観察力や記憶力をトレーニングしているようだ。これは「できるだけ頭を使うために」と去年日記を再開する時に目論んでいたことで、そのとおりの結果を出していると思う。やはり書くことは意味があるし、書くまでのプロセスも意味がある。

ただ書き散らせばいいというわけではないが、継続は力なりという言葉もある。できるだけ、一行だけでもいいから毎日更新していきたいものだ。

AKB48「365日の紙飛行機」。ちょっと短いけど。「その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか」という歌詞がいい。私も日記が何日続くかということだけにとらわれず、内容で勝負したい。