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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2007年5月29日

昨日はリアルグループのコンサートに行ったので、遅くなってしまった。1時頃に寝て、7時半に起きた。睡眠時間は6時間半か。まあまあだろう。昨日が5時間だったので、睡眠時間が短い状態が続くと、また精神的におかしくなっていくところだった。睡眠は精神病のバロメータなのだ。朝起きて朝食を食べつつ、今日の転職コンサルタントとの面談に備えて、懸案事項をまとめた。

 

午前中は転職の面接対策の本を読んで過ごす。これは本当に役に立つ。単なるハウツーとかマニュアル本でなく、むしろそれを真っ向から否定しているのだ。転職コンサルタントという、企業側からも転職希望者からも本音を聞ける立場だからこそわかる「面接の神髄」が書いてある。はあ、目から鱗だ。

 

昼前に家を出て、とりあえず渋谷に出た。しばらく渋谷なんて行ってなかったのに、まさか2日連続で渋谷に行くことになるとは。とりあえず渋谷で昼食を食べ、人材紹介会社がある外苑前まで銀座線で移動。場所は地図を見ると駅からすぐで、時間に余裕を持って出たのでしばらくスタバでキャラメルマキアートを飲んで携帯からメールを打ったりしていた。

 

時間になって人材紹介会社を訪問し、はじめて「転職コンサルタント」とか「転職エージェント」と呼ばれる人に会った。まずこの人は私に何をしてくれるのだろう。まずそれを説明してくれたのだが、普通は履歴書を自分で書いて送って、書類面接の結果がOKだったら面接を受ける、という手順で転職活動は進む。しかし、人材紹介会社に登録しておけば、それを代行してくれる。

 

代行するというのは、どういうことか。自分のキャリアやスキル、希望する勤務地や待遇などを事細かく伝えておき「こういう人材がいる」ということを人材バンクに登録する。そして企業とのマッチングを行って転職希望者に会社を紹介し、希望すれば応募となる。その応募だが、書類応募は人材紹介会社が代行してくれる。自分で履歴書を書く必要も送る必要もない。そして書類選考の結果は企業から直接来るのでなく、人材紹介会社が知らせてくる。そして書類選考が通って面接を受けることになったら、はじめてその会社に自分で足を運んで面接を受けるのだ。

 

そして、その面接の結果も直接企業から来るのでなく、人材紹介会社から来る、と言うことだ。つまり、自分は連絡をもらって面接を受けに行くだけなのだ。まさにエージェント=代理人ではないか。こういう職業があるんだなあ、ぜんぜん知らなかったよ。

 

私の最大の難関は、「残業ができない」という条件がついていることだ。とりあえずどこかの会社にクローズドで潜り込み、自分のスキルを認めてもらうことを決めたので、残業ができない理由は「妻が障害を負っており、そのサポートのために家に早く帰らないといけない。だから自宅からのアクセスがよくて残業がない仕事を希望」というストーリーにしている。その条件それさえクリアできたら、今まで培ってきたものが私にはある。まだまだ若い連中には負けていられない!

 

帰りに妻と合流し、妻の実家でしばらく過ごす。義姉からインターネットのメールの設定がよくわからない、というので設定してあげて、姪はペイントでの操作方法でわからないことがある、というので教えてあげた。すっかりヘルプデスクである。その後4人で近くのラーメン屋で食事して帰ってきた。あまり疲れを感じない。体力が徐々に回復してきているようだ。この調子が続けばいいのだが。