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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年8月8日

昨日寝たのは23時頃。そして起きたのは5時。4時頃に一度目が覚めた。今朝も部屋の整理から始める。手紙と写真に手をつけてしまった。なかなか進まないのだ、これが。手紙やら写真やら、ついつい懐かしくて見入ってしまう。いかんいかん、とっとと整理して段ボール箱に放り込む

。部屋のゴミを出してから、新居に行ってそっちのゴミも出す。段ボールがいっぱいあるので、少しずつ出していくのだ。家に戻ってきてまた整理。毎年会社から薬が支給されていた(今はなくなった)が、ぜんぜん使わないのにたまっていたので一気に捨てたり、いろいろな書類を整理して古いものを捨てたり、やはり引越というのはこういうものを整理するいい機会である。1年に1日くらい、こういう整理の日を作ってもいいかもしれない。

なんだかんだやっているうちに9時になった。今日は朝から散髪に行って、それからフォトウェディングに行くのだ。開店は10時からだっけ10時半だっけ?と思って行きつけの散髪屋に電話したら誰もでない。まだ誰もいないのかな、と思って今度は9時半頃に再度電話したがやはり出ない。むむむ、ひょっとして今日は店の夏休みでお休みなのか?そう思って他の片づけをちょっとやってから、とりあえず家を出た。横浜に10時くらいに着いたので、もう一度電話する。やはり誰も出ない。やはり休みだ。

これではわざわざ電車で行きつけの散髪屋へ行っても無駄足を踏むだけなので、横浜の散髪屋へ行った。長さはあまり変えずに整えてもらうだけだったので、30分くらいで終わった。予想外に時間が余ったので、ヨドバシで無線LANのアクセスポイントと子機のセットを買っていったん家へ帰る。IEEE802.11g対応で理論値が最大54Mbpsの規格だ。引っ越したら電話のモジュラージャックとPCまでが部屋をへだてて遠くなるので、今の状態では電話の横にADSLモデム(ルーター内蔵型)を置いて、そこからLANケーブルをずるずると引っ張らないといけない。それが嫌なので、無線LANを導入することにしたのだ。それならば引っ越してからでもよさそうだが、引っ越したらADSLの接続状況も変わるだろうし、そこで何らかの不具合があったときにADSLか無線LANのどちらの問題か切り分けるのが難しい。とりあえず今の環境で無線LANに移行しておいて動作確認をしようと思ったのだ。

家へ帰って、「らくらくセットアップマニュアル」を読みながらセットアップをする。無事つながってメールもWEBも見れることを確認し、すぐにフォトウェディングの会場に向かう。場所は関内駅から歩いて10分くらいのところだ。申し込みに行った日は雨でずぼんも靴下もびちょびちょになった。今日は本番だし、濡れたくないな、そう思っていたら、横浜駅で京浜東北線を待っているときに思い切り雨が降ってきた。しかもかなりの横なぐりだ。あああ、もう台風がやって来たのか。電車に乗って降りしきる雨を見ながら、これはタクシーに乗るしかないな、そう思った。関内よりも桜木町の方がタクシーを拾いやすいと思い、桜木町で降りてタクシーで乗りつける。しかし桜木町の駅を降りたときには雨はすっかりやんでいたのだ。なんなんだ、いったい?

撮影は14時からで、新郎は13時半まで、新婦は12時半までに行かなければならない。私が着いたのは12時50分頃で、すでに彼女はメイクの真っ最中だった。物珍しいので見物する。彼女の母親も来ていて2人でずっと見物していた。2人で写真を撮りまくっていた。メイクの過程を見るのは初めてで、なかなか手が込んでいるものだなあ、と思った。彼女は普段はすっぴんに近いのだが、できあがった顔は思い切り厚化粧で別人のようだった。NOVAに通っていたとき、女性が化粧をするのを「put on face」と表現する、と講師が言っていたのを思い出した。なるほどなあ。

彼女のメイクが終わるといよいよ衣装を着る。私は生まれてはじめてタキシードを着た。いやあ、病院でダイエットに成功していてよかった。2人で式場の祭壇(なのかな?)の前に立ち、最初はプロのカメラマンが10枚くらい撮ってくれた。その中から1番よいものを送ってくれるのだろう。だが、それで終わりではない。この式場のサービスはここで終わりなのだが、この場所には1時間いてよく、その間自由に写真を撮っていいのだ。撮影前には彼女のお姉さんとその娘さんも来ていたので、とっかえひっかえ写真を撮りまくる。結局今日だけで70枚以上写真を撮った。デジカメなので気軽に取れるのがいいところだ。それにしても、私はずっと固まっていた。自分ではそんなに緊張していないつもりだったのに、実はかちこちだったようだ。みんな「堅い堅い」と連呼していたので、そうとう緊張していたのだろう。

その後5人で元町のレストランで食事をする。私はおなかがすいてないのでコーヒーだけ頼む。食事が終わった後、台風も来るとやばいからさっさと引き上げる。帰りはバスで帰った。ちょうどみんな座れたのでよかった。実はこの時点で私は相当疲れを感じていた。最近ではあまり疲れを感じなくなっていたのに、やはり極度の緊張のせいだろう。知らないうちに相当体に力が入っていたように思う。それから小学校1年生の彼女の姪の相手をしていたのも原因だと思う。いつもなのだが、やたらテンションの高い子で、相手をしているととても疲れるのだ。気疲れ、というやつである。自分が疲れないためには、自分に入ってくる情報をどんどん流していく、というのが効果的だ、と入院中にわかってだいぶそれができるようになっていたが、子供の相手をしているとそれができない。いちいちいろいろ気をつかってやらないといけない。でも職場に戻ったら気をつかわないといけない場面はいくらでも出てくるだろう。デイケアに通っていると、緊張するとか気をつかうとか、そういう類のストレスにはあまり晒される機会がない。こういう場で少しでも慣れておかないと。バスの中で目を閉じて密かに自律訓練法をやるが、やはり外ではなかなかできない。

帰りにみんなに新居に来てもらう。まだ大きな家具や家電が入ったところで引っ越す手前なので、一番きれいな状態かもしれない。広いキッチンやリビングは好評だった。しばらくみんなでわいわいした後、彼女の母親とお姉さん、姪は帰って行った。その後、疲れたので私はぐでっと横になって自律訓練法をみっちりやった。今日の疲れは強烈だ。なかなか疲れがとれてくれない。さっさと休みたいし、台風が襲ってくると帰りもめんどうなので、早々に新居をひきあげることにし、彼女はそのまま実家へ、私は自分の家へ帰ってきた。

帰ってきてからさっそく写真をPCで見てみる。ううう、彼女はメイクのせいもあって顔がやたら白いのに、私はやたら黒いのだ。近づいて撮った写真はまだましなのだが、少し離れて撮った写真はフラッシュが届いてないのだろう。私の顔が本当に真っ黒である。もともと地黒なのに、デイケアでソフトボールやら園芸やらやっているおかげですっかり日焼けしてしまったのが大きい。たくさんの写真の中から数枚をピックアップして、画像を編集するツールを使って補正したりした後、そのソフトの機能を使ってHTML形式のフォトアルバムを作成し、自分のHPの中に隠しページとしてアップする。

しかしFTPをしている最中に気がついたが、異常に遅い。おかしい、無線LANの設定が何か悪いのだろうか。速度を計測できるサイトで計ると180kbpsしか出ていない。もう一度セットアップマニュアルを見ながらどこか間違ってないか調べる。とりあえずアクセスポイントの設定をしてみようと思って設定アプリを起動したところ、なんと「アクセスポイントに接続できません」と出てくる。なんだなんだ「接続できません」てのは。低速ながらちゃんと無線でネットがつながっているので接続はできているはずなのだが。ヘルプを見ながら、ウィルスバスター2003の場合はファイアウォールをアンインストールしろだの、IrDAを無効にしろだの書いてあるのでその通りにしてみたが、事態は改善しない。いったいなんなんだ?サポートに電話したが時間外を告げるアナウンスが流れていた。月〜金は9時半から19時、土曜日は9時半から12時と13時から17時までらしい。明日は土曜日なのでとりあえず電話してみようかなあ。あ、しかし明日の午前中は新居のコンロがつかない件などの不具合を見に業者が来るのだった。午後から夜は歌の練習だ。う〜んまあいいや、来週電話してみよう。今日のところは前の通り有線LANに戻した。とたんにネット接続が速くなる。やはりブロードバンドはこうでなくちゃ。それにしても、引越前に無線LANを買って試してみておいてよかった。

いろいろやっているうちに、けっこう時間が経ってしまった。今日は早目に寝ることにしよう。そうそう、友達に「結婚式場で写真を撮っちゃいました」メールを、URL入りで送ってみようかな。私が結婚することは、ある程度の友人はメールやら日記やらで知っているが、知らない人も多いに違いない。きっとびっくりすることだろう。今日はそれを送ってさっさと寝よう。明日は午前中に業者が来た後、13時から17時までボーカルアンサンブルの練習、そして18時半から21時まで合唱団Pの練習なのだが、なんか台風が直撃しそうで大丈夫なのかなあ。まあ、自然には逆らえないから、あまりにも身動き取れないようだったらいさぎよくあきらめるしかない。今の自分は、「今日の疲れを明日に持ち越さない」ということを心がけるだけだ。夜になってもけっこう疲れが残っているのだ。一晩寝て回復しますように。