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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年5月14日

今日も何もできなかった。「太鼓の達人」をやったくらいだった。

ものすごく調子が悪くてまったく動けないのなら自分でも納得がいく。でも、そういうわけでもないのだ。朝、今日は行けるかも、がんばれば行けそうだ、そういう微妙な状態のところで、やっぱり行けなかった自分が悔しく情けない。行けなかったのか、行かなかったのか。自分でそれがやっぱりわからない。「実は行きたくない自分」が存在することは認めている。そこを承知した上で、自分の本音と折り合いをつけて行動に移す。その段階がまだできない。弱い自分に負けてしまう。

そして夜になり、今日も一日無駄に過ごしたことが途方もなく悲しくなる。ふつふつと湧き上がる自己嫌悪。この自己嫌悪からも逃れられないのか。自分の人生、これからどうなってしまうのだろうか。このまま自分はダメになってしまうのか。社会からドロップアウトしてしまうのか。不安で頭がいっぱいになる。

外では雨が降っている。前にも書いたが、雨が降ると男声合唱曲「雨」を思い出す。

 雨の音が聞こえる
 雨が降っているのだ

 あの音のように
 世のために働いていよう

 雨があがるように
 静かに死んでいこう

世のために働くことができない自分。
できるのは、せめて静かに死んでいくことくらいか。