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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年5月19日

今朝は8時に起きた。いや、その前にも何回か目を覚ましていたのだが、時計も見ずにまた寝ていたのだ。おそらく5時とか6時とかに目を覚ましていたことだろうと思う。いつもならその時点で起き、また寝てしまうところなのだが、今日はあえて目が覚めても起きださなかったのだ。パターンを変えてみた、というところだ。今日こそ病院に行って薬をもらわなきゃ、と思ってたので、8時頃に起きて、そのいきおいで一気に用意をして家を出よう、そう思っていた。

で、実際に8時に目が覚め、起きた。そう言えばゴミが溜まっている。ポリ袋が4つも。8時半までには収集にくるのに、最近ぜんぜん出せないでいた。「出さなきゃ」と思ったが、体は重い。が、なんとか片手に2つずつポリ袋を持って、小雨の降る中ゴミ収集所まで走って行って戻ってきた。

そして戻ってきて、これから病院に行かなくちゃ、そう思ったのだが、ふと頭に浮かんだのが「ありえない」という言葉。なぜこの言葉が浮かんだのか?CMで誰かが言ってたっけ?自分の気持ちとしては「行かなくちゃならないんだけど、とてもじゃないが体が動きそうにない」という感じなのだが、それを体現した言葉として頭に浮かんできたのだ。「ありえない」

そう、そして実際にそれはありえなかった。ゴミを出しに行くだけで全エネルギーを消費しつくしてしまったかのようだった。戻ってきた私は布団にぶっ倒れ、そのまま永眠。あ、いやいや長い眠りについたのだ。

気がつけば16時をまわってる。「え?」ほんと、ありえなかった。昨日も調子が悪かったが、今日もそれに勝るとも劣らず。そうそう、入社2年目くらいだったか、会社の開発チームのミーティングで、その頃はあるパッケージ製品の開発に携わっていたのだが、リーダーが「他社製品に『劣るとも勝らない』ものを作ろう」と真顔で言って、こっちは心の中でずっこけたことがあった。いや、ほんと今日の調子は昨日よりも「劣るとも勝らない」という方が正しいかもしれない。