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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日はまた調子を崩してしまった。昨日は確か22時半頃寝て、夜中はぐっすり寝た。トイレに起きてもう一度寝ようとしたが、時計を見るともう8時前だ。ありゃりゃ、もうこんな時間か、もう一度寝るのはやめて朝食を食べる。が、なんかだるい。鼻水がまたじゅるじゅる出てきて喉が異常に痛い。また風邪か〜?とにかくもう一度寝る。彼女は10時からバイトなのだが私が寝てる間に行ってしまった。

そして今日は13時からボーカルアンサンブルの練習があるので11時半くらいに家を出ないといけなかったのだが、見事に爆睡してしまっていた。メンバーからの電話で起きたのが13時20分頃。どうにもこうにも体がだるい、というか今日は鬱が入っている。今日は休む旨を伝えて、昼飯を食べることにする。何か買いに行くのもだるかったので、家にあったカップヌードルで済ます。そしてまた横になる。

しかし、無性に何か食べたくなってきた。結局コンビニに行ってアイスを買ってきて食べ、それでも満足できずにしばらくしてからまた今度はスナックとチョコを買ってきて食べてしまった。やばい、こんなに間食していたらまた太ってしまう。過食が入ってきているのだろうか。やばいやばい。

夜になってもだるさは抜けない。う〜ん、まだ調子は取り戻せていないようだ。明日は休みだからなんとか回復させたい。

昨日は22時半ころ寝たっけな。割と寝つきはよく、朝までぐっすり眠れた。そして見事に寝坊してしまった。彼女に起こされたのだが起きれなかったのだ。調子が悪いとかいうわけでなく、単に眠たくてまた眠ってしまっただけなのだが。ちょっと最近調子があがってきているのに、なんだかたるんでいる。

午後から行こうかと思ったが、今日も休むことにした。なぜかというと、今日のデイケアは特別プログラムで、午前中からみんなで料理を作り、お昼にみんなで食べて解散、という予定なのだ。のこのこ昼から出て行くのは、作るのに参加していないのに食べるだけ食べに来たみたいでちょっとばつが悪い。というわけで今日も昨日に引き続きお休み。たるんでるな〜。来週からしっかりしなきゃ。

今日も彼女のバイトが休みなのでのんびり過ごしてしまった。夜は前から行きたいと言っていた餃子のお店に行って餃子を食べまくる。本当に餃子オンリーの店で、横浜ウォーカーにも前に載っていたし、彼女がバイト先の人からお薦めの店として話を聞いてきて、場所もそんなに遠くないからぜひ行ってみたい、と前から思っていたのだ。噂に違わずうまかった。しかも安かった。今度また行ってみよう。

昨日手に入れた生茶パンダもどきのパペットを、リビングのテーブルの上のかごに入れてみたら、なんだか妙にマッチした。う〜ん、なごむのだ。
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昨日は寝つきもよくぐっすり眠れて朝もちゃんと起きれて病院に行き、診察を受けてデイケアに出て帰ってきてずっとテレビを観ていた。順調である。

それは置いといて、今日は人生の中で「俺はとても悔しいぞこのやろー」のナンバー3に入るであろうと思われることがあった。それはフジテレビの「トリビアの泉」を観ていたときのことである。今日のネタで、「桃太郎は桃から生まれたのではなく、桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんがその夜に奮闘して生まれた、というのが元々の話である」というのがオンエアされた。実はこのネタ、2週間だか3週間だか前に私も番組ホームページから投稿していたのである。

このネタはもっと前から思いついていたのだが、投稿してもなかなか採用されないだろう、と思っていた。だが彼女に話したら「おもしろいから投稿してみなよ」と言われて投稿したのだ。しかし遅すぎた。全く同じネタが今日オンエアされた。もちろん自分の投稿ではない。超くやしいことこの上ない。しかもそのネタは今日の「銀の脳」を勝ち得たのだ。ああ、もっと早く投稿していれば私も銀の脳をゲットできたかもしれないのに…。

懲りずにまたネタを思いついたら投稿するのだ。くぅ〜。

昨日は22時半くらいに寝たのだが、寝付けなくて追加眠剤を飲んだ。最近このパターンが多い。明日の診察でまた相談してみよう。今朝は無事起きることができた。眠たかったが、彼女に7時半に起こされ、ちゃんと支度をして家を出た。家を出てしまえばこっちのものだ。デイケアに行って久々に園芸に参加した。午後からは映画鑑賞。「踊る大捜査線」を観た。2をこの間みたのだが、1は見てなかった。こっちもおもしろかった。今日は途中で調子も悪くならなかった。この調子を維持できればいいのだが。

家に帰ってメールチェックすると、合唱のメーリングリストでスウェーデンのアカペラグループ「The Real Group」の日本公演のお知らせが来ていてびっくり!リアルグループというと昔からのアカペラ信奉者が世界一と認めるスーパーグループだ。貴重な日本公演、さっそくネットでチケットを申し込んだ。楽しみなのだ。

今日はちょっと実験をしてみた。

先週の金曜日、朝起きてそんなに調子が悪くないのに「今日は行くのやめよう」と決めたことについて、自分でなんでだろう?と考えていたのだが、ある一つの推論をしたのだ。それは、以前カウンセラーに指摘されたことがヒントになっている。「無意識では自分は『行きたくない』と思っているのだが、それを認めないために『行かなければ』という自分の超自我と対立して葛藤を起こし、鬱という症状として現れる。いっそ自分で『行きたくない』ことを認めてしまえばいい。そうすることによって、無意識のレベルのものを意識上に持ってくればコントロール可能になる」ということだ。何週間か前の日記に書いたかと思う。

金曜日、起きてから「休もう」と決めたのは、ひょっとして「行きたくない」というのを自分で認めていたのではないか。それで「行かない」ということを決めたのではないか。自分の意識レベル下の「行きたくない」が、意識上に上ってきつつあるのではないだろうか。それをさらに進めていけば、「本当は行きたくないんだけど、まあまあそうは言ってもいくのが当たり前だから」と自分の心の中で折り合いをつけて、行くことができるようになるのではないか。

前置きが長かったが、今日は何をしたかというと、朝起きたときに「今日は行きたくないぞ〜」と自分でわざと意識してみたのだ。そうすることによって、より自分の意識の中に無意識のレベルにあるものをとりこめてコントロールできるのではないか、逆説的だが「行きたくない」とわざと思うことで行くことができるのではないか、そう思ったのだ。そして結果は…、全く動くことができなかった。朝、ぜんぜん動けなかった。うむ、そんな簡単にいくものではない。ちょっと見通しが甘かったか。

しかしながら今日はカウンセリングがある。いつもの日ならそのまま休んだって構わないが、今日は無意識ではなく、はっきりと意識上に確信的な「行かなければならない」があるのだ。しかし体は動かない。「行かなければ、行かなければ」これは困った、いくらがんばっても体は動かない。そうして粘ることしばらく、12時過ぎにようやく「がばっ」と起き上がることができた。動けたのである。よし、今がチャンスだ。急いで服を着替えると髭も剃らずにそのまま家を飛び出した。行ってしまえばこっちのものだ。外に出れば体は動くのだ。要は「最初の一歩」がいつも踏み出せないのだ。

病院についたら14時前。デイケアでは11月に行くイベントのミーティングをやっている。矢切の渡しに行く予定だったのだが、なぜか企画が上に通らなくて箱根観光に変更になったようだ。箱根のどの辺に行くか相談していた。

そして15時からカウンセリング。先週は祝日で休みだったから2週間ぶりである。ここ2週間、特に先週1週間の調子が悪い様子を1日ずつ話していく。私の話を聞いてカウンセラーは開口一番「外に出る、というのが相当重いようですね」と言う。バスツアーでさえ昼過ぎには疲れた、というのは相当外にいることで気を張っている証拠だ。普通そういう日帰り旅行に行ったらリフレッシュして帰ってくるものだ。そんなに予定を詰め込んだツアーでもないのに、なぜ昼過ぎに疲れてしまったのか。

家の中にいる自分と外に出た自分は全く違う。外に出た瞬間、私は「外づらの男」になり、周りから「こうあるべき」人間を演じるために気を張っている。そう生きてきたのだ。

今までのカウンセリングを通じて何回も指摘されてきたことだ。外にいると私はリラックスできないのだ。常に、である。だから疲れる。だが夏はそんなことなかった。多少夏ばて気味で疲れてはいたが、なんとかデイケアにも通っていた。それがなぜこんなにも外へ出るのがしんどくなったのか。そこはまだわからない。「ちゃんと毎日通えていた」という実績はある。そしてその頃は「このまま順調に行けば職場復帰もできる」という自信もついてきていた。しかし今はまた自信を喪失している。

これから自分はどうすればいいのか。カウンセラー曰く、自信をつけること、取り戻すことだと言う。実績はあるのに自信がない。もう一度実績を積み重ねるしかないのか。

最後に「いろいろ話しましたが、考えるのはこの時間だけにして、来週のこの時間まで考えなくていいです」と言われた。考えるとループに陥ってしまう。考えるより動け、動くのだ。明日もあさってもしあさっても、とにかく動くのだ。動こう。大丈夫、自信は取り戻せるだろう。そう思って前向きに行こう。