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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今までExcelやWordなどのOffice製品はOffice2010を使っていたが、そのサポートが今年の10月に切れるので、最新版のOffice2019を購入した。Office HomeだけだとWord、Excel、Outlookだけで32,784円だが、PowerPointが使いたいのでOffice Home & Business。サブスクリプションでなく永続ライセンスで38,284円。正直、財布が痛すぎる。でもサポートが切れたメジャーな製品を使い続けるほど危ないことはないのだ。今でもOfficeはWindows Updateの履歴を見るとセキュリティアップデートが適用されている。これが停止されるとなると、新たなセキュリティホールが見つかっても対応されないことになる。そういうところが一番集中的に攻撃されるのだ。古いOfficeを使っている大量のユーザーがターゲットにされてしまい、いたるところで阿鼻叫喚の嵐(にはならんか)。とにかくユーザー数の多いメジャーな製品ほど攻撃対象になる。

Office製品はPCにバンドルされていることが多いので、あまり詳しくない人でメーカー品を購入している人はWordやExcelはPC(Windows)の一部だと思っているかもしれない。PCにバンドルされているとOfficeは割安になるが、3年でPCを買い替えるとすると、そのたびにOfficeも買い替えることになるので、結局Officeは単品で買って、OfficeなしのPCを買って使い回すほうが安く済む。サポートが切れる頃になったら買い替えればいい。Office2010は10年近く使った。これだけのソフトウェアに対して10年に一度4万円払えばいいと言われるとそんなに高いわけではないのだが、こう次々と出費がかさむと痛い。痛すぎる。しかしこれは随分と前からわかっていた出費である。

しかしまあ、ソフトウェアで飯を食っていた自分からすると、ソフトウェアで下手に金をけちりたくはない。セキュリティのリスクを無視するなどももっての他である。Officeに関しては他社から互換製品がいくつも出ているのだが、いまいち「大丈夫?」という感じなので手を出せない。今まで作った大量のファイルがちゃんと開けるのか心配だし、他人とやり取りするドキュメントを作る時に(そういう機会は減ったが)、ちゃんと正規のOfficeで表示されるか心配である。

なんとなく、10月ギリギリまで今のバージョンを使ってから新しいバージョンを買うか、などと思っていた。最近大きな臨時出費が毎月のようにあって、できればあまり出費がない月に、とか思っていたのだが、どうせ出ていく金だから同じだ、となぜか一昨日老眼鏡を作ったときに思った。その時も、ああまた余計な金がかかったと思ったが、必要なものなんだから金があるときに買えてよかったと思えばいい、などと考えているうちに、Officeだって絶対必要なものだから、金があるうちに買っておかないと困るだろう、と今日ふと思い立って買うことにしたのだ。

それで、Officeをマイクロソフトストアで購入したはいいが、インストーラーをダウンロードしてインストールしようとしても、ぜんぜん進まない。

Officeインストール画面

この画面からいっこうに進まない。これ、永遠にこのままだったらどうしよう。もしインストールできなかったらお金を損しただけ?いや、インストールできないってことはありえないだろうから、何か間違ってるのか、すげえ時間がかかってるだけなのか、と思って放置しておいた。

しかし1時間経ってもこのままなので、調べてみた。「Office2019 インストール 進まない」で検索して出てきたのを読むと、なにやら難しいことが書いてある。なになに?

「Office2019のインストールにはマイクロソフトのサイトから専用のコンフィギュレーションソフトダウンロードし、テキストエディタで以下のようなxmlファイルを作成し、コマンドラインから実行する」

だと?そんなもの素人にできるか?と思ったがとりあえず書いているとおりにやってみた。「すると64bit版と32bit版は共存できないので今あるバージョンを削除してくれ」みたいなエラーが出た。へ?今のOffice2010は64bit版だけど、Offce2019は32bit版なの?いやそんなことないでしょ、おかしいなあと思いつつ、とりあえず今のOfficeを削除すればうまくいくのか、と思ってアンイストール。そして再度上記の手順どおりコマンドラインからのインストールを実行しようとしたら、

Officeインストーラーエラー画面

いやいやいやいや、「Couldn’t install」では困るんだよ。ネットも繋がってるしディスクもたっぷりあるってば。どういうことよ。と一瞬めちゃめちゃ焦ったが、最初にダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしたら、無事インストーラーが起動した。

Officeインストーラー

その後は順調にインストールできた。ちょっと肝を冷やしたよ。

Officeインストール完了

今までOfficeに限らず他のソフトウェアでも、バージョンアップするのにわざわざ今インストールされているのを手動で削除したりする必要なんてなかったのにな。まあ、なにはともあれ心配事がなくなってほっとした。改めてバージョンを確認してみたら、

Office2019は32ビット

32ビット?まじ?なんで今どきのMicrosoft純正アプリが32ビットなの?これは従来のOfficeなんかやめてみんなMicrosoft365にしろってこと?でも毎月1,000円以上課金されるのはやだなあ。常に最新のバージョンにアップデートされるのはいいんだけど。このバージョンはいつまでサポートされるんだろう。

とりあず新しいWordで、自分は行かない作業所の焼肉企画のお店が変わったバージョンの最終案内を作っていたら、いきなりキーボードが効かなくなった。なぜだかわからない。いろいろ試してみていてWordを再起動したら直った。しかししばらくするとまだ同じ現象が。また試行錯誤して、Google日本語入力からMS-IMEに変更すると入力できるようになった。検索してみたところ、Word2019でGoogle日本語入力を使うとこういう不具合があるらしい。再起動すればいいんだけど、不便だなあ・・・。まだ対応されてないようだ。純正のIMEを使えということか。MS-IMEはいまいち好きじゃないんだよな、というかGoogle日本語入力の痒いところに手が届く機能が好きなのだ。


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