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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2020年7月28日

昨日は20時就寝。また早めてみた。調子が悪いと、とにかく早く寝てみるしかない。昨日と同じ様にYouTubeでバッハのブランデンブルグ協奏曲の1番から6番までの演奏を、SleepTimerで60分で切れるようにしたが、今日は4番から聴きたいと思ったのだがそれだと途中で終わってしまう。そうだ、YouTubeをリピート再生にしたらいいのではないかと思ったが、どこにもリピート再生の設定がない。調べてみたら、動画そのもの単体でリピート再生する機能はないが、再生リストはリピート再生ができるので、その曲だけの再生リストを作ってリピートすればいいとわかった。ということで動画の途中から60分タイマーでリピート再生。

60分経ったけど眠れなかった。6番が終わったところで1番に戻って「よしよし」とか思っていて、60分で切れたところで「よしよし」とか思っていたが、よしよしではない。前のようにいったん起きたらまた何か食べてしまうので、ここはもう一度60分のタイマーをセットして続きを再生。

60分経ったけど眠れなかった。どういうことやねん!2時間も布団の中にいるのに眠れないか?トイレに行きたくなったからいったん起きてトイレに行き、めちゃくちゃのどが渇いていたのでペットボトルのジュースを一気飲みしてしまった(ジュースはいかん)。その後は眠れたようだ。4時頃に一瞬目が覚めたものの、朝は7時の目覚ましが鳴るまですやすや眠っていた。目覚ましを止めて「ああ、今日もやばいな」と思ったが、とりあえず様子を見るために横になっていた。そして8時になり9時になり、どうにも動けないので作業所に欠勤連絡。体のしんどさは抜けているが、精神的な鬱が抜けない。無気力さが200%くらいか。はじめて鬱になった日の朝を思い出す。起きたのになぜか何もできなくて、疲れてもいないのに体が動かなくて途方に暮れていた。わけがわからなかった。自分に何が起こったのか理解できなかった。それにしても13時間も布団の中にいるなんて人生の無駄遣いだ。

朝食を食べてPCで少しだけSNS巡回しようとしたが、しんどいのでまた横に。鬱な気分が自分を襲う。離人感がする。昨日より少しひどいかもしれない。12時を回ったところで少しましになった。今からなら昼飯を食べずに急いで準備すれば作業所の午後の部に間に合うと思ったが、そこまでやる気力は出なかった。13時を過ぎてからなんとかむっくりと起きあがって、カップ麺を作って食べた。そして力尽きてまた寝てしまった。

昨日は横浜駅までメガネを取りに行ったが、今日それほどの気力はない。いろいろ常備しているドリンク類が底をつきかけているので商店街のスーパーやドラッグストアに補充に行きたかったのに、どうしても行けなかった。妻も調子が悪く、お買い物に行こうとしたが家を出てすぐに帰ってきてしまった。

15時半くらいに家の中でなら少し動けそうかなと思って、YouTubeを見ながら太極拳をやってみることにした。ミラキャストレシーバーを取り出してテレビに接続。そしてスマホから接続しようとしたが、どうしても接続できない。

デバイスの接続待ちの画面

ずっとこのデバイスの接続待ちの画面。この画面が出るということはミラキャストレシーバーの接続が間違っているとか接触不良とかではない。スマホから今までと同じ操作をやってもうんともすんとも言わない。あれこれ試してみたが、なぜだかわからないが接続できない。中国製だからもう壊れたか?と思ったが、サブのスマホで試してみたらあっさり繋がった。なぜかわからんが、無事YouTubeをテレビに映して太極拳をやることができた。サブのスマホでできるんだったら、はじめからこれを使えばよかったな。モバイルデータ通信が不要な、家の中でWi-Fiさえつながればできるようなことは極力サブのスマホにやらせて、メインのスマホはバッテリーを温存したい。

太極拳は難しいがやってておもしろい。大学生のころから社会人になってしばらくは合唱団に入っていたのだが、基本姿勢の解説を聞いていると、声楽と通じるところがある。張るところと緩めるところとか、呼吸を意識するのは当然腹式呼吸の声楽も同じだ。ひざは柔らかく、骨盤は前に、背筋は伸ばすがピンと伸ばしすぎない。基本を解説した動画は今日初めて見たが、ちょっと間違っているかもしれないから何回もやってみないと。でもこれ入門編の「前半」だけで37分もあって、本当に最初のほうしか見てない。全部見るのは大変だ。

太極拳

しかし、画面を見ながら動きをまねようとしても、4本の手足や体全体がどのように動いているか、体重移動がどうなっているかを見ながら、そして横に文字で書いている解説を読みながらの完コピは、当然ながらまあ無理である。それでもなんとか食らいついていこうとするが、ここで「顔はテレビの方を向いてないと動きがわからないが、それでは正しい動きにならない」というジレンマと、それから部屋の狭さがネックになる。こうなったらヘッドマウントディスプレイでもあればいいのだろうか。しかしそうすると動ける範囲が1メートル四方くらいしかないこの超狭い部屋では怪我をする。部屋が狭いだけでなく物が多いのだ。洗濯物の室内干し、ちゃぶ台、床にそのまま置かれたいるのかいらないのかわからない資料、扇風機、でかい座椅子。ミニマリストとはほど遠い我が家である。ミニマリストの人たちはコロナになってから備蓄がなくてみんな困ったらしいが、災害などに備えてそれなりの備蓄は必要だろう。「余分なものは持たない」とか言ってるらしいが、いざという時の備えは余分なものではない。ああ話がそれるそれる。

まあ結局今日はそんな感じで過ぎていった。太極拳をやったら少しだけすっきりしたが、お買い物には行けなかった。明日こそ作業所へ行けますように。今日で勝手に6連休なのだ。