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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2020年7月20日

昨日は21時半に寝た。ちょっと新しいことを試してみた。最近音楽はサブのスマホで、Rocket Playerというアプリで聞いている。昨日の昼にそのアプリをいじっているときに「スリープタイマー」という機能があるのを発見した。指定した時間で再生がストップし、しかも曲の途中でぶった切れないように最後の曲は最後まで再生できると。おお、これを試してみようと思った。今まで寝るときには「耳で飲むお薬」というアプリでヒーリング系のサウンドを流していたのだが(そのアプリもタイマー機能があるので60分で切れていた)、昨日の夜はRocket Playerで音楽を聴きながら寝てみた。アルバムは松永ちづるの「We’re all alone」。多重録音のひとりアカペラである。

・・・40分経っても眠れなかった。タイマーは60分にセットしたのだがアルバムは40分で終わりだった。最近寝るときに考え事をしてしまってそれで眠れないのだろうと思い、音楽を聴きながらだと考え事は頭から振り払われるかと思ったが、そんなことはなかった。いったん起きようかと思ったが、眠気は来ている、と思ったので少しだけTwitterの画面を見ていたらそのまま寝てしまったようだ。ダークモードは目に優しい。もっといろんなアプリがダークモードに対応したらいいのに。TwitterもLINEも対応してるんだから、Facebookもダークモード対応してくれないかな。

そのまま朝まで眠れて7時半に起床。今日は4ヶ月ぶりに某福祉施設でリカバリー系プログラム。前は14時半からだったが、コロナの関係で今日は10時から。ずっと施設のプログラムは中止になっていたが、それらを再開させるにあたって、午後の方がセンターの利用者が多いので人を分散させるためにプログラムは原則的に10時からとなったらしい。プログラムに関しては書いてて長くなったの別記事にした。

プログラムが11時40分くらいに終わったので、今からなら第3作業所のカフェでお昼ご飯を食べて作業所に行けるかな、と思ったら、施設を出たところで所長さんにつかまった。朗読の会のメンバーへの連絡方法や開始時刻の決め方で一悶着あった件で、改めて私にお詫びしたいのと、こうなった経緯とこの前私が欠席した会で出た話について説明したいと。作業所に間に合わなくなるのになあと思いつつ話を聞いていた。

細かいことは端折るが、私がいないところで、みんなが推薦していたのではまーさんに連絡係になってほしいとのこと。

聞いてないんですけど。

欠席裁判じゃねーか。

それについて、来月の朗読の会で話し合ってください、だと。はあ、みんな押しつけるなあ。こんなのみんなLINEやってたらグループLINEを作れば手っ取り早いのだが、LINEできるメンバーは私以外に最悪1人しかいない。他のメンバーはご年配でガラケーばかり。スマホを持っている人もいるが、LINEは使えないという。

まあそんなこんなで、今までの経緯だとかセンターの方針だとか連絡体制だとか、所長さんと炎天下で20分くらい話していたらすっかり疲れてしまったし、時間もなくなったので作業所は諦めて家に帰った。お昼ごはんを食べてから今日の日記のここまでの部分を書いて、しばらく横になる。

今日はメンタルクリニックの通院日。重い体をよっこいしょと起こしてなんとか病院へ。けっこうしんどかった。センターの所長に呼び止められなくて作業所に行ってたら、もっとばてばてだったかもしれない。結果往来だが休んでよかった。

診察ではこの2週間も体がしんどくて1日休んでしまったことや週末でリフレッシュできずに疲れを残してしまってること、デエビゴはよく効くときはすぱっと効いて30分くらいです~っと寝てしまうが、それでも眠れないときは眠れないというようなことを話した。デエビゴが効いたと話したら、主治医は「ほお~」という感じだった。なんせ私に処方した日がその薬が処方できるようになった当日だったのだ。データがほしいであろう。前評判はかなり良かったらしいから、主治医も期待していたようだ。

残業があった日は神経が高ぶってまるで眠れなかったが、この程度でこんなに疲れてるようでは、もし公務員に受かっても週30時間はとてもやっていけないだろうし、自分が面接官だったら体調のことを質問して「週20時間でときどき休んでいる」という時点で落とすだろうという話もした。ただ後ろ向きなことばかり考えててもしかたがないので、7月31日の一次試験の結果発表で受かってたら、来年に向けて少しずつ自分の負荷を増やすように、作業所の職員の仕事をボランティアという形で少しずつ手伝わせてもらうことを考えていて、職員にもそう了解を取っている、という話もした。相変わらず主治医はそうですね、そうですね、と聞いていた。この時期体がしんどいのは他の人もみんなそうらしい。

薬局でも「デエビゴ」が効いたという話をしたら「ほお~」という感じだった。やはり期待の新人らしい。とりあえず今はたくさんデータがほしいみたいだ。ただ、新薬なので1年間は2週間までしか処方できないのが痛いところ。

通院後はルーティーンとなっているカレー屋で週替わりのお勧めであるガーリックポークソテーカレーを食べて帰る。うまし。最近外食が続いているから、ちょっと控えなくては。

ガーリックポークソテーカレー

今日は4ヶ月ぶりのリカバリー系のプログラムだった。なんだか懐かしい。いや、あまり懐かしいではいけないんだけどな。このプログラムというかツールは常に自分とともにいなくてはならないのだ。今日の参加者は4人。今までは8人だったのだが、密対策のために減らしたらしい。このプログラムの参加者も、前は希望者が用紙に名前を書いて早いものがちで申し込み、という形だったのだが、今回は4月に予定されていた分が流れたので、そこに参加申し込みしていた人に個別に連絡が来た。

本来なら4月から3月までで1クールのこのクラス、今日から新しいクールが始まるので本来ならまず「これはそもそもなんぞや?」というところから始まるはずなのだが、今日のメンバーはベテラン揃いだったのでそんなものはすっ飛ばし、前半は対応プランとキーコンセプトに関するディスカッションをやり、休憩を挟んで後半はいきなりワークをやった。「自分の道具」を片っ端から大きめの付箋にマジックで書いていく。そしてそれぞれについて、その道具を使うとどういう気分になるか、オノマトペで表現する。「オノマトペで」というのは新しい。そしてさらに、それらがそれぞれどのキーコンセプトに結びついているかを書く。「希望の感覚」「主体性」「学び」「サポート」「自己権利擁護」である。

各自がいくつも、多い人は10個近くそれを書いて、全員の分を模造紙に貼ってあれこれ見て回る。実に人それぞれで、他の人が書いたのを見るのはおもしろい。そしてみんなが「これはどういうこと?」と思ったものは書いた本人に説明してもらう。私の場合「水をたくさん飲む」と「ブログを書く(吐き出す)」について聞かれた。

「水を飲む」については、いつ頃からか忘れたが、薬の副作用だかなんだかわからないが、とにかくのどが渇くようになって、とりあえず水ばっかりがぶがぶ飲んでいたら疲れが抜けることがあり、逆にこまめに水分補給をしていれば疲れにくくなるということがわかった。それ以来水をたくさん飲むようにしている。これは自分の経験則で、医者に話しても「なぜでしょうね?」と言われる。そういう話をしたら、「それは「学び」ですね」と言われた。おおそうか、そうであった。これは時間がなくてどのキーコンセプトに当てはめたらいいか考えてなかったが、まさに自分で体得したものこそが「学び」なんだった。ちなみにこれのオノマトペは「さらさら」。

「ブログを書く(吐き出す)」はもうちょっと複雑だ。

自分にとって「書く」という行為は、自分の中の、なんとなく「もやもや」としたものを言語化するという行為である。人間、何かわからない形の見えないもの、正体の分からないもの、得体の知れないものに対しては漠然とした恐怖心を抱くものである。「もやもや」はまさにそれであるが、それをなんとか言語化して目に見える形にしてやれば、それは「具体的な形を持った何か」になり、具体的なものに対しては具体的な対策を立てられる。論理的にものごとを考えられる。だから、文章を書いて自分の中のもやもやを吐き出すというのは不安を軽減することになり、それが「希望の感覚」につながっている、ということになる。ちょっと無理やりだが、そういうことにしている。もうちょっと簡潔に書けば「書くと頭が整理されてすっきりする」ということだ。うん、最初からそう書けばいい。

それから、このブログは最近では匿名としており、新しく知り合った人には教えないことにしているが、昔は友達や知り合いに公開していたので今でも読んでくれている人は読んでいる。私がここでぼやいたり困ったなあと書いたりすると、LINEでアドバイスをくれたりする。これは立派な「サポート」である。

さらに、そのサポートをヒントに自分で試行錯誤したりして新しいことを発見したりする。この前の「太極拳はけっこうきついがおもしろい」といったことなどであり、それは「学び」になる。これは自分の道具箱に追加した。

そして、自分はこのブログを2001年から書いていて、ずっと自分から情報発信を続けてきた。誰に強制されたわけでもない。そしてときどき過去の記事を読み返して、「他人の他人である自分」を観察し続けてきた。これは立派な「主体性」だと思っている。記事数は4,950を突破したと話したらみんな驚いていた。

ところで、これのオノマトペがどうしても思い浮かばなかった。書いたあとの気分としては「スッキリ」なのだが、これはオノマトペではない。「もやもや」の反対なのだが、どうしても浮かばなかったから「not もやもや」と書いておいたら、ちょっとうけた。「いや、これはわかりやすいですよ」とファシリテーターに言われた。

まあそんなこんなで、久しぶりのプログラムは終わった。人数が少ないと1人の話せる時間が多く取れるので、それはそれで楽しい。みんな意識高い系のベテランで、作業所と違ってハイレベルな会話ができるのも楽しい。

といったところで、またコロナが嫌な感じになってきた。来月からはやるのかな・・・。

メールをGmailにしてから急に迷惑メールが増えたのはなぜだ?と思っていた。危ないリンクを踏んだら「こいつはひっかかるやつだ」と思われて一気に迷惑メールが来ることはわかっているので、細心の注意を払っていたつもりなのだが、ひょっとしてこいつが犯人ではないか?と思い当たったものがあった。それはChromeのプリロード機能である。

プリロード機能とは、要は先読み機能で、ページを表示しつつ、次にどこかをクリックしたらすぐに表示できるように予めそのページから貼られているのリンク先を読み込んでおく機能。その設定がどうなっているか調べた。「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「Cookieと他のサイトデータ」の「ページをプリロードして、閲覧と検索をすばやく行えるようにします」を見てみると、見事に「オン」になっている。

プリロード機能

ダークモードだからちょっと見にくいか。「ウェブページ(アクセスしたことのないページを含む)から情報を事前取得します。この情報の一部として Cookie(許可している場合)が取得される可能性があります。」と書いてある。

迷惑メール一覧でタイトルだけ表示させただけでは本文中のリンク先までは飛んでいかないが、ウイルスバスターも入ってるし、おもしろがって本文まで表示させてしまったので、そこからプリロードアクセスによってリンク先を踏んでしまい、私がアクセスしたと判断されたのかもしれない。

でもこうなってしまったらじっと耐えるしかない。今はGmailのフィルタがかなりの精度で弾いてくれているので、じきに収まるかもしれない。前も一度そういうようなことがあって、いつの間にか収束したのであった。