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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日からSTAY HOMEということで、あまり外には出たくないが、最低限の通院と買い物はしかたがない。今日はその最低限の通院であるメンタルクリニック。歩いても行けるが、けっこう激しい雨が降るという予報だったのでバスに乗った。本当はあまりバスにも乗りたくはない。

バスはすいてるけど混んでいた。と言うのは、2人掛けシートにはひとりずつ座っていて、残りの人は立っていたという状態だから。誰も2人並んで座ろうとしない。まあ当たり前だろう。バスの座席はけっこうな密だ。それから左右の先頭の座席が2人とも使用禁止になっていた。ちょっと高い位置にあって「よっこいしょ」とよじ登って座らないといけない席だが、そこで手すりを握るからだめなのだろうか。

病院に着いたら待合室がちょっと様変わりしていた。以前は壁際に長椅子が並んでいる他は椅子が一つあるだけで、真ん中は広いスペースだったのたが、今日はそのスペースに椅子が5つまばらに並べられていた。密にならないようにいろんなところで工夫している。もちろん受付にはビニールカーテン。これも売れ売れで品切れだっりするのかな。うちにもつけるか(どこに?)

診察ではそんなに話すことはなかった。この2週間作業所には行ってたが、先週の土日に調子を崩して月曜、火曜と休んだこと、その後は持ち直したが、今日から「STAY HOME」で5月6日まで休むことにしたこと、睡眠は最近は少し乱れてなかなか寝付けない日があること、それくらいである。

と思ったら、今日は主治医からいろいろ聞かれた。お父さんの件はどうなりましたか?相続放棄の方は?と聞かれたので、はあそんなことまで細かく記録してるのね、と思いつつ、土地が思ったよりも高く売れそうなので、弟が相続して土地を売って借金を返し、他の兄弟は相続放棄する方向で話が進んでいることを話した。

その後はコロナの話になって、主治医が「パチンコ屋の名前を公表したら、みんなそこに行っちゃうのにねえ」と、まあそうだろうなと私も思っていた話を始めた。すると先生が止まらなくなって

「パチンコ屋も厳しく取り締まったらいいのにねえ。経営がと言ってもそれは他の飲食店やカラオケも同じことだし、それなら休業補償してでもやめさせないと、コロナの温床になるのに。やればできると思うが、結局はパチンコ屋は警察と繋がっていて利権が絡むから云々・・・。とにかくしっかり命を守る政策をしてほしいですね」

となぜか私に静かに熱く語りだした。この医者がこんなに話すのは珍しいが、やはり医者として「命を守る使命」に燃えているのだろうか。まあ私も商店街のパチンコ屋を苦々しく思っている。2件パチンコ屋があるのだが平然と営業を続け、マスクを景品にしたりして客寄せを行っていた。その前でじじいどもがマスクもせずにたばこを吸ってたむろしているのだ。自分たちはもうすぐ死ぬからコロナなんてどうでもいいと思ってるのだろうか。

と思っていたのだが、今日帰りにぶらりと商店街でどの店が開いていてどの店が閉まっているのか見てみたら、パチンコ屋は2軒とも閉まっていた。どうやらやっと言うことを聞いたようだ。

パチンコ屋の貼り紙


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