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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

三連休の中日。「ちゅうにちどらごんず」ではなく「なかび」である。天気がいいからマジクールでも首に巻いて散歩でもしようかと思った。こいつは本当に優れもので、暑がりの私が熱気のこもる集合住宅の中でエアコンをつけなくても平気でいられる。みんながこいつを首に巻いたらエコになるでないか?

しかし、なんか動く気にならなかった。まだ本調子ではないようだ。あきらかな鬱の感覚や倦怠感はないものの、無気力無気力むきむきむきりょく、という感じで、ただ頭は働くのでずっとPCに向かってなんやかんやしていた。別に無理して外に出る必要もない。おとなしく今日は家にいた。

それはそうと、1969年7月20日、アポロ11号が月面に着陸した。その前日、私はこの世に生を受けた。あと1日遅ければ、私は人類の歴史に残る画期的な日に生まれていたのに、とか昔はよく思ったものだ。

そう、歳がばれてしまうが私は今日で2回目の成人式を迎えた。20年前に描いていた自分の姿とかけ離れているものの、20年前とちっとも変わっていない自分がここにいる、という気もする。変わらない自分と変わっていく自分。どちらもひっくるめて自分である。なんとなく人生の折り返し地点に来た、という感もしなくはないが、どうか一生自分とおつきあいくださいませ、と自分に言ってみる。


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