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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は朝6時くらいに起きて、しばらくの間PCに向かっていた。今日は11月の最終日。また先月に引き続き、性懲りもなく11月いっぱいで締め切りの懸賞にせっせと応募していたのだ。とは言え、前は本当に何が当たるのかもろくろく確かめもせずに片っ端から応募してはしょうもないものが当たっていたが、今回は一応欲しいものや当たったらオークションで売れそうな高額なものを狙いにいった。数的には前の10分の1くらいか。最初はメールマガジンがたくさん来て困っていたが、締切日を5日ごとに区切るフォルダを作ってそれらに振り分けるようなシステムをメーラー上に構築したので、まだ応募しても大丈夫だろう、ということでちょこちょこ応募を続けているのだ。なんか一発でかいものが当たらないかなあ。

不思議なことにPCに向かっていると起きていられる。しかし、一通り懸賞に応募してしまったらまた布団に潜り込んでしばらく寝てしまった。それでも昼前には起きたが。

昼から彼女とお出かけ。朝は雨がかなり降っていたが昼にはやんでいた。でも寒そうなので厚着をして手には傘を持っていく。彼女はみなとみらいで先日見つけたお目当ての財布があって、それを買いたいというのでまず桜木町へ。

ランドマークタワーのマックで昼食を食べた後にお目当ての財布を彼女がゲットし、そのまま横浜へ。私はいろいろ買いたいものがあったが、とりあえずヨドバシで年賀状ソフトを買った。今も持っているのだが3年前に買ったやつで、もう収録されているイラストから来年の干支であるを猿を選択する余地はない。別にイラストくらいどっかから拾ってくればよさそうなものだが、アップグレード版は割りと安かったし、なんつーか新しいソフトをインストールして新機能を試したりするのが好きなのだ。この辺は「性」かもしれない。「さが」と読んでほしい。はなわではない。

その後ダイエーでパジャマを買ったりマツキヨでVAAMを買ったりして家路に着く。寒いと思いきやけっこう暖かくて、実はコートの下は汗だくであった。おまけに雨なんか降ってないのに手には傘まで持っていて大荷物。コートを脱いで手に持つこともできない。やれやれ、ちょっとうんざりだった。

そうそう帰りに年末ジャンボ宝くじを買った。家へ帰って彼女と「3億円当たったらどうしようか」と真剣に話す。「まず5千万円でマンションを買って、残りが2億5千万。あと50年生きるとしたら、1年で500万。お、余裕で暮らしていけるじゃないか」などと話し合う。確かに家賃がいらなくて子供も作らなければ1年に500万もあれば充分暮らしていけるだろう。年金の心配も不要だ。「後は当たるのを待つだけだな」って、こういう話をしているといつの間にかもう当たったような気分になるから不思議である。いや、不思議でもないか。

今日は昼からはものすごく眠たいということはなかった。昨日、眠いのは新しい薬の副作用ではないか、と書いたがそう言えば薬局でくれる薬の説明書きがあったなあと思って読んでみた。するとその薬についてはこんなことが書いてある。

−主な作用−

中枢に作用して胃壁の血液の流れをよくして、胃・十二指腸の粘膜の回復を助ける作用があります。さらに、精神病やうつ病・うつ状態の症状を改善する作用を併せ持った薬です。


胃腸の薬でもあるのか。まあ抗鬱剤と言う説明はいいだろう。問題は次だ。


−用い方と注意−

効果と副作用のかねあいをよく評価して用いる薬ですから、指示をよく守り、副作用を自覚した時は医師に相談しましょう。危険な作業や車の運転は避けましょう


なんか奥歯にものが挟まったような書き方だ。つまるところ、人によっては副作用が強く出たりするのでその場合は医師と相談して使用を中止しろ、と言いたいのだろうか。具体的な副作用は書いてないが、「危険な作業や車の運転は避けましょう」ということは、やはり眠たくなることが多いのだろうか。

明日からデイケアに復帰である。と言うのは今のところの「こころがまえ」である。今までさんざん休んでおいて「明日は行けるといいな」とか「明日は大丈夫だろうか」とか書いてきて、そして挙句のは手には「もう明日は最初から休みに決めた」などと先週の後半は開き直っていた。しかし、今度はまた手を変え品を変えた。今までの不調を「なかったこと」にするのだ。そして自分に対して平然と「明日から復帰だよ」と言ってのけるのだ。これがどれだけの心理的効果をもたらすのか。薬の副作用でまた眠くなったらどうするのか。それはそれで秘策はある。なぜかPCに向かっていれば持続できるのだ。だから、朝起きることができれば(これが必要条件であるが)、ずっとPCに向かっていて、眠たくなる前にそのまま家を出てしまうのだ。家を出てしまえばこっちのものだろう。さて、この方法は成功するだろうか。


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