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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日の睡眠の状況
 21:00 就寝
 23:11 中途覚醒
 0:35 中途覚醒
 0:44 中途覚醒 追加眠剤
 2:32 中途覚醒
 3;56 中途覚醒 喫煙所で一服
 3:30 起床
昨日とほぼ同じパターンだ。昨日の夕食後2時間ほど寝てしまったから、眠れないかもしれないと不安だったがいつも通りだった。しかし状態はよくもなっていない。とりあえず追加眠剤を1回ですませられてるのは前より進歩している。これで中途覚醒が減っていけばいいのだが。まあ、あせらずに行こう。夜中は激しい雨と、すさまじい雷だった。4時前に一度ホールに出てきて一服したときに体重を量った。最近毎朝同じ条件で体重を量っている。朝、パジャマの格好でトイレに行った直後。毎日100gずつ減っている。1日100gだと1ヶ月で3キロ。ちょうどいいペースかもしれない。

起床時刻の6時になったので洗面をして着替える。どうも頭がぼんやりしていて元気がない。睡眠はとぎれとぎれだがいつもと同じように取れたのに。昨日の鬱状態が後を引きずっているのか、気分的にいまいちすぐれない。頭の中に少しもやがかかっているようだ。体も少しだるい。

朝食を食べても気分はすっきりしない。食欲があったのはまだいい方だ。昨日の夜はちょっとテンションが高すぎて軽い躁状態だった。喫煙所でしゃべっているときに、調子に乗ってうっかり失言をしてしまった。その内容自体が勘違いだったので別に誰も何とも思わなかったようなのだが、言った後に自分で「しまった!」と気がついて、激しい自己嫌悪に襲われ、そのまま寝込んで鬱状態に入ってしまった。あとからそれが勘違いだとわかって気が楽になったのだが、何となく鬱な気分は抜け切れていない。どうやら運動をするとテンションがあがるようだ。昨日は1日中運動していたのでテンションがあがりすぎて躁気味になったようだ。とすると、今の鬱の状態から脱するには、少しでもテンションをあげるには、運動するとまでも行かなくても体を動かすといいかもしれない。自分なりに気分の持ち上げ方を模索しなければ。

とか言っているうちに朝食後、40分くらいだろうか、寝てしまった。重い腰を持ち上げて散歩に行くことにする。この間の外泊の時も、最初朝は気分がいまいちだったものの、少し散歩したら気分があがってきた。早朝ではないが散歩すれば好転するかもしれない。そう思って30分くらいぶらぶら外を歩いてきた。いつもいる猫は今日はいなかったので遊べなかったが、その分いつもよりたくさん歩いて帰ってきた。うん、少し気分が楽になってきたみたいだ。

作業棟に行ってエアロバイクを漕ぐ。今日は他の病棟の人たちもエアロバイクを使っていたため、体力テストと一般トレーニングの間にちょっと待たされた。いつもなら急いで2つのメニューをこなし、その後デイケアに合流するのだが、今日はデイケアは遊園地と水族館に行くというイベントがあり、入院患者である私は参加できないことになっている。参加したい、とは言ったのだが、前例がなく、デイケアのスタッフで話し合って、さらに主治医と病棟の許可が必要だそうなので、めんどうだから不参加とした。まあ、別にいつでもいけるからいいや。

気分はエアロバイクを漕いでいるうちに安定してきて、だいぶよくなった。体力テストの結果は「6段階中の4。優れている」といつも通りだった。この間の5が出たときは調子が良すぎたのだろう。一般トレーニングも消費カロリーが186.0kcalと、まあまあだ。

昼食を食べたあと、突然暇になる。いつもならデイケアに行くのだが、今日は自分はお休みなのだ。あれ〜、何をやって時間をつぶせばいいんだろう?前の入院の時はデイケアなんか行ってなかったし、何をやっていたっけ?どうも調子がいいときは何かしていないと落ち着かない性分らしい。作業棟に行ってうろうろしたり、喫煙所と病室を行ったり来たり、そのうち結局は音楽を聴きながら横になっていた。

14時40分頃、彼女が面会に来た。途中で自分の入浴の時間が来たので中座したが、日曜日ぶりに会って話をして楽しかった。昨日鬱に陥ったことは心配させたくなかったので話さなかった。明日から外泊なのでやっと2人で会える。入院する前はほとんど毎日会っていたので、こうやって久しぶり(と言っても一週間もあいてないが)に会うと嬉しくてたまらない。早く退院できないかな〜。

夕食が終わってベッドに横になる。ふと、自分がけっこう疲れていることに気づく。やはり今週はなんだかんだ言って体に無理がかかっていたのだろう。今日自分だけデイケアに不参加だったのはちょうどよかったかもしれない。この疲れにリアルタイムに気づいて、「疲れたら休む」あるいは「疲れる前に休む」ことができれば一歩前進するのだが。もっとも、職場復帰できたとして仕事に戻ったとき、休みたいときに休めるかどうかは保証されないのが心配だ。会社では、疲れたからちょっと横になる、なんてことはできないからなあ。


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