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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年7月6日

昨日は寝るまで首が凝って凝って、もう痛いほどだった。寝たのは23時半くらいだったろうか。眠剤を飲んですぐ横になった。普通、眠剤が効き出すのは1時間くらい、早くても30分くらいだが、昨日は疲れていたのか、割とすぐに寝付いたようだった。寝る直前に「しまった、追加眠剤をもらってくるのを忘れた」と思ったが、うちにも眠剤のストックはあるのでまあいいや、と思い直して寝る。中途覚醒は2回くらいか、4時45分くらいに起きてPCの前に向かい、一服する。もうちょっと寝てもいいが、またあくびでも出たら寝ることにしよう。外は雨がけっこう降っている。早朝散歩は今日は無理のようだ。そうそう、起きる前にちょっとだけ「目覚めるためのヨガのポーズ」をやってみた。少し体が軽くなったような気がする。この時間に目が覚めて、そのときは調子はそんなに悪くないのは入院前も一緒だった。問題は、この後また寝てしまってそのまま起きられなくなるか、調子が上向いてくるか、ということだ。早朝散歩は上向けるのによかった。代わりに体操でもしよう。そうそう、ラジオ体操は体を目覚めさせるのにけっこう効果がある。6時半にならないとやらないが、まだ5時過ぎ。録音しておこうかなあ。ああ、でもうちのミニコンポはアンテナをちゃんと張ってないためか、ラジオがちゃんと鳴らないんだよなあ。またポータブルラジオでラジオ体操するか。「夜は何時に寝ても朝はいつも同じ時間に起きること」早起き健康法の本に書いてあったが、退院してデイケアに通うこと、そして復職して会社に通うことを考えたらそれは必要なことだ。でも起きるのは6時くらいでもよいとは思うが。追加眠剤を飲んでもう一度寝ればよかったのか。でも病院でも追加眠剤は3時までと決まっているし、まあいいや。

起きて1時間半くらい経ったが、昨日の疲れが残っているのを感じる。先週カウンセラーに言われたことだが「1日の疲れはその日のうちで精算」しなければ、毎日の暮らしを回していくことができない。昨日が過活動だったのか、家に帰ると「疲れモード」に入って抜けないのか。首もまだ少し凝っている。そう言えば今日で入院して1ヶ月たつ。最初の予定では「1ヶ月くらい入院すれば睡眠障害も安定するだろう」と思ったが、そうはいかなかったようだ。安定するまであとどれくらいかかるのだろうか。これに関しては体自身の問題なので、心理的にどうのこうの考えてもしかたがない。元に戻るのを待つしかない。

今日は昼から合唱団Pの練習。本番指揮者の練習1回目である。12時に家を出ればまにあう。今日は朝から彼女が家に来ることになっていて、8時過ぎにやってきた。しかし、しばらくして調子が悪くなってきた。入院前のパターンだ。そして2時間くらいだろうか、寝てしまった。夢を見ていたから浅い眠りだったのだろう。今は11時過ぎだが完璧に疲れを感じている。昨日よりも疲れている。起きたのは11時頃だった。この調子で練習に行くのはとても無理だ。誰か読むのに間に合うかどうかわからないが、メーリングリストに欠席連絡を送る。

何が悪いのだろう。結局は疲れが溜まっているのがちゃんと1日1日で回復できてなかって、そのつけがまわってきたのか。あるいは昨日外出したときに感じた「気疲れ」から鬱モードに体が入ってしまっているのか。病院では大丈夫なのに、家に戻るとだめだ。以前の入院もこのパターンの繰り返しでなかなか進展せず、いったん退院してデイケアに通う、というやり方に切り替えたのだった。それからやはり調子を崩したものの、自力でなんとかしようとしてずいぶん長い月日をあがいていたものだ。とにかく、今回の入院では2泊3日の外泊ははじめてなので、1回目からうまくいかなくても、まあしかたがないじゃないかとできるだけ思うことにしよう。

昼食のパンを買ってきて2人で食べ、そのあと久しぶりにプレステ2で人生ゲームをやる。あまり反射神経とか頭とか使わないこのゲームはゆっくり進めめられて、こういう状態でもできるからよい。16時半くらいまでやっていた。相変わらず首は凝っているし、頭やぼんやりしているし、体はだるい。今回の外泊訓練は失敗だったのだろうか。それは明日の朝、ちゃんと病院へ行けるかどうか、それまでわからない。とにかくこの1週間、自分に無理がかかっていたことは確かで、その疲れが外泊で出てしまった。だが、「本番指揮者の先生の練習だから是が非でも行かなくてはならない」という「ねばならない」を払拭して今日は体を休めることができた。これはある意味、明日につなげるということで好判断とも言えるかもしれない。まあ、しんどいんで行けなかっただけ、と言ってしまえばおしまいだが。とにかく今日は「明日のために」そして「来週のために」つなげる1日にしたい。まだ夕方だが、夜もゆっくり休むのぢゃ。病院に戻ったら主治医とカウンセラーとよく相談しよう。自分の課題はまだまだたくさんある。

もしかすると、今日のこの体の疲れは先週の過活動のせいだけではないかもしれない。病棟にはまだ空調が入ってないが、病院から外に出ると暑かったり寒かったりする。外を歩いていると暑いが、建物や電車の中だと寒いくらい冷房を入れている。私は暑さには弱いが、急激な気温の変化にも弱いのだ。だから電車に乗ったりお店に出入りしていると、それだけで体調を崩しやすい。昨日は暑いからTシャツに半ズボンという格好だったのだが、電車の中では冷房が入っている上に扇風機まで回っていたし、合唱団Pの練習では空調の風がもろに当たる場所で寒かった。それらも今日の体調に影響しているかもしれない。

夕方になって彼女が買い物に行って夕食を作っている間、ヨガの体操をやって自律訓練法をやった。そしてそのままいつのまにか眠ってしまっていた。「ご飯できたよ」彼女の声で目が覚める。18時過ぎだった。1時間くらい寝ただろうか。体は少し楽になっていた。これを毎日やれば、その日の疲れをその日のうちに精算できるのか?

夜は久々にテレビを見て過ごす。21時に彼女は帰っていった。今日は22時くらいに寝ることにしよう。寝転がってテレビを見ている間に疲れはまた少し取れたような気がする。だがまだだるさは残っている。明日の朝になれば疲れは取れているだろうか。一週間のスタートをうまく始められることができるだろうか。先日「その日の調子は朝がカギだ」と書いたが、一週間の調子もまた月曜日がカギだと思っている。今日ちゃんと眠れて今晩中に疲れを取れるといいのだが。追加眠剤をもらってくるのを忘れたが、うちにも眠剤のストックがあるので用意しておいて寝ることにしよう。