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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年7月16日

昨日の睡眠の状況
 22:30 就寝
 03:33 起床
なんと、5時間連続で眠れた。3時半に起きたときはやけに目がぱっちり開いて頭が冴えていた。5時間しか寝てないが、中途覚醒はなし。体は動く。朝からせっせと部屋の片付け。いらなくなったものをどんどんゴミ袋に放り込んでいく。昔の低速CD-Rドライブも捨て捨て。昔の2GBのHDDは、いったんSCSIカードで接続して今のHDDに中身をコピーしてから捨て捨て。買ったソフトの箱もマニュアルも、必要なものだけ残してどんどん捨てていく。そして売れそうにないから捨てようと思っていたたくさんの本たちも捨ててしまう。今日はちょうどゴミの日だ。全部まとめて出してしまえ。そんなこんなしているうちに5時になってしまった。

散歩がてら、朝食を買って、昨日の夜も見てきた物件を見に行く。うん、明るいところで見てもきれいだ。早く中が見たいぞ。

帰ってまたまた部屋の整理を始める。いらないフロッピーなんかをどんどん捨てていく。うん、捨てるというのは気持ちいいことだ。最近はフロッピーなんかめったに使わなくなったから、ブランクディスクが数枚残っていればいいだろう。とっておきたいファイルだけをHDDに移し、5枚くらいのフロッピーを残してあとは捨てた。

やっと6時半になった。いつも病院でやっている通りにラジオ体操をする。これでますます気分爽快。テレビで天気予報を見る。今日は曇りのようだ。ソフトボールができるな、よし。あちゃ〜、土曜日は雨か。土曜日は知人の入っている合唱団に合唱団Pのチラシを挟み込みにいかないといけないのだ。しかたがないけど、何とか濡れないようにして持っていかなくてはならない。今年は梅雨明けが遅そうだ。家を出るまで時間があったので以前に入院していたときの日記を読み返していた。ずっと同じことをぐるぐる悩んでいたような気がする。今と同じようなことを書いていても、表面上しかわかってなくて実感として理解できていなかったこともある。それだけ前に進んだということか。

8時を過ぎたので家を出て病院へ戻る。午前中のデイケアはソフトボール。人数は少な目だったが試合をやった。準備体操の後、亡くなったメンバーを冥福を祈って黙祷した。いつもピッチャーをやっていた彼の代わりに今日は私がピッチャーをやった。13−5で快勝し、勝利投手となった。打つ方も6打数5安打とよく打てた。特に、私が左バッターボックスに立ったら内野も外野もみんな右に寄って左ががら空きになったので、左方向をねらって打ったらちょうどレフト線いっぱいの当たりが外野に飛んだ。狙い通りに決まって気持ちよかった。

午後のプログラムは、今日はまずゲーム。クイズ番組「クイズ・ヘキサゴン」のパクリをやった。1人3問ずつ、メンバーの半分くらいが知ってそうな問題、という微妙な問題を考えて紙に書き、それをシャッフルする。そして2人1組になって、1組ずつ順番に親になり、親はランダムに問題を選んで読み上げ、残りの組が紙に答えを書く。そして、親は間違った答えを書いた組を当てる、というゲームだ。全員が正解だと思う場合は親は「セーブ」と言って誰も指名しないことができるが、それで誰か間違えていたら親に×がつく。超簡単な問題で解答者がセーブ崩しをやって来たり、まるで番組でやっているように盛り上がった。とてもおもしろかったのでまたやろう、と言うことになって集めた問題の紙は使い回せるようにとっておくことになった。

その後はテニス。今日は人数が少なめだったので練習もちゃんとできたし、試合も2試合できた。私は元卓球部なので、どうも打ち方に卓球の癖がついている。テイクバックがないのだ。先週それを指摘されたので、今日はそれを意識してやってみたが、なかなか思うようにいかない。スイートスポットになかなか当たらない。そう言えば病院の中でも「リラックス、リラックス」を心掛けようと思っていたのにすっかり忘れていた。スポーツもリラックスが大事だ。もっと力を抜いて軽く振り抜けばいいのかもしれない。何かにかかりきりになると、どうも「リラックス、リラックス」というのを忘れてしまうようだ。これがストレスを発散するようなスポーツだったからいいようなものの、ストレスをため込むような仕事にかかりっきりになってリラックスを忘れてしまうと、また悪い状態になってしまうだろう。今のうちから、常に自分をリラックスさせるように、無意識下に刷り込むのだ。

病棟に帰ってきてお風呂に入ろうとしたら、なんともう湯が抜かれていた。がちょーん、である。入浴の時間は13時からで、みんなが入り終わるとだいたい15時半くらいに終わる。だが作業所や、私のようにデイケアに通っている人は帰ってきてから入る。看護婦は誰が風呂に入ったかをちゃんとチェックしていて、最後の人には「お湯、抜いておいてください」と言うときもある。今日は誰かが間違って勝手に抜いてしまったのだろうか。仕方がないのでシャワーで済ませ、あがってから看護婦に言った。みんなもう夕食を食べているところだったが、「お風呂の栓抜いたの誰〜」看護婦が尋ねた。誰も答えない。私が自分の箸とコップを取りにいったん病室に戻ったときに別の看護婦がやってきて「ごめん、私が間違えて抜いちゃった」おいおいおい。

それにしても今日は疲れた。ただ疲れた、と言うよりばてた、という感じだ。やはり暑くなってきたからだろうか。テニスを体育館でやったとき、蒸し風呂のような状態だった。やはり私は暑さに弱いようだ。