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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日は昨日と同じく、目覚ましをセットしていたが止めてまた寝てしまった。起きたのは9時だった。そして、朝食を食べた後も、また昼まで寝てしまった。

う〜ん、どうもまだノーマルになったわけではないようだ。一昨日、昨日からすると若干低めという感じ。微妙なところで上がったり下がったりを繰り返しそうな予感。

昼過ぎに妻が商店街まで買い物に行くというのでついていったのだが、途中で息が苦しくなった。喘息である。無理すると悪化するからそのままUターンして家へ帰ってきた。上り坂を登るのがつらかった。息が吸えなくなるのだ。

そして15時からまた2時間くらい寝てしまった。先週の日曜日と同じパターンだ。下降傾向になっている。このまま堕ちないといいのだが。

明日は早く起きて会社に行けるだろうか。自分の身体感覚としては、朝早く起きるのは無理なような気がするが、遅くなっても起きてしまえば動けるような気がする。まあいいや、明日は明日の風が吹く。

昨日のことだった。朝、その前の日までのように、起きられずに布団の中で苦しんでいた。

しかし、11時過ぎ、いきなり「がばっ」と起き上がれた。そして「よし、行ける!」と確信した。しんどいけど何とか行けそう、とかではなく、自分のモードが切り替わったのを感じたのだ。こういう瞬時に切り替わる感覚というのは普通の人は理解し難いかと思うが、私のような気分障害の患者では時々あることなのだ。

そしてそのまま会社に行って仕事をして帰ってきた。果たして本当に切り替わったのか。会社に行ったのはやはり無理をしていたのか。次の日ちゃんと起きれるのか。確信はあったが、本当にそれが正しいかわからない。急に回復するなら、また急に堕ちることもあるから。あえて昨日は日記を書かなかった。

そして、今日は6時にばっちり目が覚めて動くことができた。私の身体感覚は間違ってなかった。だからと言って飛ばしすぎないように気をつけないといけない。今日は金曜日だから、1日行ったらお休み。忙しくもないし、のんびり定常業務をこなしつつ勉強でもしよう。

今日も鬱だった。夕方まで寝ていた。

次の診察は来週だったが、それまで待ってられないので病院に電話し、今日の最後の時間帯に予約を入れてもらい、夕方に通院。「日内変動」といって、一日のなかでも鬱は午前中に調子が悪く、昼から夕方につれて回復していく、という特徴がある。夕方になると割と普通に動けるのだ。

そして診察の結果、薬が増えた。と言っても朝と夕方にトリプタノール25mgが1錠ずつ。

「即効性があるわけじゃないんだけどね」

と主治医は言う。それはわかっている。抗鬱剤は効果が出るのに1〜2週間はかかるのだ。まあ、気休めである。即効性があるというと、最近話題になっているリタリンになってしまう。それは最後の手段と思っていたが、うつ病には処方されなくなってしまったので、それももう無理な話だ。

自分では、薬でなんとかなるものではなく、バイオリズムというか、体のモードが切り替わるまでの我慢だと思っている。

でも、今日は締め日だったからタイムシートにサインをもらって派遣会社にFAXしなければならなかった。1日遅れまでならOKなので、明日は少しでも会社に顔を出したい。そうでないと、ややこしいことになる。

これ以上「難あり」と派遣会社に思われるのをおそれて、欠勤するときには担当営業に連絡をしないといけないのに、それをしていなかった。しかし、タイムシートの締め日を2日以上過ぎると、直接自分の所属する支店にFAXをしないといけなくなる。そこで欠勤のことがばれてしまう。

現場のチームリーダーはうつ病に理解がある。なんとか派遣会社には知られずにやり過ごしたい。いつかはばれるかもしれないが、それまでに何とか今の職場と太いパイプを作っておきたい。

どこまでやり過ごせるだろうか。今はとにかく、バランスを取りながらなんとか回復を待ちたい。

今日は会社を休んだ。

朝、やはり起きれなかった。鬱は1日で抜けない。

今日は妻に電話を持ってきてもらい、布団から会社に電話をかけた。

しかし、なんとか起きてみたら、案外動けそうだった。

でも、休んだ。ここで無理をしたら、また同じ事を繰り返す。なんとか今日1日休んで、そして少しでも早く復活したい。

そして、一日中寝ていた。罪悪感が自分を襲う。

「ハタラケ」

自分の耳に誰かが囁く。

昨日は21時半に寝た。調子がいまいちだったから、今日からの一週間を右から左へ受け流すために、とりあえず早く寝たのだった。

しかし、朝起きれなかった。9時頃なんとか起きて会社に行く用意をしたが、何かが強烈にブレーキをかけた。

鬱である。

久々のこの嫌な鬱の感覚。息がつまるような閉塞感。地面に押さえつけられ、沈み込むような圧迫感。何もかも嫌になって投げ出してしまいたい脱力感。自分の存在に意味があるのかわからなくなる虚無感。そしてかすかな芽を出す死を向く感情。

ここしばらくは精神病の症状の中でも陰性症状としての身体症状、易疲労感や強烈な肩こりに苦しんでいた。しかし、陽性症状としての鬱は久々だ。こうなるとどうにもならない。とりあえず、体調不良で午後から出社か、調子がよくなければ休む旨を会社にメールした。

そして昼まで布団に横になった。12時過ぎ、なんとか行けそうだったので会社に行き、13時過ぎについた。あまり忙しくなかったのが幸い。調べ物をしたりして、定時になったので帰ってきた。

帰ってきてもまだ元気はない。明日はどうなるのだろうか。明後日は、一週間後は、一ヶ月後は、一年後は。考えるときりがないし、考えてもどうしようもない。しかし鬱のときの不安は「自動思考」によって勝手に頭に浮かび上がる。とりあえず早く寝よう。