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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日もしんどかった。ほとんど一日中寝ていた。しかしいつまでも寝ているわけにはいかなかった。今日は通院日、18時からの予約だったのだ。

夕方ぎりぎりまで寝て、なんとか這いつくばって起き、タクシーを拾って病院へ。凄まじいほど混んでいた。私は具合が悪いので、処置室のベッドで寝かせてもらった。診察券を出してからおよそ2時間、ようやく私の名前が呼ばれた。その頃にはだいぶ回復していた。

診察で改めて「物忘れがひどい」ことを相談する。やはり鬱の症状の1つの「仮性痴呆」だと言われた。これは鬱が治らない限りどうしようもない。逆に少しずつ鬱がよくなっていけば、痴呆の症状も改善される(だから「仮性」)とのこと。

はあ、こいつのせいで仕事中みんなに迷惑かけてばっかりだけど、私の病気とつきあってもらうしかない。自分でもできるだけのことをしよう。何でもないことでも細かくメモを取ったりして、何とか仕事に支障をきたさないようにしなければ。

調子が悪い。上がってこない。

昨日も今日も会社を休んだ。明日も多分だめだろう。

調子が悪くなると毎回書いているが、ここは我慢だ。上がってくるまで我慢だ。この季節は特に我慢だ。無理はいけない。

早く春が来ないものか。暖かくなると、躁転というリスクははらむものの、安定した期間も長く続くようになるのだが。

今日はだめだった。

朝、昨日と同じように起きれなかった。昨日と同じように様子を見て寝ていた。しかし、今日はあがって来ず、しかたがなく会社を休んだ。私のわからない部分の仕事が舞い込んできて、打ち合わせをするために他の支社とテレビ会議をしましょう、とスケジュール調整に入っているのだが、その打ち合わせに出るための知識が私の頭の中にはまだない。

Nさんは今月しかいない。今月中にテレビ会議に同席してもらって、私にレクチャーしてもらわなければ。そのためには、なんとか自分の状態が持ち直してくれる必要がある。頼むから復活してくれ。自分の体よ。

朝6時半起床。

いきなり春が来た。しかし残念ながら今日から3連休。何が残念かわからない人もいるかもしれないが、

「動かないといけない(仕事をしないといけない)日に動けなくて、動けなくてもいい日に動ける」

のがちょっと悔しい。しかしながらまだまだ寒い。自分ではわかっている。どんなに気をつけていても、また調子を崩すだろう。波があるからしかたがない。だけど、できるだけ仕事に支障をきたしたくない。平日はまともに働いて、休日はぶっ倒れている、でもいいのだ。

でも今日は動けるからルンルンと3週間ぶりに合唱団Tの練習へ。BASS特練でイタリア語の歌詞読みをみっちりやってくれた。助かった〜。どうもこのステージの曲はみんなまだ手をつけ始めたところのようだ。しっかり復習しなくては。音は簡単なんだけど、言葉はまだまだ譜面にかじりつかないと見れない。これはいかん。暗譜だ暗譜!!!暗譜しないと指揮を見て歌えん。

そしてアンサンブル練習で念願のアイーダも歌えて満足。「バリトンもうちょっと頑張って」と言われて(けっこういいメンツ揃ってるのだが)、思わず吠えてしまった。力みが入って発声的によくないのだが、つい癖でやってしまう。これをやると、あっという間に喉をつぶすのに。ああ、どうにかして全く力まず、それでいて迫力のあるフォルティシモが出せないかなあ。

今日は何とか動け…………なかった。
とにかく待つ。毎年この季節は我慢なのだ。

しかし、のんびりもしていない。
一緒にネットワーク管理の仕事をしていたNさんが今月いっぱいで辞めてしまうのだ。すでに後任の人も来て引き継ぎは始まっているようだが、今月中に彼女から、できるだけのことを引き出さなければならない。

長期的に見ると、私の状態はじょじょに良くなってはいる。去年や一昨年などの冬の寒い季節は、本当に身動き取れなくて1日中寝ている日も多かった。今は調子が悪いとは言え、そこまで悪くはない。しかしながらバスと電車を乗り継いで会社に行って仕事をして…、というのは今の状態では高いハードルであることには変わりない。しかし、ハードルは少しずつ低くなってきている。自分を信じるのみ。