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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

今まで心配ばっかりかけてごめんな。

小学生になってもおねしょが治らなくてごめんな。

いつまでたってもマヨネーズも酢の物も食べられへんで、僕にだけ別メニュー作らせてごめんな。

僕が高校生の時、おかんが病気で入院していたのに、アトピーがひどくなった顔でお見舞いに行って逆に心配させてごめんな。

僕が大学生の時、急性アルコール中毒で救急車で運ばれて、心配させてごめんな。

社会人になってから、僕がうつ病のこと隠してて、失踪して警察に捜索願まで出させたりしてごめんな。

久しぶりに会うたびに、太りに太って心配させてごめんな。

糖尿病になったって心配させてごめんな。あれ、本当は飲んでた薬の副作用で一時的に高血糖値が続いてただけやってん。でもせっかくダイエットしたのに、またリバウンドしてしまってごめんな。

おかん。

間に合わなくてごめんな。

誰も看取ってやれなくてごめんな。

本当にごめんな。

おかん。

一つ前の日記にも書いたが、病気の母の見舞いのために大阪に帰っている。
前々から入院していたのだが、容態が悪化したとの連絡を受けて、自分自身の体調が悪い中、急遽帰省した。

骨と皮だけになるほど痩せこけてしまい、チューブだらけの母を見たときは絶句した。
母の手を握りつつも、骸骨のようになってしまった母の顔を見るのがつらかった。
病気の影響で、体のいろんなところが内出血したり、あちこちが出血していた。
血液を凝固させる血小板が、通常生きていられるほどの限界値を下回っているのだ。

病魔はすぐそこまで母の命を狙っている。
医者でなくても見てわかるほどの状態だった。

現実を受け入れるのが怖かった。

自分自身の体調が不安定なので、なかなか帰省することができなかったが、もっと早くに来るべきだった。
母は病床で、ずっと私の心配をしていたらしい。

「僕は元気やから、何も心配いらんで」

早くに見舞いに行ってそう言って安心させてあげるべきだった。

「また一緒に旅行に行こうな。絶対やで。横浜案内したるからな」

心のなかでは泣きべそになりながら、作り笑いでそう語りかけるのがつらかった。

心配ばかりかけてごめんな、おかん。遅くなってごめんな、おかん。つらかったろう、おかん。

「トイレの神様」と自分がシンクロしている。

ちゃんと育ててくれたのに。
恩返しもしてないのに。
いい息子じゃなかったのに。

トイレの神様でもどこの神様仏様でもいいから、奇跡を起こしてください。
お願いします。お願いします。お願いします。

大阪は雪が降っています。
寒いけど、おかんの見舞いに行くとするか。

死ぬなよ、おかん。

今日も外に出られなかった。

昼過ぎに、「よし、これからSATYに買い物に行く!」と声高らかに宣言し、妻に買い物リストまで作ってもらったのに、その直後に圧倒的な何かに押しつぶされた。頭の上から何か強い力で下へぐいぐいと押さえつけられているかのような、ものすごく強力な圧迫感を感じた。自分の中の「やる気」がプシューと音を立てて体中から漏れていくような気がして、何も手に付かなくなった。

結局外へ出ることはできず、買い物はネットスーパーで済ませた。ネットスーパーでは取り扱ってなくて、リアルの店舗まで行かないとない商品も買い物リストにはあったが、今日必要というわけでもないのでそれで済んだ。

うちは生協の宅配(おうちコープ)と、SATYのネットスーパーにお世話になりっぱなしである。特に注文して当日、または翌日配達してくれるネットスーパーは重宝している。今日は14時頃に注文して19時頃に配達。1200円のお買物から利用可能で、配達料は105円。SATYは家からちょいと遠いけど、近くのスーパーよりだんぜん安くて品も良いから、配達料がかかっても近所で買い物するよりトータルで安くなる。ちょっと買い物すれば1200円くらい余裕で超えるし、超えない場合は買い置きのミネラルウォーターやカップ麺などを注文すればよい。良心的な値段設定である。

便利なのだが、便利を覚えたら努力をしなくなる。いかんなあ。