先月この団地に越してきた時に、家庭用の消火器を東京ガスの方に勧められて購入した。「この客は勧めたら買う客だ」と思われたのか、そのときの担当者が昨日「今度イベントやりますので」とチラシを持ってきた。イベントといってもガス器具のフェアなのだが、それはさておき、彼の最初の言葉が、
「先日お買い上げいただいた消火器ですが、お使いになりました?」
そんなに早く使ってたまるかっつーの。


朝5時に起きたら空はぶ厚い雲に覆われていた。雨が降った形跡もある。超落胆。
ダメかも、と思いつつ、6時過ぎに家を出て徒歩15分くらいの大きめの公園まで行き、展望台へ上った。先客はけっこういた。ずっと空を見上げるが、ぶ厚い雲は相変わらず鎮座ましていやがる。おまけに雨まで降ってくる始末。
しかし、少し雲の切れ間が南の方に見えた。なんとか雲が流されて、その隙間から見えてくれないか。
みんなの願いは通じた。いつの間にか雨はやみ、時々部分日食が見えたり隠れたり。もう少しだ、何とか見えてくれ。
そうしたら、5分とはいかなかったが、1分か2分くらい、きれいな輪っかがくっきりみえた。感動した。辺りからは歓声がわき起こった。さんざん映像や画像は見ていたが、自分の目で見るのとは大違い。こんなに神秘的だとは。くどいようだがもう一度言おう。感動した。その一言につきる。
よかった。本当によかった。神様ありがとう。
晴れてくれ~!!!!
お願いします!!!!
昨日の深夜、「ゴロゴロゴロゴロ」という雷の音が聞こえ、カーテンの隙間から空をしばらく眺めていた。低く広がった雲海は、街の明かりを反射して夕方のように薄明るく、時折り雷鳴とともに、カメラのフラッシュが光るがごとく街全体を照らしていた。その光景にしばし見とれていた。
と言ってもスカイツリーのことではない。
金環日食である。首都圏で見られるのは、一生のうちにこれが最初で最後のチャンス!
太陽観察用グラスも買って、準備万端。
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ところで、中には粗悪品もあるらしいので、ご注意を!