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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

でも、時間の問題です。

私の命は、

もって、あと60年といったところでしょうか。

三連休の初日。三連休と言っても、祝日というのは私のように時給制で働く人間にとっては、一日分の給料を稼ぎ損ねる日でしかないので、あまり喜べない。外出してもお金を使うだけだし、一日家にこもって、溢れている資料の整理をしていた。けっこう時間がかかって、それだけで疲れた。

 

もう必要でないであろう昔のクレジット明細やら病院の領収書、解約したプロバイダの資料。とっくに期限切れの保証書など、出てくる出てくる。これらほとんど個人情報だからシュレッダー行きだが、大変なのでちょっとずつやっていくことにしよう。会社に持って行って機密文書廃棄ボックスに放りこむという手もあるが、さすがにそれはやめておこう。

 

18時半からフジテレビの番組で、先日世界文化遺産に指定された平泉を巡っていた。平泉といえば、去年の5月に高校時代の部活の仲間たち10人で、25周年記念の旅行で訪れた場所である。見事な毛越寺の庭園は私も「これは美しい」と思って何枚もデジカメのシャッターを切った。中尊寺の金色堂は撮影禁止だったので写真は残ってないが、その美しさと神秘さは私の記憶にはっきりと残っている。最近、その姿がテレビで繰り返し放送されている。たった1年ちょっと前のことなのに、ずいぶん昔のことのような気がする。

 

19時半から今度はNHKで、京都は祇園祭の宵山の様子を生中継。それをしばらく見ていたが、これもまた懐かしい。京都市内の大学に通っていた頃に、当時つきあっていた女の子とはじめて行った祇園祭の宵山。圧倒されたものすごい人の群れ、伝統を感じさせる鉾の数々、祭りの盛り上がったムード、彼女の艷やかな浴衣姿。こちらは20年くらい前のことなのに、昨日のことのように記憶がよみがえる。

 

その頃はカメラも持ってなかったし、インスタントカメラを買ってデートで写真を撮るなんてこともしてなかったから、当時の写真は殆ど残ってないが、記憶にはしっかり刻まれている。今日私が家の中でせっせと仕分けたように記録は消すことができるが、記憶は消えているようで消えていない。都合のいい記憶だけ残ってくれればいいのだがなあ。

 

なんだかんだ言って、学生時代とは懐かしいものだ。あの頃は20年後の自分がこんな生活をしているとは夢にも思っていなかったが、だからと言って学生時代に戻りたいとは思わない。今の自分を受け止めて、前を向いて歩いて行く。その中で、また新しい記憶が作られることだろう。

 

それにしても、京都に下宿していたのは3回生から4回生の2年間だけだったが、エアコンもないボロアパートで、よくもまあ高温多湿の京都の夏を我慢できていたなあ。今の自分にはとっても無理である。もっとも、今ほど温暖化は進んでなかったけどね。

梅雨も明けて、夏本番。
最高気温が33℃とか、もう普通になってしまったが、わたしが子どもだったころには考えられない数字である。

私が通勤する時間帯が最も高い気温なのだ。早くも夏バテである。しっかり水分は採っているのだが、弱った体にはボディブローのように効いてくる。

仕事も今までは半分勉強期間だったが、本格的にチームのメンバーとして仕事を一人で任せられるようになって、プレッシャーも増えてきている。

ちょっと心が折れかけている今日この頃。

まだ梅雨も明けてないのに、毎日30℃超の夏本番のお天気。各地で集中豪雨をもたらしているようだが、横浜は今のところ私の出退勤の時間に雨は降ってない。毎日暑い。

思えば失業していた去年の猛暑は、毎日ずっとひきこもっていた。今のところは毎日会社に行けている。半袖のワイシャツで通勤しているが、早くも腕が焼けて黒い。バテバテである。

今年は何月くらいまで暑いのかな。その前に、本当の電力ピーク時に、電気は足りるのだろうか。自分が、そして社会全体がどうやってこの夏を乗りきれるのか。節電はどこまで厳しくなるのか、原発はどうなるのか、地デジに完全移行してなんかトラブったりしないか、菅さんはいつまで粘るのか。なんかこの夏は何かと注目することが多い。

電力使用制限令が施行され、大口電力需要家はピーク時の電力使用量を15%以上カットすることが義務づけられた。できない場合は1時間あたり100万円の罰金もあるという過酷な環境を強いられている。うちの会社は大口ではないが、節電意識は高く、オフィスは暑いし、照明は半分以上落としている。共用の冷蔵庫もコンセントが抜かれた。

しかし今日、所用があって出勤前に区役所へ行ってびっくり。
蛍光灯がこうこうと全部点灯しているではないか。空調は設定温度が高め(多分28℃)だったが、真っ昼間で窓からもさんさんと太陽の光が注いでいる中、全部の蛍光灯をつけている。少なくとも半分は消しても何の問題もない。てか、うちの会社も半分蛍光灯を外しているが、自分はしばらくそれに気がつかなかったくらいである。

なんだかなあ。