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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年1月24日

伊坂幸太郎「ラッシュライフ」読了。いくつもの人生模様が描かれ、それがだんだん絡まり合って行く。あの場面がここに繋がるんだな、というのがわかった時はなんかすっきりする。自分が新たな発見をしたかのような爽快感がある。最後はその爽快感のラッシュである。あれもこれも伏線だったとは、てな感じだ。ぜんぜんジャンルは違うが、映画「有頂天ホテル」を思い出した。あれも三谷幸喜がタイムスケジュールを綿密に計算して、いろんな人の物語が絡み合うストーリーだった。

なんて思っていたら、あることに気がついた。ひょっとしてこの小説には大きな仕掛けがしてあるのではないか?ある矛盾がありそうだ。それをほのめかすヒントも出てきている。それを確認するためには最初から作品を読み返して、詳細にメモを取っていかないといけないがどうしよう。

と思ってネットで検索したら、私と同じようなことに気がついて実際に検証した人がいた。そうすると、「そういう仕掛けをしているように見せかけて、実はそんな矛盾はなかった。作者の罠にはまりかけた」ということを詳細な解説を交えて書いていた。う~ん、やられた。

ネタバレになるから詳しくは書けないので、この記事は読んでてさっぱりわからないことだろう。

「ラッシュライフ」にちなんだ曲がないかなあと探してみたら、まさにそのままの曲が出てきた。クラムボン「Lush Life!」。たまたま見つけたにしてはいい曲だった。この小説で出てくるのはジャズの同名の曲だが。

今日は9時起床。8時台起床は続かなかった。無念。

昨日の夜から伊坂幸太郎「ラッシュライフ」を読み始めた。場面が次々と変わってたくさん登場人物が出てくる。う、これはまたあとになって誰が誰かわからなくなるパターンか?文庫本の裏表紙に書いてある紹介文を読むと「並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来」と書いている。ひえ~ついていけるかなあ、と思ったのでついに登場人物一覧を作ってしまった。45ページまでに11人が出てきた。読み進めるたびにエピソードや人物間の関係を追記していく。これが奏功してとても読みやすくなった。こんなことをしないと読み進められないとは情けないことこの上ないが。喋るカカシと会った人がまた出てきたよ。

15時半くらいまでずっと読書をして、その後は歯医者に通院。前回削ったところに銀を詰めた。これで治療はおしまいだと思っていたのに、歯茎が荒れていて歯石もまたつき始めていると言われ、2週間後にまた歯石除去で行かないといけなくなった。また次は半年後かと思っていたが、よく考えたら2本の歯の治療前、前回歯石除去をしたのが11月の初めなので3ヶ月近く経っていたのだった。ああお金がかかるよう。

妻に頼まれて買って帰った極細ポッキーの裏に「2本分増量中」と書いてあった。バレンタイン企画だろうか。極細ポッキー2本。もうすこし増量してくれたらいいのに。「いつもより2本分ながく話しませんか?」てあっという間だと思う。

ポッキー2本増量

今日は歯医者に行ったのでGReeeeN「キセキ」。「シセキ」ではない。今でも歯医者と兼業してるのだろうか。