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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年1月26日

今日は9時半起床。早く起きれない。夜中に夢を見た。どこかの会社で働いていた。3月までで雇用契約が切れたのだが、なんとかその後も雇ってもらってそれまでの職場で別の仕事をしていた。自分の契約形態が正社員なのか派遣なのかバイトなのかよくわからないが、ここでこの仕事をしていていいのだろうか?自分は本来なら別の部署で別の仕事をしないといけないのでは、と戸惑っていた。そうしたら誰か(多分その会社の頼れる人)が出てきて「とりあえずそこでいいです」とかなんとか言われた。また仕事の夢を見た。仕事したい。仕事したい。仕事したい。

清水義範「ターゲット」読了。ホラー短編集だが恐ろしかったというより面白かった。パロディ云々でなく文句なしに面白かった。と言うか、パロディなのか?と思ったら、巻末の解説を読むと「そういう意味でのパロディだったのね」と納得できて、改めて清水義範はこういう素材で面白い料理を作るなあと感心してしまう。ある意味非常に現代的なホラーだったり、日常生活の中の他愛のないことでも「怖い」と思えるものは視点を変えると何でもホラーに料理できるんだな、と感心してしまった。

夕方からは福祉施設で面談。外に出たら寒い上に風が吹いていて空気がとても冷たい。手袋をはめた両手で頬をおおっていたら妻に「ぶりっ子みたい」と言われたが寒いのでその状態で歩いた。昼間にはちらっと雪も降ったらしい。

面談ではこの1ヶ月の様子を話した後、今年の目標を立てたことを話した。「福祉施設に月2回来る」「たくさん歩く」「たくさん本を読む」「10月の福祉イベントでの朗読の会の発表会に出る」「6月の法事に出る」「できるだけ午前中から動く」という目標である。すると職員が「私のリカバリーゴール」という紙を出してきた。

リカバリーゴール

大きな枠が縦横3×4に並んだシートで、

「実現可能な私のリカバリーゴール(目標)」
「実現可能な小さなステップ(3つ)」
「私が実際に取り組めること」
「私にとって支えになる場所、社会資源、人、等」

とある。それらをそれぞれ3つずつ書けるようになっていて、要は大きな目標を3つ立てて、それをどうすれば実現できるかということを具体的に落とし込んでいくための表だった。これをうまく活用してやっていくのはどうでしょう、ということだった。いろいろ説明を聞いたのでやってみるか、という気になった。抑制的なステップもありとのこと。つまり「本を読む」の目標に対するステップで「週5冊以上は読まない」とかそういうものである。うまくバランスを取っていく必要がある。

家に帰ってきて一息ついた時、悪魔の囁きが外から聞こえてきた。

「い~しや~きいも~」

気がつくと財布を握って玄関を出ていた。私は石焼き芋に目がないのだ。無事焼き芋をゲットして帰ってきた。石焼き芋は久しぶりだ。

石焼き芋

この写真だとナスみたいだな。ほくほくして美味しいお芋だった。熱かったので口の中をやけどしてしまったよ。

今度は伊坂幸太郎「チルドレン」を読んでいる。数ページ読んで「また出てきた」と思ったのはボブ・ディラン。彼の小説にはどこかにボブ・ディランが出てくる。5つの短編集で、主要な登場人物は4人で話ごとに主役が変わる。さりげなく前の話のできごとが昔話として出てきたりするのは伊坂幸太郎らしい。

今日の動画。チルドレンつながりでMr.Children「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」。最初は「innocent world」を探して公式MVを見つけたのだが、YouTube Premium会員限定だった。最近いろんなサイトで「有料会員限定」に阻まれることが多い。