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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

相も変わらず調子は悪い。

月曜、火曜とまた会社を休んだ。しかし少しずつ調子はましになって、土日は一日中寝ていたものの、昨日、今日の午後は起きていた。起きてはいたが会社に行けるほどの元気はなかった。ただただスイッチの入ってないテレビをひねもす眺めていた。いや、スイッチは入っていたっけな。

今日の夜は整体の予約を入れていたので、なんとか行った。ちょっとしんどくてキャンセルしようとも思ったが、夜にはだいぶ体調も回復し、こういう調子の悪いときこそ整体で体をリセット、と思って行ってきた。

こういう鬱のときは何もしていないのに首と肩がぱんぱんに張っている。私がご指名させていただいているO先生は、首の付け根をぐりぐり揉みながら「張ってますね〜。自律神経のバランスが崩れていますね〜」とか言いながら、いつもの通り首から背中からバキボキ音を鳴らして私の体をしゃんとさせてくれた。う〜ん、神の手である。

そしてリフレッシュした帰り際、来週の予約を取ろうと受付で「来週の火曜から木曜の間で、18時半以降でO先生でお願いできますか?」とリクエストを出したら、受付のお兄さん曰く、

「O先生は18日までオリンピックのトレーナーとして北京へ行ってしまうので、来週はいないんですよ」

オリンピックのトレーナー?何かの競技の専属トレーナーなんだろうが、うわ〜、さすが指名料を取る「エグゼクティブトレーナー」の呼称を持っているだけある。なんか偶然にも、とてもいい人を捕まえてしまったようだ。とりあえず来週は別の先生にお願いしたが、今後とも長いおつきあいをしたいものだ。五輪の裏話も聞きたいところである。

とりあえず、今日体が楽になって、明日会社に行けるかどうか、そこがポイントだ。整体での施術が鬱からの脱出口となるのであれば、週イチで通っていれば、調子が悪くなって連続して休んでも1週間以内にはもちなおせる、ということだ。

そんなに世の中甘いとは限らないが、調子が悪いときは、ほんと藁にでもすがりたい気持ちなのだ。関係ないがwaterはウォーターでなく藁と発音した方が欧米人に通じる。おぼれる者は久しからず。ではなかったおぼれる者はwaterをも掴む。うむ、それもまた真なり。なんか最後は意味不明。

調子悪い。

金曜日、しんどくて会社を休んだ。通院日だったので、夕方なんとか家を出て病院へ行って診察。最近躁鬱の交代が早いです、という話をしても、様子を見るしかないですねえ、とのこと。

土曜日、一日寝てた。

日曜日、一日寝てた。

明日は会社へ行けるかなあ。

昨日は会社を早退して、まずは散髪。ずっと切らなくては、と思っていて、どうせなら日曜日の結婚式の直前に切ろうと昨日行きつけの散髪屋に行ったのだが、もう閉まっていた。もう今日の土曜日は大阪に移動して、その後の予定も入れてある。昨日は夜に通院。だから早退して散髪するしかなかった。

そんなことはどうでもよくて、やはりどうも躁気味である。昨日も、追加眠剤なしで23時前には寝たのに、1時過ぎに目が覚めて眠れなくなった。いったん起きて追加眠剤を飲み、それから4時までやっと眠れた。いかん、心はどんどん前は行こうとするのに、体がついていかない。ずっと寝不足が続いているから体がしんどい。

というような状況で、今日から2泊3日の大阪行き、大丈夫かなあ。少しでも暇を見つけて、休憩を入れなくてはもたないだろう。あと水分を多めに摂取すること。それが自分には体調のコントロールになるのだ。

と言うわけで、行ってきま〜す。ノートPCを持っていくので、大阪でもメールのやり取り可能であります、はい。

昨日は全く眠れなかった。

眠れないので、いったん起きて追加眠剤を飲んだが、それでも眠れなかった。

その後も、ぜんぜん眠れないので、あきらめてPCに向かった。会社を休む前に取り組んでいた、Webアプリの高速化をあれこれ試していた。mod_perlだとある特殊な条件のときに想定外の動きをして、どうしてもうまくいかなかった。mod_perlはあきらめてFastCGIに挑戦してみた。そして夜が明けて朝の7時くらいになってようやくうまくいった。

そのまま8時前に会社に行って18時半まで仕事。その後整体に行って夕飯食って帰ってきた。

我ながら無茶をしたものだが、実は「断眠療法」というのは実際にうつ病の治療法としてあるのである。生活のリズムが狂っているのを逆手にとって、それならさらに狂わせて元に戻してしまおう、という荒技である。しかし、うまくいくとは限らないしリスクも高い。図らずも断民療法をしてしまったが、果たして吉と出るか凶と出るか。

とりあえず今日は寝るべし。

いかん、まだ上がってこない。会社は休んだ。朝は遅く起きて、また昼まで寝てしまい、昼過ぎから夕方16時半くらいまで、また寝てしまった。

18時半頃、何日ぶりか、ようやく外に出た。しんどかったけど、今日は縁日の日。歩いて10分ちょいくらいの商店街に露店がたくさん出る。横浜の夜は雨の予報だったけど、実際の空を見上げると、降りそうな気配はない。なんとか家を出て、妻と一緒に屋台を巡る。行きはずっと下りだからなんとか歩けたが、帰りはずっと上りなのでしんどい。なので帰りはバスで帰ってきた。

来週の3連休は、真ん中の20日に身内で結婚パーティーがあったりして、実家の大阪に帰る。ついでなので、前日の19日には高校時代の部活の仲間と会い、次の日の21日には旦那の転勤で大阪へ引っ越していった歌友達とお茶でも飲む約束をしている。ちょっと今の調子が続くと無理かも、当日動けるかどうかはその日になってみないとわからない、ということはそろそろ伝えておいた方がよいかもしれない。

自分の体調の先が読めないから、自分の予定もなかなか立てられない。約束をしても守れる自信がない。いや、誰だって絶対に約束を守れるとは限らないのはわかってる。いつ何が起こるかわからない。でも、私には「いつかわからないが比較的短い周期で何かがやってくる」ことがわかっている。だから、それに合わせて行動するのみ。そうすると、「約束」というのができなくなる。

「何かの予定を入れる」というのは、約束の1つだ。自分一人、あるいは妻と一緒にどこかへ行こうか、という程度だと別に約束を守れなくてもどうってことはない。しかし、友達と会うだとか、趣味である合唱の活動に参加するだとか、それらは全部が「約束」になっている。

今はこいつら、つまり「約束」てのをできるだけ自分から排除している。3つの合唱団に籍を置いているが、100人以上の大規模合唱団Tには休団届けを出しているし、今年はバッハのロ短調ミサをやる合唱団P1もずっと休団状態。学生時代のOB合唱団が中心となってできた合唱団P2も、今年の活動に一度は参加表明したものの、やはりパス。ボーカルアンサンブルネットワークGの演奏会の合同ステージも、最初は「乗せてください」とお願いしていたのだが、結局練習にしろ本番にしろドタキャンしてしまうのが怖いので、さんざん一人でかき回したあげく乗らないことにした。

はあ、合唱も結婚パーティーも友達の約束もできなくていいから、ちゃんと仕事をしたいよ。それこそ一番大きな約束なのだ。