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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

自分が風邪をひいたあと、妻がノロにかかって、その後また風邪をひいて、今夜になってようやく落ち着いた。自分も風邪は治ったのに今ひとつ調子が出ない。気がつけば今年も残すところあと一日。大掃除も何もやっていない。

思い返せば、年末年始はいつも調子を崩している。今年の場合は、年始から年末まで、という感じだが。まあ、要するにコンスタントに調子が悪かったのだ。

それにしても今年は慌ただしかった。県営住宅の抽選に当たって引っ越したものの、手続きやらなんやらが煩雑で、書類を山のように提出して、さらに、今では当たり前に備えつけられている類のものが片っ端からないので、自腹で風呂を設置したり、網戸は自分で作ったり、もう大変だった。

その頃は必死で何とか引越しまで終えて、その後の新生活の準備で足りないものを買ったり、まだ今より元気だった。一段落して新しい環境に慣れたらまた職探しを始めようと思っていたのに、その後はずっと調子は悪いし、挙げ句の果てに自殺未遂もしたりして、散々な一年だった。来年は少しでも事態が好転することを願う。

一年後の自分は、いったいどういう生活を送っているのだろうか。まるで見当がつかない。自殺未遂の発端となったあの日から、今でもまだ自分の精神状態は不安定だ。また希思念慮に襲われたらどうしようか、自分を見失って何かやらかさないか、今から不安である。

とにかく、一日一日を大事に過ごす。それで精一杯なのだから。

昨日になって、ようやく熱も平熱まで下がり、しんどさも抜けた。
どうも年末年始に風邪をひくことが多い。
そういう体質なのだろうか。

今日は復活したものの、昼食を食べた後、少し眠くなった。しかし昼に寝たら夜に眠れなくなるので、ゲームをして気を紛らわせていた。

そのうち、頭と体全体がどよ~んとしてきた。
レメディを飲んでみた。気がつくと気分は晴れていた。
不思議なお守りである。

ようやく年賀状も準備できた。

来年は出せるかわからない。(経済的な面で)

“New Year’s Card – The Final -“

と映画のタイトルっぽく言ってみる。

今日は昨日のリベンジ。メンタルクリニックへの通院だった。

しかし、調子は朝からあまりよろしくない。と言うか、昨日の晩からずっと悪いのだ。昨晩、妻が言った一言に「イラッ」とした。今まではそんなことくらいでイラッとしなかったのに。ああ、まだ自分は精神的に不安定だ。

とりあえず頓服の鎮静剤を飲んで横になった。そしてそのまま寝てしまった。レメディーを飲むという選択肢もあったが、その時はそこまで頭が回らなかった。

夜中に目が覚めて、寝る前の薬を改めて飲んで寝た。しかし、朝起きてもしんどい。昨日の沈んだ自分を引きずっている。

今日は主治医に、2つのことを相談するつもりだった。しかし、2つとも話すと長くなりそうだし、どちらも先生のご機嫌を損ねかねない内容なので、気が重かった。とりあえず今日は1つだけにしておくことにした。減薬の相談である。

当初は「こんなにたくさんの薬を飲んでもちっともよくならないので、減らして欲しい」という切り口で入ろうと思っていたが、それは角が立つので、できるだけ謙虚に攻めることにした。

先月ODして搬送された病院で、お医者様たちが私の処方を見て、びっくりして、
「毎日がプチ
OD状態ですね」
「こんなにたくさんの薬を飲んでいたら、どの薬が効いていてどの薬が効いてないか、わからないでしょう」
などと言われて、

こう言われたのは事実である。

自分でも、こんなにたくさんの薬を毎日飲んでいて大丈夫なんだろうか、と不安になりました。

と続け、

先日たまたま友だちから、日本うつ病学会が多剤投与を見直すようなガイドラインを発表したことを知り、他にもいろいろ調べたら、ベンゾジアゼピン系の薬の依存性が問題になっているようで、

先日の日記に書いたYOMIURI ONLINEのサイトの内容である。

自分はベンゾ系の薬をかなりたくさん飲んでいるので、ますます怖くなってきてしまいました。こんなにたくさんの薬を飲んでいて、大丈夫なんでしょうか。減らせる薬はないでしょうか。

と続けた。その後のやり取りは、

うーん、確かにそういう方針が出ていることは事実だし、まああなたの場合は今までの経緯があるから、少しずつ増えてきてしまったんだけど、いきなり減らすというのは危険なんですが。

いえ、すぐに、というわけではないです。いきなり減らすのが危険というのは自分でもよくわかっていますので。

と話が進み、とりあえず年末年始を挟むので、

年が明けてから、少しずつ薬を調整していきましょう。

と合意に達した。

まず、第一歩である。

仕事している頃を思い出した。交渉術が得意なわけでも弁が立つわけでもないが、とりあえず下手に出てみたら、うまく誘導できたようである。

続きはまた来年。

今日は朝は7時に起きて、午前中は割と調子よく過ごせた。あいかわずゲームに熱中している。早く起きたなら散歩でもすればいいのだが、寒いし雨も降っているし、まあいいのだ。

しかし、昼くらいにしんどくなって、布団に横になったら、そのまま寝てしまった。いかん、今日は15時にメンタルクリニックの予約が入っている。先週は急に調子が悪くなって、妻に薬だけもらいに行ってもらった。今日は主治医と相談したいこともあるし、今日こそは行かないといけない。

そろそろ準備をしないと、という時間に妻に起こされたが、しんどさは抜けていない。いや、体のしんどさではなく、心のしんどさだ。どよ~んと鬱に落ちている。ため息は出るが気力は出ない。頑張って着替えて外に出てタクシーでも拾うか、無理はしないでおくか。無理はしないことにして、病院に電話した。明日の15時でも空いていたので、明日に予約を変更してもらった。

 

話はいったん逸れるが、数日前の日記で「精神科医のブログ」を紹介した。ときどきそのブログを読んでいるが、この医師は変わった処方をする人みたいで、単剤とまではいかないが、これだけの薬で安定するんだ、不思議な名医っぽい、と思っていた。

そして彼が使うのは薬だけではない。ときどき「レスキューレメディー」というものが出てくる。これはいったいなんだろう、と思っていた。もちろんネットで調べればすぐわかるのだが、ホメオパシーの思想を汲んだ「バッチフラワー」という代替医療で使われるものらしい。

バッチフラワーとは、Wikipediaによると、

植物の持つなんらかの性質をエッセンスという形態で身体に取り込むことにより、気分の改善を図ることができる

という考え方で、そのエッセンスが38種類あり、それらをレメディーと呼ぶ。

これらのレメディーは単体で使われるよりも、数種類を調合して、その人のその症状に合うものを使われることが多い。その中でもよく使われおり、調合済みのものが販売されているものの一つが「レスキューレメディー」とのこと。

こういう代替医療を私は真っ向から否定しているわけではない。「毎日がプチOD」と搬送先の病院で言われたほど大量の薬を何年も飲んでいるのに、ちっとも状態が安定しない。こんなに大量の薬をのむ以外に、何か突破口というか、状態を改善させるものはないだろうか。そういうアンテナは張り巡らせていたつもりである。

しかしながら、そういう心のスキをついて、怪しいものが飛び込んできたりすることも多々ある。つい先日にも「善意の押し売り」お断りというタイトルで書いたが、もしレメディーを人から勧められたら、まっさきに「うさんくせー」と思うところだったろう。

だが、これに関しては人づてに聞いたわけではなく、上に書いた精神科医が使っていて、それで症状が安定した患者がいる、と書いている。自分にはどうなんだろう。そういう好奇心から、逆に自分が興味を持っていた。しかし、ネットで検索してもレメディーと精神科医療との接点が見えない。

先週の水曜日に友だちがうちに来てくれたのだが、彼女は仕事と育児のかたわら、カウンセリングの勉強もしている人で、なんというか、一言でいうと「スピリチュアルな女性」である。利発で情報収集力もすごく、物事の真贋を見抜く力を持っている、と自分は感じている。メンタルヘルスに関する知識やいろんな療法の知識も半端ない。

その数日後に、レスキューレメディーのことを思い出して、これについてなにか知っているか聞いてみた。すると、

「バッチフラワーのレメディーね。全種類持っているよ。今度臨床で試そうと思っていたの」

との返事。

おおおおおおおお、なにか知ってないか聞いたら、まさか持っている?全種類?

レメディーは10mlとか20mlの小瓶に入っていて、使い方としては、コップ1杯のミネラルウォーターに専用のスポイトで2、3滴たらして飲む。朝晩飲むというようなものではなく、調子が悪い時に使う、というものらしい。お守りとして持っている人もいるとのこと。

レスキューレメディーをAmazonで調べたら、10ml1,800円ちょっと。決して安くはないが、ときどき2、3滴使うだけなので、1本でけっこう長持ちするらしい。

彼女が持っているとまで言うのなら、試してみる価値はある、と思った私は、さっそくAmazonでレスキューレメディーを購入した。それが今日の午前中に届いた。

ここで話は最初に戻る。結局しんどくて病院に行けなかった自分は、さっそくこれはレメディーを試してみる機会だ、と思ってミネラルウォーターに垂らして飲んでみた。少し横になっていたら、なんだかふわ~っと体が軽くなってきて、そんなに時間はかからなかっただろうか、気分もなんかすっきりしてきて、曇った頭の中も晴れやかになってきた。どうやら自分にとって「効いた」らしい。おそろしく素直に。

いったい何がどうなってそうなるかわからんが、病気がよくなったり症状が緩和されれば、なんだっていいのだ。

今日は朝から団地の清掃。基本的に月に1回だが、秋以降は3ヶ月に2回というペース。毎回「朝ちゃんと起きて7時半に行けるかな」と心配になるのだが、今のところ皆勤である。欠席すると1,000円のペナルティが課せられる。

いつもは朝がしんどいのに、こういう「絶対」とまではいかないが、義務的なことに対してはきちんと朝ちゃんと起きれる。起きれるけどしんどい。しんどいけど起きれる。これを毎日、と言われると途端にプレッシャーになって、しんどくて起きれない、に変わってしまう。この境界線はどの辺りなのだろう。

1時間ほど団地の周りの落ち葉を竹ぼうきや熊手でかき集め、先月伐採して乾かしておいた大量の木の枝を、ばきばき折っては束ねていく。こうやって体を動かして、木のぬくもり(冷たかったが)を感じていると、山を登っていた頃を思い出す。まあ、山は逃げないから歳をとってからまた登ればいいさ。

一仕事終えて帰宅し、朝食を食べて一息ついてから選挙の投票へ。投票所がこの団地の自治会館なので、歩いて100メートルほど、もちろん走っても100メートルほどの近さ。いい天気だし、投票所が近いし、この団地の住人は低所得者層なので政治に不満を抱いている人は大いにいるだろうし、この団地に限っては投票率が高いのではないだろうか、と勝手に想像した。

自分はいわゆる無党派層である。今回はどこへ投票するか検討する精神的余裕もなかった上に、政党が乱立して何がなんやら。消去法で決めようとしたら全部消えて、でも投票に行かないのは、国民に与えられたわずかばかりの参政権を自ら放棄することになるので、とりあえず選挙公報に軽く目を通してから、ベストでもベターでもなく、ワーストでもない候補者と政党に投票した。

市議会議員の補欠選挙も同時にあったのだが、こちらは全くもって何を判断基準にすればいいかわからないので、選挙公報に「趣味:登山」と書いている候補に投票した。山に登る人に悪い人はいない。ああ、なんていい加減な自分。

最高裁判所裁判官については、日頃から「こんな人知らねー」だし、デフォルトで「信任」ということになっているし、なんでこんな制度になっているのか。憲法で規定されているから、というのは当然知っているのだが、そもそもこの憲法自体が今の時代に即しているのか。9条に関してはいろいろと議論されているが、他の条文はどうなのよ、と感じる。まあ、それよりも優先してさっさとやってほしいことは山ほどあるが。

このブログではあまり政治のことは書かないようにしたので、これ以上はやめておこう。「飲み屋で野球と政治の話はするな」というのをどこかで聞いたことがある。