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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:健康

妻がどんどん弱っていく。

 

妻はメンタルな病気は抱えているものの、元々体は健康で、大病を患ったこともなければ、風邪をひくことも稀だった。しかし、去年の暮れにノロウイルスにやられてから、ずっとお腹の調子が悪い状態が続いていた。

内科に行って薬をもらってきても、良くならない。また行って薬が増えたけど、まだ良くならない。また行って薬が増えたけど、それでも良くならない。

そして内視鏡による大腸検査をやった。検査の3日前から食事制限があり、前夜と当日の朝に2リットルもの下剤を飲んで、トイレにこもりっぱなし。可哀想でしかたがなかった。

検査の結果、大腸にはなんの問題もなし。結局のところIBS(過敏性腸症候群)という診断なのだが、そもそもIBSは原因が不明で、ストレスが関係していると考えられている。ただ、大腸検査をやったらいい菌も悪い菌も全部出してしまうので、検査をやっただけで良くなる場合もあるらしい。

しかし、苦しい大腸検査が終わり、結果を聞いて安心し、ストレスフリーになって家に帰ったその夜、また妻は下痢だった。もうどうすればいいのやら。妻はすっかり外に出るのが恐怖になってしまった。

下痢型IBSの薬は少なく、女性には一種類しかない。「女性に」というのは、「男性だけ」に適応が認められている薬があるからである。これは不思議なことに、治験の結果、男性には効果が認められたが、女性には効果は認められなかったので、そのような適応となったらしい。

ちなみに一般的に「下痢止め」として処方される薬は、単なる対処療法で、医師の言葉を借りれば「問題を先送りにするだけ」らしい。常用すると危険なので、たまにしか使えない。

それに加えて、妻は咳がずっと止まらなくなっている。これは1ヶ月前くらいからだが、それも内科で診てもらい、念のため肺のレントゲンを撮ったところ、タバコを吸わないにしては肺が白っぽいという。これも原因不明で、咳止めや吸入ステロイド剤を処方された。薬を服用している間は咳は軽くなるが、薬が切れるとまたひどくなる。

医師の見立てでは「咳喘息」ではないかという。咳喘息とは、ヒューヒューゼイゼイと呼吸に雑音が交じる普通の喘息とは違い、ただ空咳が慢性的に出る病気らしい。アレルギーで起こりやすいというが、妻はアレルギーの検査はやったことがない。

実は喘息の薬を飲んでいると下痢は治まっている。しかし喘息の薬には副作用として「便秘」というのがあり、下痢が治まっているのはそのためかもしれない、と医師は言う。

結局のところ、何をどうしたらいいのやら。とにかく病院に通って薬を飲むしかないのか。

それから妻は子宮筋腫も抱えている。6cm×7cmとかなり大きいが、悪性ではないので経過観察中。半年に一回くらいは検査しないといけないのだが、今月はその検査もあった。

 

なんだかんだ医療費がかさみ、今月は大腸検査や子宮筋腫の検査があったので、35,000円を超えた。今年の累積も15万円を超えている。なんだか不公平感を覚える今日この頃。思ったよりも終末は近いかもしれない。

頭が割れるように痛い。

首と肩が異常なまでに凝っている。調子が悪い証拠である。

左目と右目の像が一致しない。

今さらながら、村上春樹の「1Q84」を読んだ。

2つの月が空に浮かぶ世界に迷い込んだ話。

昨日、夜空を見上げてみた。

自分にとって、昔から月は2つだ。はっきりと間隔があいて、2つに見える。

それが普通の世界だと思っていた。普段はその2つの像を1つに見せるために、目の周りの筋肉が頑張っている。その筋肉が弱っていると、左右の像を一致させることができない。

今でもPCの画面に向かって、同じウィンドウがずれて並んでいる不思議な世界を見ている。自分の両眼視差はかなり大きいが、見た目は正常に見える。特殊な斜視らしい。普通の人にはもちろん月は1つに見えるらしいが、特殊でない斜視の人には、月はいくつ見えているのだろうか。

そう言えば斜視の友だちが一人いた。そういうことを聞いても差し支えない間柄なので、今度何かのついでに聞いてみよう。

今日は西日本はかなり気温が上がったようだが、ここ横浜はそんなに気温は上がらず、一日中しとしとと雨が降っていた。よしよし、ようやく梅雨らしくなったな。農作物や水がめはさぞかし喜んでいることだろう。

しかし、自分にとってはしんどい季節。特に喘息に気をつけないといけない。気圧が下がったり湿度が高くなると、少し息が苦しくなる。自分の体がセンサーとなっている。

iPadApp Storeで毎日アプリランキングをチェックして、おもしろそうなアプリがあると、無料ならとりあえずダウンロードしてみるのだが、昨日「湿度計」というのがあった。湿度計?いくらなんでも、iPadにそんなセンサーはないはずだが、と思ったが、とりあえずダウンロードして実行してみると、こんな画面が。

 

湿度計

 

湿度100%? 

 

おそらく、「Yokohama, Japan」の湿度が100%と観測されている、ということを表示しているのだと思われるが、しかしながらこの数字の根拠は?気象庁かどこかの機関が発表している数値なのだろうか。と思って気象庁のWebサイトを見ると、各地点のアメダスのデータが掲載されている。それによると、

 

アメダスデータ

 (クリックすると拡大)

梅雨ってそんなに湿度が高いものなのか。20数年(若干サバ読み)生きてきて、はじめて知った。道理で息が苦しいわけだ。

今日は午前中から内科へ通院。先月採血をしたのだが、その検査結果がぼろぼろ。尿酸値は下がって正常範囲内に戻ったものの、GOTGPT、γ-GTPなどの肝臓の値が軒並み上がっている。中性脂肪もLDLコレステロールも上がっている。

そして、一番心配していた、直近2~3ヶ月の血糖値の平均であるHbA1cが、前回と同じ5.9という値で相変わらず境界値。まだ「糖尿病予備軍」の域であるが、このままだと本当に糖尿病になってしまう。おかしいな、少しは気をつけたつもりだったのに。少なくとも間食は以前より減っている。

もっと気を引き締めて、栄養バランスを考える、食べ過ぎない、間食も控える、できるだけ体を動かす、を心がけなければ。しかしながら、精神的に不安定になり、夜に眠れなくなると過食に走ってしまうのは、どうも制御できない。

昨日、今日と2日続けて午前中から外出することができた。少しもちなおしてきただろうか。特に用事がなくても、できるだけ外に出なければ、とは思うのだが、そこのハードルがなぜか高い。何かモチベーションを上げる工夫が必要だと思うのだが、どうしたらよかんべ。

今日は皮膚科へ通院。外へ出たのは何年ぶり、いや何日ぶりだろう。徒歩10分ちょい歩いたが、外はかなり暑い。しかし湿度が低くからっとしているので、そんなに不快ではない。とても梅雨とは思えない。「梅雨」の定義って、なんなんだろう。先日の日記でも書いたけど、梅雨入り宣言なんてやめてしまえと思う今日この頃。

皮膚科の診察で、主に湿疹が出ているお腹と背中を見せる。薬を塗ったら落ち着いて、でもちょっとストレスを受けたり、めんどくさくて風呂に入らなかったりしたら、一気に悪くなる。この繰り返しである。まあ、ひどくならないんだったら、繰り返しでいいんだけど。

そしていつも気になることがある。自分は薬の副作用でかなり体重が増えてしまい、見た目が大変残念な状態になっている。お腹が出ているだけでなく、関取のように胸にも脂肪がついて、すこし「たれぱんだ(古い)」な状態になっているのだ。そして、その辺がいつも荒れている。

それを見て、いつも女医さんは「おっぱいの下が少し赤いので、ここは・・・」とか、とにかく自分の胸を「おっぱい」扱いするのだ。なんだろう、皮肉なのか、それとも誰にでもそう言っているのか。しかし普通の体型で胸に脂肪がついていない男性に「おっぱいは」とは言わないだろう。

そして今日、ついに「おっぱいの谷間はそれほどひどくないので・・・」と言われた。

谷間・・・。

そこまで巨乳でもないのだが・・・。

暗に痩せろと言ってるのだろうか。