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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年4月25日

昨日は23時頃就寝、今朝は6時起床。途中、4時頃1回だけ目が覚めただけで、次に目が覚めたのが5時45分。6時まで布団の中で横になってから起きて出てきた。いつもより長く睡眠がとれている。職場復帰前日なので、興奮したり緊張したりして眠れないかも、と思ったが、上々の滑り出しだ。

いよいよ久々の出勤。あっと言う間に17:30になって、逃げるように会社を出て病院へ向かう。正直、尋常でない忙しさだ。特に、社内で先週末に大規模な引っ越しがあって、今朝みんな一斉に荷物整理やPCの接続をしているという状態。私は自分のPCを探すのに一苦労。やっとPCを起動したと思ったらLANにつながらなかったり、苦労してやっとつながったら、いろいろ社内のシステムも環境が変わっていて社内のイントラのページにすら接続できない。ヘルプデスクに何回も電話して設定を教えてもらい、忘れてしまっているパスワードを初期化してもらい、ようやく社内イントラのページにたどり着く。そしてそこからアンチウイルスの最新版をダウンロードしてパターンファイルを更新。とりあえずアンチウイルスソフトを最新版にしないと、Webもメールも開けられない。

この時点でもう昼過ぎ。久しぶりの先輩、同僚、初めましての後輩と昼食に行き、帰ってきてメールを受信しようと思ったがうまくいかない。これも設定が変わっているのか。悪戦苦闘しているうちに13時半。さっそく会議に出てくれというので出席する。自分が所属するチームのリーダー会。チーム内の各プロジェクトのリーダーが集まって各テーマの進捗状況などを確認。抱えているテーマは100個以上ある。その中で、担当者が空欄のテーマをどうするか、誰をアサインするか、先延ばしにするか、そういう話も出る。そしてそのうちの一つに私がアサインされた。会議は15時半で終わったが、たった2時間の会議も、今の自分にはけっこうきつい。

会議が終わって、再度設定を変えてメール受信を試み、ようやく受信成功。未読数4000件以上。延々と受信を続けるメーラの画面を呆然と眺めているうちに16時になり、私が担当することになったテーマについての打ち合わせが協力会社とあるので出てくれと言われ、またまたミーティングに出席。仕事していると会議やら打ち合わせばかりで、自分の仕事ができるのは夜になってから、という状態だったなあ、そう言えば。

ミーティングをしていて、このテーマなら簡単だしリハビリにちょうどいいでしょう、今週くらいになんとかなる?と言われるのだが、正直4年のブランクは大きい。今週くらいって、木曜日までしかないではないか。それに相当頭が衰えていて、当たり前のことが全然思い出せない。一応オラクルのDBAをやっていたはずなのに、ミーティングをしていて、トランケートってなんだっけ?シノニムってなんだっけ?情けないことにそんなレベルに落ちている。

私がいかに退化しているか、そして体力が落ちているか、現場レベルの連中は知らない。その温度差を埋めないと、どんどん仕事を振られてまたつぶれてしまう。できるだけ早いうちに、自分の状態を説明して、せめて最初くらいはスローペースでスタートさせてもらわないと、と思っているが、とにかく一緒に仕事をすることになった上司(と言っても同期なのだが)自体が忙しすぎて話もゆっくりできない。

ミーティングは延々と続いているようだったが、私は17時半になったら帰らないといけない。仮出社期間中の私の勤務時間は9時から17時半。残業は禁止されている。途中でミーティングを抜けて、4000件を超えるメールは後回しにして会社を後にする。しかし、単に引っ越ししてPCのセットアップしてミーティングに出ただけなのに、ものすごくたくさん仕事をしたような気がする。1日があっという間に過ぎていった。みんなに挨拶する暇さえなかった。

今日は通院日だったのでその足で病院へ。診察でこの一週間の状況を話す。躁状態は落ち着きつつあるが、朝は5時とか早くに起きて動き回ってしまう、と言うと、炭酸リチウムが寝る前に追加され、抗鬱剤が1錠減った。

帰ってきたら19時半くらいだったか。しかし、不思議とあまり疲れていない。なんとかこの調子でやっていけるといいのだが。