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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は9時半から診察だったのでどうしても行かなくてはならなかった。にもかかわらず体は動かなかった。一番動かないといけないときである。でもどうやっても動かない。だめだめである。そして昼まで寝てしまった。ああ自己嫌悪。

12時頃になってようやく体は動く。今から行っても、主治医の診察は水曜日は午前中だけだ。しかし木曜日も診察をやっているので、明日がんばっていくしかない。予約外だから11時までに受付をしないといけない。9時過ぎには家を出なくては。果たして行けるのだろうか。それにしてもだめだめである。

そして昼過ぎから夕方まで寝てしまった。夜は眠剤を飲まないと寝られないのにに、なぜ昼は勝手に眠くなるのだろうか。今日は17時半から近所の歯医者の予約もあった。虫歯はないが1ヶ月に1回くらい歯石を除去してもらいに行っている。

歯医者へ行って歯石除去。そして院長先生が久しぶりに口の中を覗く。「少し左下の辺りがしみることがあるんですけど」そう言うと「親知らずの根元が少し虫歯になりかけてるね。このまま放っておいたら化膿するから抜いちゃおう」とあっさり言って即座に麻酔を打たれた。え?え?え?と考える隙を与えない。体中悪いところだらけだが、歯はいい方で今まで左右上下1ヶ所くらいずつ、ちょっと削って銀を詰めたという程度しか歯の治療はしたことない。それがいきなり「抜きます」だって?え?え?え?

麻酔が効いてきて院長先生が再び現れる。ペンチのようなものでぐいぐいぐいぐい、すぽんといとも簡単に抜いてしまった。抜けた歯を見るとかなりでかい。でかいので抜けたあとの穴もかなりでかい。それを先生は器用に縫っていく。ガーゼをかまされて、20分くらいはそのままで噛んでてください、痛み止めと化膿止めの薬を出しておきます。そう言われて家に帰ってきた。

今日は彼女が20時までバイト。夕食はコンビニで何か買って食べようかと思っていたが、とりあえずしばらくは食えない。PCに向かい、またまた片っ端から懸賞に応募する。最近PCに向かうとこればかりで、すでに500件以上の懸賞に応募した。欲しいものでも欲しくないものでもおかまいなしなのだ。いらないものは誰かにあげるかオークションで売ってしまえばいい。彼女曰く「すっごいつまらないものが当たると思うよ。」人生そんなものかもしれない。

懸賞の応募に夢中になっているうちに、歯を抜いてから1時間半くらい経っていることに気づき、うがいをしてみる。血が出る。もう一度してみる。まだ出る。それを延々と繰り返したがどうやら無限ループ。歯医者に電話する。診察時間を10分くらい過ぎているがまだ大丈夫だろう。「血が止まらないんですが」「ガーゼを当てていたらそのうち止まります」はあ、本当かなあ。親知らずを抜いたら、あとがけっこう大変だという話をよく聞く。しかもけっこう大きな親知らずだった。今はまだ麻酔が効いているからいいが、明日になったらどうなるのだろう。精神科の診察には這ってでもいかなければならないし、夜はリアルグループのコンサートがあるのだ!しかも20時からお台場。遅いし遠いし、ちゃんと終電までに帰れるのかなあ。せっかくのコンサートなのに痛くてたまらなかったらどうしよう。

ようやく血も止まったみたいなのでコンビニでカレーを買ってきて食べた。夜中になると麻酔も切れてきてすこしずつ感覚が戻ってきた。このまま痛くなってしまうのだろうか。なんかめちゃくちゃ腫れているような気がするのだ。

いったい明日はどうなることやら。これがトリガとなって調子がよくなったりするような逆説的なストーリーが展開してくれないものか。


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