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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2001年9月30日

昨日昼寝したせいだろうか、昨晩は寝付きが悪かった。いつもなら聞いているCDが最後まで終わる前に寝入ってしまうのだが、昨日はもっと時間がかかった。寝付けなくて時計を見て22:10だったのは覚えている。その間、ずっと夢を見ては起きたり、というのを繰り返したような気がする。浅い眠りが多かったと思うが、その中に深い眠りは含まれていたのだろうか。結局5:00過ぎに起きてホールへ出てきた。今日は早朝組が外泊でいないので、2人しかいなかった。

散歩に行く。昨日と同じように「音楽堂」に行ってオカリナの練習をする。下のGの音をはずす癖がある。気をつけなければ。小指の押さえが甘いのだ。

その後はまたまた昨日と同じように山の中をぐるぐる歩き回る。ゴミがたくさん捨ててあるのがとても気になる。この辺はゴミの不法投棄も多いらしいが、患者が捨てたのか、外部の人がわざわざここに来て捨てたのか。確かに外の一般道からすぐ入ったところなので、目立たないところに不法投棄する人にはうってつけかもしれないが、こういうのを見るとどうにも悲しくなる。ゴミを不法投棄する人というのは、いったいどんな神経をしているのだろうか。

散歩から帰って少し休んでから出発。バスに乗り、駅から電車に乗る。運良く座ることができたので、今これを書いている。今のところまだ疲れはない。

駅に着いた。ここから歌の練習会場まではさらに電車を乗り継いで行かないといけないが、ここの駅ビルの本屋は広くて充実していて、しかも混んでないので私のお気に入りなので、そこに寄っていく。ほしかった本がいくつもある。「医者からもらった薬がわかる本」とかヨガの本とか、あいだみつをの本とか。時間があるので端からぶらぶらブラウジング。前にも書いたかもしれないが、本屋ブラウジングは楽しい。タイトルを見て興味を持って手にとってぱらぱらと眺めてみて、次から次へと読みたい本が出てきて、買いたい欲求を抑えるのに大変だ。それでも目的の本以外に「これは読みたい」とつい手が伸びてしまった本がいくつかあって、結局8千円以上も本を買い込んでしまった。いかんいかん、また病室の狭いスペースがますます窮屈になる。

気がつくともう11:00をまわっている。おっと、そろそろ行かなくては。練習は13:00からで、練習会場までは1時間ほどだが、途中で昼食を食べてゆっくりしたい。とりあえずまた電車に乗って練習会場の最寄り駅まで行く。途中で乗り換えが一回あるが、その乗り換え駅に行く電車で座れたので、今これをこうして書いている。今のところ神経の疲れはさほど感じない。だいぶ慣れてきたのか、あとから疲れが出てくるのか。

12:20頃、練習会場の最寄り駅に着いた。ここから会場まで歩いていく途中の、お気に入りのうどん屋に寄って昼食を食べていけばちょうどかな、と思って歩いていくと、なぜか今日は休みだった。近くにめぼしい店もない。しかたがないのでコンビニで弁当を買い、練習会場に行って一人で食べる。なんで外出したのにコンビニ弁当を食わなきゃならんのか。

ヴォーカルアンサンブルの練習は久しぶりだったが、思いのほか声が出た。特に低い方の音がいつもより鳴るのには自分でも驚いた。最近歌っていなかったのに。毎日体操しているおかげで、筋肉がやわらかくなったのかな。「よく鳴っている」N氏もそう言ってくれた。練習前にオカリナを吹いてみた。屋外で吹くのとはまた違って、いいホールなのでとてもよく響く。と同時に自分の演奏の「荒さ」が目立つ。少しのミスが目立ってしまうのだ。たとえば、曲の最後の音の切り方が、唐突だったり、逆に息を弱めすぎてピッチが下がってしまったりとか。

練習中は楽しかったし疲れを感じなかったが、みんなと別れて電車で一人になると、なんか「どっと」というほどではないが、「じわじわ」と神経の疲れが滲み出てくるような気がする。ゆっくり休もう。

家の最寄り駅のそばのラーメン屋で夕食を済ませ、明日の朝食をコンビニで買って家へ帰る。病院から持って帰って来たものをデイパックから出し、洗濯をしながら雑事を済ませる。部屋は相変わらず散らかっているが、とりあえず見えるところだけでも掃除機をかける。また腕がかゆくなってきた。また蕁麻疹か?前ほどひどくはない。これはストレスによる軽いじんましんかアトピーだろう。部屋に埃がたまっているせいかもしれない。思ったよりも神経は疲れていないように思うのだが。体は危険信号を出しているのだろうか。