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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

銀行からワンタイムパスワードのパスワード生成機が送られてきたので、さっそく利用登録をした。懐かしのパスワード生成機。お決まりのRSA製。数字6桁のパスワードは1分おきに変わるのでマスクする必要はないのだが、なんとなく。

パスワード生成機

昔某研究所の情報基盤センターというところで働いていた頃は、これを発行する側だった。オンラインでRAS接続のユーザ登録申請が来たら、トークン(パスワード生成機)を引き当ててRADIUSサーバにトークンのシリアル番号とユーザ名を登録してVLANを割り当て、DBに登録する、なんてことをやってたっけな。そうそう、その申請、管理するWebアプリも自分が作ったっけ。今から10年くらい前の話だ。懐かしい。

あの頃にはもう戻れないのだろうか。

今日も10時起床。相変わらず遅い。

外は台風の影響で風が強い。台風21号は徳島に上陸して、そのまま近畿、北陸を抜けて行きそうだ。テレビやネットを見ていると、かなり大型で猛烈なことがわかる。京都駅の天井が落ちたとか、大丈夫かいな。被害は大きそうだ。SNSを見ていると瞬停も頻発していると何人もの友だちがぼやいている。

今日の外出はどうしようかと思った。14時の段階で雨は降ってない。横浜くらいの風だけだと別に散歩するのに支障はないが、いつ雨が降るかわからない。予報では今日の午後から明日の午前中にかけて、関東甲信越も激しい雨が降るらしい。離れているからと言って台風を甘く見てはいけない。今日はおとなしく家で休んだ。今日は鬱っぽくないからもったいないと思いつつ。晴耕雨読。ネットサーフィンを雨読というのかどうかはさておき。読んでることは読んでいる。

ところで、今クールで唯一うちが観ているドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」は、どうやら視聴率ワースト1位らしい。

なぜ「ケンカツ」の視聴率は最低なのか? データで読み解く失敗ドラマの敗因

「ケンカツ」て略すのか・・・。

ここの記事にいろいろ書かれているが、「タイトル自体が失敗」というのは、まあそうだろうな、とは思う。このタイトルでは「おもしろそう!」とは思わんだろう。なんか堅くるしいしキャッチーでもないし。何かの解説番組のようだ。

それから「この設定を“自分事”として興味を持つ人が多くないのが痛い。」とのこと。うちは「明日は我が身。他人事ではない」と思って興味を持っていたが、やはり世間一般の人にとって「生活保護」というものは、自分とは関係なくて興味を持つ対象ではないんだな、と改めて認識。自分とは関係ないけど、どんな世界かわからないから逆におもしろそう、という設定のドラマもあるだろうが、よほど世間の関心を引くことがなかったのか。

まあ、あと何話あるかわからんが、うちはのほほんと観ることにしよう。

今日は10時起床。相変わらず遅い。今日も若干うつ気味か。

13時まで横になって、昼食を食べてから妻と皮膚科へ。台風接近のためか、ぽつぽつ雨が降っている。今日はちょっと早めに出て、14時の受け付け開始より早く着くように行ったら8番目。1時間ちょいくらいの待ち時間。この病院にしてはかなり短い。やはり早起きは三文の得だな。ちっとも早起きではないが。

待合室で待ってると、なんと妻のお姉さんが来た。奇遇である。お姉さんは待ち時間をつぶすのにそのまま家に戻って行った。近いのが羨ましい。うちも近いと言えば近いのだが、上り坂だから一旦帰るのがめんどくさいのだ。

診察が終わって出てきたら、お姉さんが戻ってきていた。少しお話をしてから、会計を済ませて薬局へ。なんと雨が上がって青空が顔を覗かせてるではないか。明日は関東を直撃しないものの、台風21号がやってくるというのに。お天気はお天気屋なのだ。

終わったら16時前。家へ真っすぐに帰らず、自分はぐるりと回って25分ほど散歩。鬱っぽいけどそれなりに動けた一日だった。

5月に修理したばかりの洗濯機がまた少しおかしいらしい。妻が朝洗濯しようとしたら、「スタート」ボタンを押しても反応がなく、4回押してようやくスタートしたとのこと。うーむ、前面のパネルの問題か?このパネルは一度交換しているのだが。私があとで試してみると、ちゃんと反応した。しばらく様子見かもしれないが、「今度壊れたら買い替えだな」と思っていた矢先である。

しかたがなくネットで洗濯機の機種と値段を調査している。設置料&リサイクル料込みで5万円超ということろか。6月は水回りのトラブルが相次いで8万円くらいかかったし、先月もけっこう臨時出費があったのになあ。同窓会に行ってる場合じゃないかもしれない。

録画しておいた生活保護のドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」を3日遅れで観た。今回の利用者は「識字障害」。いろいろ出てくるなあ。識字障害って精神科なんだ、ふ~ん。先週はPTSDだったし、来週はアルコール依存症らしいから、精神障害ばっかだな。

ハローワークのシーンは身につまされる。自分がハローワークの障害者窓口で求職活動していたのは10年ほど前だったが、あれから状況は少しは変わったのだろうか。あそこまで冷たくはなかったが、精神障害者には本当に親身になってくれる気あるのか?という感じだった。事務的な事務員がすばらしく事務的な対応をしているだけであった。求人票をプリントアウトして持っていき、紹介状をもらおうと思ったら、その会社は以前他の人を紹介しようとしたときに「精神障害者はちょっと」と言われたから、ということもあった。そういう差別はしてはいけないのだが、紹介する以前にハローワークの職員に「精神障害者はちょっと」などとたわけたことを言っている企業があるのだ。職員も職員で「精神の人は難しいですよ」というだけで、なんにもしてくれない。

いろんな病気がある。いろんな障害がある。全ての人が全ての病気について全て理解しろというのは無理がある話だということはわかっている。でも、理解してくれる人を根気よく探す努力と、探すお手伝いをする、手を差し伸べる人や制度は不可欠だ。必要としている人の元に、必要とされるものが行き届きますように。今回はじーんとくる話だった。

ケースワーカーの栗橋さんの、

「だったら、しっかり生きなきゃ!」

というセリフに背中を押されたような気がする。毎日やることもなく、なんだかただ時が過ぎていくのを眺めているだけのような自分は、しっかり生きているのだろうか。しっかり生きなきゃ。うん。