TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

昨日は良く眠れて9時半起床。まだ疲れが残っているが、昨日ほどではない。少しずつ回復していってるようだ。

午前中は横になってはいけないと思い、必死に起きていた。14時頃に妻がモネ展に行くというので、自分もそろそろ動けるかな、と思ってついて行った。横浜美術館では今「モネ それからの100年」をやっているのだ。9月24日までなので、早く行きたかったようだ。自分は絵のことはよくわからないのだが、まあ有名な画家だし障害者は無料で入れるし、と軽い気持ちで行った。

モネ展

美術館は平日の昼間というのにけっこう混んでて牛歩戦術。それだけで疲れてしまい、1枚1枚じっくり見てられない。軽く流して見ようと思っても、絵の前には人が群がっているし、その後ろから見ようと思っても割と低い位置に展示されているため、人の頭で隠れて見えない。最初の3分の1くらいはちゃんと見たのだが、その後は適当にちら見して出てきた。モネの絵だけでなく、モネに影響を受けた画家の絵やオマージュなんかもたくさん展示していたが、それらはほとんどスルーした。それでも1時間くらいかかった。すっかり疲れてしまった。それはそうと、「睡蓮」という絵が何枚もあることは知らなかった。

美術館を出てから、椅子があるごとに休み休みしながらバスで帰ってきた。う~ん、まだまだ本調子ではないな。明日は休もう。

父親から電話があった。10月7日に大阪で法事があると。まあ去年一周忌だったから今年は三回忌があるのはわかりきってたが「調子悪いから多分行けない」ということにしておいた。京都から帰ってきてこんなに疲れてるのに、また3週間後に大阪に行けるわけはないのだ。交通費も痛いし。

以前だったら、じゃあ今度はついでに高校時代の友だちにでも声をかけて、なんて思っていたところだろうが、今は昔の物語。はあ、元気になりたいなあ。

昨日は京都で同窓会、というか大学のサークルの同期会だった。めちゃめちゃ楽しかった。全部で11人集まったのだが、みんな変わらない。出会って30年経つのだが、外見は多少変わっても当時のノリと中身は全く変わらない仲間がそこにいた。学生時代にタイムスリップしたかのようだった。普段は妻と医者くらいとしか話をしない自分にとって、とても貴重なひとときだった。

まずは自分が在学中にはなかった、構内のフレンチレストランでランチ。説明されたがよくわからなかった肉料理と、説明されたがよくわからなかったデザートを食す。スープの写真を撮り忘れた。みんな話し出すと止まらない。

ラ・トゥール

ラ・トゥール

その後は場所を移動して、学生時代によく行った喫茶店に行ってみたのだが、残念ながらお休みだった。しかたがないのでサイゼリヤに入って、また夕方近くまでお茶をした。昔の話から今の話、仕事の話、子どもの話、趣味の話、健康の話(この歳になるとやはり)、話題は尽きなかった。

ありがたかったのが、みんなの気遣い。この病気が長い自分のことをみんな理解してくれていて、「大丈夫?」と心配してくれたり、夜行バスは押さえているけどそれをキャンセルして新幹線で帰ろうか迷ってる、と話したら、夜行バスは疲れるから新幹線で帰ったら?と言ってくれたり。妻も病気を抱えていることもなんとなくみんなに伝わっていて(ブログにさんざん書いてるしな)、「奥様の調子はどう?」と妻の心配までしてくれた。みんないい仲間だ。

サイゼリヤを出てから先に帰った友だちもいたが、残りのメンツで食事に行こうか、という流れになった。本来の予定ではそれに乗っかって夜は時間をつぶし、最後はネットカフェで時間調整して夜行バスで帰るつもりだった。しかし、その時点で疲労がかなり溜まっていたので、そこで離脱して夜行バスはキャンセルし、新幹線で帰った。帰宅したのは20時半。本当はみんなについて行きたかった。元気な頃だったら間違いなくついて行って、最後までワイワイやっていただろう。こういうときは本当に自分の病気が恨めしく感じる。

会いたいな、と思っていたとても仲の良かった女の子(元カノとも言う)とも会えて嬉しかった。みんなでワイワイやっていたから2人で話せる機会はあまりなかったのだが、最後に電車に乗って移動するときに隣りに座ったから、今ならいろいろ話せそうだな、と思ったのに何を話していいやらわからない。結局あまり話せなかった。昔は話しだすと話が途切れるということはなかったのになあ(と言うか自分がマシンガンのように喋ることが多かった)。なんでだろう?何かが枯れてきたのか。

家に帰ってきて、しばらくは楽しかった時間の余韻に浸っていた。そして一夜明け、現実世界に引き戻された。これからまた元の生活が始まるのだ。「楽しかった」を引きずってばかりではいかない。現実に目を向けて今できることをやっていかなくてはならない。一歩ずつ。

風邪気味は治ってないが、京都行きを決行。新幹線からの眺めってつまらんなあ。

新幹線からの眺め

昨夜は何回も目が覚めた。Tシャツ1枚で寝ていたが、寒かったので途中でパーカーを着た。朝は9時に起きたがどうもだるさが抜けない。少し風邪気味のような気がする。どうも急に涼しくなったのに体がついていけなくて、おかしくなった感じだ。明日までになんとしても治さなければ。

昼頃まで寝たり起きたりを繰り返していた。やばいなあ。なんだか冷や汗が出ているような出ていないような。暑いような寒いような。体温調節の機能が狂ってしまっているようだ。昨日は風呂に入らなかったのだが、ちゃんと入るべきだったか。パーカーを着てテレビを見ながら扇風機をつけたり消したり。なにやってんだか。

夕方もずっと横になっていたが、調子は戻らない。う~やばい。10年ぶりの同窓会というのに、こんなときに限って。明日には良くなってください、お願いします。