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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は9時起床。朝方夢を見た。また意味深な夢だから日記に書かなきゃ、と思ったのにほとんど忘れてしまった。前の前に働いていた職場の同僚の車に乗っていたのは覚えている。その後場面が変わって、ホテルかどこかで食事するのに自分の分だけなかった。これもやっぱり疎外感の現れか。

昨日の夜に「グラスホッパー」読了。妻を殺された復讐をしようと裏稼業に転職した男、相手を見つめただけで自殺をさせる自殺屋、ナイフを武器にした殺し屋、背中を押してひき逃げさせる押し屋、彼らがそれぞれの思惑で動きながら絡み合って話が展開していく。おもしろいのが、昨日も書いたが幻覚が出てくるところ。幻覚というと統合失調症の症状として代表的なのだが、幻聴、幻覚はあくまでも自分の脳内で作られたものだから、自分が知っている以上のことは言わない(解離性の障害の場合はわからないが)。しかしこの物語では、幻覚が重要な秘密を教えてくれたりする。むむむ不思議なミステリーである。しかししっかりハードボイルドでもある。とてもおもしろかった。

昨日の時点では今日は雨の予報だったが、今朝の予報では曇り時々晴れに変わっていて、空もそんなに曇ってない。今日はどこへ行こうか考えて、なんか中華が食べたかったから。商店街の中華料理屋へ。今日は25日か。ちょっとお小遣いも残ってるし、今月は28日までだからいいだろう。これで打ち止めだ。

豚肉とほうれん草の玉子炒め

豚肉とほうれん草と玉子炒め。うまかった。その後、先日の面談で教えてもらった作業所が近くだったから前まで行ってみた。ビル、というより少し大きめの3階建ての一軒家みたいな建物の1階にこっそり「○○工房」という看板が出ていた。ぱっと見障害者の就労支援施設とはわからない。ここで作業することになるのかな。自宅からは歩いて20分かかるかかからないか、というところで、今くらいの調子だと通えるだろうが、ちょっと体調を崩すとそこまで歩けるかどうかもわからない。

朝から宮部みゆきの「ここはボツコニアン4」を読み始めて、短いので昼過ぎには読み終わった。3巻は確かホラーゲームのパロディ世界で終わったんだったな。で今回はその続き。よしよし今回はちゃんと覚えている。ゲームの中の世界で12歳の双子の姉ピピと弟ピノが冒険するおちゃらけた話。ピノがピピのことを「ピピ姉」と呼ぶのがなんだか微笑ましくて羨ましい。物語はホラーの世界を抜けてから、サブイベントを経て今度はSFの世界へ。

ここはボツコニアン

それにしても今回は、観たこともプレイしたこともない映画やゲームの内輪ネタが次から次へと出てきて、今まで一番よくわからない。宮部みゆきはよっぽどSFが好きなようで、ちょっと遊びが過ぎるのではないかと思うが、「分かる人だけ分かればそれでいい」という作者のスタンスをひしひしと感じる。作者の独り言とか関係ないセリフが多すぎてなかなか話が進まないし、行き当たりばったり感が否めないが、それでも読んでいる。それなりに続きが気になるのだ。それにしてもこのシリーズ、次の5巻で完結なんだがどうも尻切れトンボで終わるのではないだろうか。作者が脱線する間は冒険は進まず、まだ物語は序盤で回廊図書館の鍵も6つのうち2つしか手に入れてないではないか。まあいいや。

今日の動画。DAOKO「もしも僕らがGAMEの主役で」。ピッタリの曲ってあるもんだな。


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