TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は土曜日。目覚ましをセットせずに寝たら、きっちり7時に普通に目覚めた。疲れてもなく、調子もよいように思った。しかし、9時頃にちょっと横になったら、あっというまに眠ってしまった。起きたら11時半くらい。やっぱり疲れは溜まっていたんだなあ。昼食を食べてからだらだら家で過ごしていたが、妻が買い物に行くというので、気分転換について行こうとした。

しかし、そのとき兄から電話が。ネット上でちょっといろいろトラブって、なんか相当頭にきているようで、訴えるかもしれない、とかあまり穏やかな話ではない。それで、私の友人に弁護士がいるのを知っているて、その人に相談できないか、あるいはその方面に詳しい人を紹介してもらえないか、ということだった。

まあ、話を通すのはいいのだが、それはそうとして、兄はよっぽど溜まっていただろう鬱憤をはらすがごとく、えんえんと愚痴をこぼし続ける。最初は弁護士に話を通すのに必要な情報なので聞いていたが、だんだんと、

「そんな細かいことをここで愚痴らんでくれ〜」

という状態に。途中で「あのな、」とか「ちょっと待って」とか私が口を挟んでも聞いていない。一方的に自分の言いたいことを吐き出しているようだった。愚痴はただ誰かに聞いてもらえば多少すっきりするのかもしれないが、愚痴を聞くのが好き、という人間が果たしてどれだけいるだろうか。少なくとも私は嫌いである。

あきらめて途中から相づちをうつのもやめて、電話をオンフックの状態にして流しっぱなしにしていた。20分くらいして喋り尽くしたのか、やっと話は終わった。私は応答しない。すっかり神経が参ってしまっていた。

それで、私は自分が愚痴を聞いてすっかり疲れたこと、途中で何度も話を止めようとしたが、兄が全然聞いてはいなかったこと、愚痴を聞くのが好きな人がどこにいると思うのか、そういうことを淡々と話した。兄は我に帰ったようで、すまんすまんと言って電話は終わった。でも、本当に私はそれですっかり疲れ果ててしまった。

まあ、とりあえず引きうけたから、大阪にいる高校からの友人で大学も同じだった弁護士に電話してみた。事情を話すと、自分はネットとかそういう方面は扱ったことはないが、知り合いの弁護士でそういうケースを扱ったことがある人がいるので紹介する、との返事をもらった。兄の連絡先を伝えて、直接コンタクトを取ってもらうことにした。話をするのも久しぶりだったので、しばらく四方山話に花が咲いた。

しかし、精神的な疲れは取れず、夜までぐったり寝てしまった。はあ、私は今大変で自分のことで精一杯なのに、兄もそれはわかっているはずなのに、何でかなあ。何で自分には関係ないことでこんなに疲れなければいけないのだ。ぶつぶつ。


コメントする

メールアドレスは公開されません

*は必須項目です