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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年6月1日

昨日は22時半に寝たのだが、部長に言われたことが気になって眠れなかった。1時間たっても眠れないので、ホットミルクと追加眠剤を飲んだ。しかしそれでも眠れない。さらに1時間が経過して、もう眠剤を10個くらいまとめて飲んでしまおうか、どうせ100錠くらいのストックはあるし、などと考えているうちに眠りについたようだ。

朝は7時に起きたが、限りなく鬱に近い憂鬱感。嘱託医からメールの返事が来ている。

短縮勤務を長く続けられる会社も多い中、フルタイムで復職、というライン自体かなり会社側としてがんばったラインであると思われます。
そのラインをこなしている上で、復職させられぬ、と主張するのはちょっと無理がありそうですよね。

やはり、部長も事例がないため皆どうしたらよいかわからないのでしょう。
まずは無視して頂くようお願い申し上げます。それが部長さんのためでもあります。

この件はまた人事も含めて会社側も再考すると私は予想しますので。

まずは無視しても言われてもなあ。実際に鍵を握っているのはその部長なのだが。「人事も含めて会社側も再考」してくれるのか、ほとほと心配である。とりあえずお礼の返事を書いて送信する。

会社に行くと、昨日人事部に送ったメールの返事が来ている。「部長にこういうことを言われましたが、人事部としてのお考えはいかがでしょうか」というメールを昨日投げたのだが、その返事は「元の職場で元の業務に復帰する、というのが前提なので、それは上司が判断すべきこと」との冷たい返事。嘱託医の言う「人事も含めて会社側も再考」というのは益々期待できなくなってきた。

次の手段に打って出た。組合に話を通したのだ。幸いなことに、今の組合の代表は私の同期で、しかも同じ寮出身の仲良しなのだ。同期でこの寮に入ったのは4人だけだったので、昔はけっこうつるんで遊んでいた。だから私が休職していたことも知っているし、かなりフランクに話もできる。小一時間くらい話をして、確かに会社側の言い分はちょっと解せない、と言う。それに彼は私と同じ本部で、同じキャリアフィールドで仕事をしているので、私の仕事内容も話せば理解できる。この1ヶ月でどういうタスクを振られて、何をやったか、どういうアウトプットを出したか、ということを説明をすると、彼の感覚からしても、それはとても入社数年次レベルの仕事なんかではないじゃないか、と言う。

そもそもなぜ私の仕事が今の職位に相当するレベルでなく、入社数年次レベルと部長が判断したのか。部長は私の仕事ぶりなんか見てはいない。どういう内容の仕事をしてどういうアウトプットを出しているかも知りはしない。ただ、プロジェクトリーダーからの報告をそのまま鵜呑みにしているだけだ。プロジェクトリーダーも実は同期なので、お互いやりにくいなあという感じでやってはいるのだが、彼は相当できる奴なのだ。彼から見ると、私の仕事ぶりはお粗末に見えるのかもしれない。しかし、だからと言って「こいつは使い物になりません」という報告をされては困る。こっちは肩たたきにあっているのだから。

とりあえず、早いうちに部長とはなんとかもう一度話をして、自分がこの1ヶ月でどういう仕事をしてどういうアウトプットを出したのか、なぜプロジェクトリーダーが入社数年次レベルの仕事しかできていないと判断したのか、もっと突っ込んで話をする必要がある。私がそれなりに仕事をしていることを評価してもらわないと困るのだ。その上でなお埒があかないのであれば、組合が介入する、という回答をもらった。

とにかく何としてでも今の状態を打破するのだ。ここまで来て首を切られたのではたまったものではない。