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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は寝付きが悪かった。1時間くらいかかったかしれない。昨日一日ばたばた慌ただしかったのと、寝る直前まで日記を書いたり頭や神経を使っていたせいかもしれない。どうも頭の中に次から次へと空想が浮かんで入眠を妨害する。

またOさんがつけた電気の明かりで目が覚めた。3日連続だ。閉鎖病棟には枕元の電気はなかったらしいが、あるからと言って夜中につけないでほしいなあ。看護婦にお願いして注意してもらおうかな。時計を見たら4:00だった。それからまた寝ようとしたが、眠れずに、結局4:30に起きてホールに出てきた。

喫煙所にはけっこうな人数が起きてきている。私も昔は早朝組の一人だった。Kさんとしばらく話をする。喫煙所には来たが喘息なので禁煙している、ということはKさんも知っていて「吸いたくならない?」と言うが、それほどでもない。自分の欲求を抑えることに慣れてしまっているのだろう、そう言う話をした。

そこから話は展開し、自分の「頭」と「心」の話になっていった。Kさんによると、Iさんの場合は「頭」で思っていることと「心」で感じていることがちぐはぐで、でも頭で考えていることは正しいので「心」を納得させないといけない、ということだそうだ。私と違うのは「心」で感じていることを自覚している点だ。私はフロイトの言う「エス」の領域、無意識レベルでの自分の「心」がわからなくなってしまっている。だけど少しずつ自分の潜在的な欲求、無意識に何とか目を向けようと、何かの行動に対して「これは超自我から与えられたものか」「これは本当にやりたくてやっているのか」そう言うことを少し意識している、という話をした。

ラジオ体操の前に今日1回目の吸入。これを毎日3回やるのか。ほんと、めんどい。ラジオ体操やっている間に咳と痰が出てきた。吸入をやることによって気管支が開き、痰が出るようだ。これは昨日まで知らなかったが、昨日も病院で吸入しているときに痰が出てきた。

昨日と同じバスで駅へ出る。今日は皮膚科へまず寄り、診察券を出して紙に名前を書き、「薬のみ(アゼプチン、プロトピック1本)」と書き添える。

電車に乗り、YK病院へ。おっと道を間違えてしまっていったん戻る。病院の近くにDoCoMoショップ発見。帰りに時間の余裕があればここで携帯を買って行こうかな。警察に盗難届を出すと割安になるが、1割くらいらしい。しかも、すぐに何かの紙をもらえるわけではなく、本庁まで行って盗難届の番号が発行されて、その番号だけでも電話連絡してもらって伝えればいいらしいのだが、何日か時間がかかるらしい。まあいいや。ここで買ってけ。

病院に着いて処置室へ。昨日の看護婦が「じゃあ点滴やります」と言う。あれ、吸入だけかと思ったのに、点滴もやるのか。「じゃあまた2時間半かかりますか」と言うと、「そうですね」と言う。その時点で9:30だったので、12:00までに病棟に戻るのはまず無理だ。外出届は12:00までで出している。「ちょっと電話かけてきていいですか」と言って病棟に電話を入れ、帰りは午後になる旨を伝える。

昨日と同じく点滴を2時間半ちょい。その間に吸入をやる。CDを聴きながら「アダルト・チルドレンと家族」を読み進める。やりながら半分以上読んでしまった。終わったら12:00を過ぎていた。暇をつぶすものを持ってきてなかったらとても退屈していたところだろう。

点滴前に会計カードを出しておいたので、会計はすぐに済ませ、薬局で吸入器用の器具を受け取る。箱積みしておいて、必要な人は持っていくようになっているようだが、どうして誰も説明してくれなかったのか。内科処置室の看護婦もよくわかってなかったようだ。それにしても、昨日気づいたが、この病院は「お薬の説明」の紙をくれない。今ではほとんどの病院が詳しい説明をくれるのに。こんなに大きな病院で薬の説明をくれないってのは、どういうことだろう。次回診察時に聞いてみよう。

病院を出て、腹が減ったのでとりあえずカレー屋に入る。昼食後、その足でDoCoMoショップへ行き、携帯を紛失して機種変したい旨を話す。機種はもう決めてあるのだが、警察に紛失届を出すとどれくらい安くなるか聞いたら、紛失届がないと定価になり4万円を超えるが、紛失届があると通常の機種変更の30,800円くらいだという。そんなに違うのならそれは無視できない。ちょうど病院に行く途中に道を間違えたときに運良く警察署を見つけた。そこへ行って届けを出してからまた来ます、と言っていったんショップを後にする。

警察での紛失届の手続きは10分そこらだった。紛失届けの受理番号が書かれた紙を持って再びDoCoMoショップへ行く。そこで携帯の機種変更手続きと、ついでに「料金明細サービス」というのも申し込む。月額100円で、何月何日の何時何分から何分間どの番号へかけたかわかる明細だ。携帯とP-in Comp@ctの両方申し込んだ。これでちょっとは携帯の料金も詳しく把握できるだろう。

病棟に戻り、外出届を返す。コード袋を出してもらってすぐに充電。昨日は充電できなかったのでかなりバッテリーが減っている。昼の吸入をやっていないや。病院でやったからいいのかな。でも医師の指示では一日三回となっているのでやった。

16:00になり夕薬を飲んだ後、リラックス体操。本当はコード袋を返さないといけないが、もう少し充電しておきたいのでそのままにする。今日は短めにして、16:40頃に充電を終えてコード袋を「すみません今日これ預け忘れてました」と何食わぬ顔をして預ける。その後病院で書いていた日記の続きを書き続ける。

夕食の後、日記の続きを書いてから18:00頃からココアをいれてホールに行く。しばらく卓球をやっているのを見ていた。その後、私とS君で試合をするが、今日は調子がいい。3試合か4試合かして全勝した。彼のバックからの横回転まじりのサーブもだんだん見切れるようになってきた。

その後、T君を特訓する。どんどんうまくなっていく。本当に教えたとおりに打ってくれるので、すごくいい球が返ってくる。これは上達しそうだ。

20:00になったので卓球台をしまい、みんなは薬を飲み、私は便通の回数だけ記録する。KNさんと目が合って「やりましょうか?」と言ってくれるので、畳のところでいつものごとく「気」を送ってもらった。今日は昨日ほど感じないかな、と思っていると、KNさんも「今日はあんまり出てないみたい」と言う。やはり自分でもわかるのだろう。

唯物論を主張するMZさんがそばに寄ってきて不思議そうに見ている。理系の私がこういう「気」というエネルギーを信じるのが不思議でたまらないそうだ。でも、確かに私は「気」というか「エネルギー」を感じるし、やってもらった後は体が軽くなっているのを感じる。「それで何か感じるのかね」そう尋ねるので「はい感じます」ときっぱり答える。「今、この辺が感じている」と自分で自分の背中を触ったら「あ、そうそうその辺」とKNさんが答える。「下に降りてきた?」と聞くと「うん、今一番下の方」と答える。そのやり取りを見てMZさんはしきりに「ほ~、へ~、う~ん」と不思議がっている。

KNさんにやってもらった後、喘息の薬を2錠飲み、続いて夜の吸入。今回から病院でもらってきた「ブリスター」と2つやらないといけない。う~ん、ますますめんどくさいぞう。はぁ。これも運命と思って受け入れなければならんか。やった後、吸入器を洗わないといけない。これもめんどい。この日記をずっと書いているうちに20:40になってしまった。今から歯磨きして、ついでに洗おうっと。


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