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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨夜は寝付きはよかったと思う。そこそこ熟睡もしたと思うが、またもやOさんが電気をつけたときに目が覚めてしまった。3:00だった。その後なかなか寝付けないなと思ったがいつの間にか眠っていたようで、次に目を覚ましたときに時計を見ると4:30だった。その後は浅い眠りが続いていたようで、ざわざわするな、と思ったら5:30だった。洗面所が開いたのだ。その後また浅い眠りに入り、6:00の起床のアナウンスで起きて、「目覚めのヨーガ」を軽くやって起き出し、洗面に行く。

寝ている間は喘息の発作は起きなかったが、朝起きるとやはり咳が出る。MZさんが昨日寝る前に、くどくどと「タバコはやめた方がいいよ~」と繰り返す。一回言えばいいのに何度も何度も押しつけるようなものの言い方はちょっと腹が立つと。迷惑だ。しかしまあ、言うとおりタバコはやめた方がいいだろう。今日から禁煙しよう。どれだけもつだろうか。いつでもやめられると思っているうちにやめられなくなる、そういうものだというが、やめてみせる。

朝食後、コーヒーをいれた後、通院の準備をする。いつも皮膚科にいくときより一本早いバスで行こう。多少早く出してもらえることは主治医から了解済みだ。

I看護婦から外出届と紹介状を受け取って外出する。電車に乗ってYK病院へ。病院に着いたのは8:45頃だった。

新患の受付をしようとしたら、「呼吸器内科」というのが見あたらないので尋ねてみた。ちゃんと「呼吸器内科」はあるそうだが、ひっくるめて内科と書いているらしい。手続きをして、2階の内科診察室の前で待つ。かなり待つことを覚悟しないといけないだろう。

1時間ほどして中待合いに呼ばれる。思ったよりも早いな、と思ったが、それから診察室に呼ばれるまで、さらに45分くらいかかったか。うつ病で入院中で、最近になって喘息の発作が出るようになった旨を話す。えらくせわしない医者で、次から次へと「これが最新型の吸入器、これ使ってもらうから」「気管支拡張剤も使ってもらうから」詳しい説明をしてくれないので、必死に「それは発作が起きたときだけ使うものですか?」などと割り込んで尋ねる。「レントゲン撮って肺機能検査して血液検査と点滴と吸入」お坊さんがお経を唱えるかごとく暗唱しているせりふがよどみなく流れる感じであっという間に看護婦に指示を出す。

指示の通りレントゲンを撮り、肺機能検査を前もやったばかりだがまたやり、結果を持って戻って来て渡す。今度は「内科処置室」と書いた部屋の前で待つ。

名前を呼ばれて処置室の中に入る。蓋付きの試験管のようなものを渡されて「これに痰を取ってください」なぬ、痰を取る?そんなにすぐに出るもんか。と思いつつ、試しにトイレの中で思いっきり咳き込んでみたら、少し出たのでそれを繰り返す。ほとんど唾液だが多少は混じっているだろう。これでいいのかなぁと思ったが、看護婦がそれを見て「あら結構出たじゃない」と言って持っていく。

その後、採血があって、その刺した針でそのまま点滴をされる。2本あって、「1時間半と1時間だから、2時間半ね」と言われる。げげ、そんなに時間がかかるのか。ちょっとショックを受ける。ショックを受けたところでどうにもならないので開き直って本を取り出して読み出した。が、あまり頭に入らないので、いろいろ周りを観察したり、CDを取り出して聴いたりする。

点滴をやっている最中に吸入器の説明を受ける。2種類の吸入器を使わなければならないようだ。一日2回の方はブリスターという器具、3回の方はインスパイアイースという器具。これから毎日吸入をかかさずやらないといけない。めんどくさそうだ。

2時間半を10分オーバーしてようやく点滴が終わり、再び診察待ち。10番診察室の受付に「点滴終わりました」と声をかけ、中待合いで待つ。が、30分たってもまだ呼ばれない。今は14:45。この調子じゃ皮膚科に行かずとも16:00までに戻れないなぁ。

中待合いの張り紙を見ると、「ただいま2時間~2時間半待ち」と書いてある。なんだって、みんなそんなに待たされているのか。「風邪がはやっているため、初診の方や他院からの紹介の患者が増えているため、ご了承ください」とのこと。うむむ、そうなのか。他の張り紙は、今日の10番診察室の担当であるN医師が書いた「最近自分が人気高いので混んでてごめん」みたいなことを書いている。人気高い、とは書いてないがそういうニュアンスで書いてある。どうやらこの医師はこの病院の内科医長らしい。

ようやく名前が呼ばれ、あわただしく診察が進む。肺のレントゲンには問題はないが、肺機能の方は吐くときの換気量が通常の人よりも少なく、グラフでは喘息特有のカーブが見られる。1ヶ月ちょい前に入院している病院でやったときは問題なかったのだが。とりあえず明日の午前中にまた吸入に来ること、2週間後に予約を入れておくので来ること、それまでは吸入器を出すので指示通り吸入すること、苦しくなったらその先生は火曜日も診察しているので来てくださいということをあわただしく告げられる。

ようやく会計に行ってクリアケースに入った書類一式を出し、病棟に電話して16:00までに戻れそうにないことを告げる。そして、明日も来てくださいと言われたが当然外出届は出してない、との旨を告げると、帰ってきてから出せばいいとのこと。

会計を済ませ、ようやく薬を受け取って病院を出たのは15:15頃だったか。とにかく腹が減った。駅前のハンバーガーショップで遅い昼食を食べる。夕食の17:00まで1時間半しかない。

電車で戻ってきて、一応皮膚科を覗いてみたら超満員だったので、明日の朝にしようと思って後にする。明日は吸入だけなので朝早く行く必要もない。朝一番に皮膚科に寄って薬だけ出してもらい、その足でYK病院に行こう。

バスが行ってしまったところなので、15分くらい駅ビルの上の本屋で時間をつぶし、バスに乗る。いつもならタバコを吸うところだが、今日から禁煙だ。がまんがまん。多分けっこうがまんできるのでは、という気がする。

バスで戻ってくると、16:40くらいだった。「ただいま~」と言って外出届を返し、もらってきた薬をT看護婦と一緒にチェックする。「あら、メプチンエアーじゃない」「テオドール、これが効くのよ」「フルタイドまであるじゃない」けっこう詳しいようだ。「あら、これの器具は?」あれ、2種類の吸入器のうち、1つは診察時に器具をもらって、それ用の薬「メプチンエアー」は薬の袋に入っていたが、もう1つの「ブリスター」というタイプの吸入器は、「フルタイド」という薬とそれ用の器具の使い方の紙はあるものの、器具がない。どうやらもらい忘れた、というか向こうが渡し忘れたようだ。まあいいや、明日も吸入に行くのでそのときもらって来よう。吸入は食前がいいと言われたのでさっそく吸入する。えら~いめんどくさいぞ~。これを毎日朝昼晩やるのかぁ。それに朝晩はもう一種類の吸入もやらなきゃならない。はあ、一生ものなのかなあ。

その後もばたばたしていた。すぐに夕食。それを食べ終えてアトピーの薬を飲む。婦長さんが「庶務に荷物が届いているから、今から取りに行く?」と言う。そうだ、さっき帰ってきたとき言われたけど暇がなかった。E看護婦が「夕方の薬飲んだ?」と聞いてくる。あ、飲んでなかった。急いで薬を飲み、庶務に行って荷物を取ってくる。昨日電話して頼んでおいたコートとパジャマだ。インスタントコーヒーと、スティック状のココアとカフェオレも入っていた。

荷物を整理し、タバコは全部S君にあげた。MZさんが話しかけてきて中断したが適当にあしらう。

ホールへ出ていくと、T君が卓球している。彼が卓球しているのを見るのは珍しい、というかはじめてかな?前にも一回あったかな?相手がS君からKさんに代わったが、すぐに私に代わってもらった。初心者を教えるのはやりがいがある。全くの素人らしいが、なかなか彼も若いだけあって飲み込みが早く、スポンジが水を吸収するがごとくめきめき上達していった。うん、教えがいのある素材だ。自分が教えてちゃんとうまくなってくれるととても嬉しい。

20:00になったので卓球はおしまい。そのままラケットのメンテをして部屋に戻りかけたときにKGさんが「はまーさん、やりましょうか?」と声をかけてくれたので、KGさんにマッサージをしてもらう。最近卓球のコーチをする代わりにKGさんにマッサージを、KNさんに気功をやってもらうことが多くなってきた。今日は肩はあまり凝ってなく、腰の方が凝っているそうだ。卓球をやったから肩はほぐれているが、前傾姿勢だったので腰に負担がかかっていたのだろうか。

続けてKNさんに「気」を送ってもらうが、不思議なことに何か「感触」を感じる。ただ「温かい」だけでなく、何かが触れているような、それも固体でなくて、なんだろう、なにかふんわりしたものが寄り添っているようなものが。不思議なことに首の後ろに手をあててもらっているときに、肩胛骨に辺りに触感を感じた。なぜだろう。エネルギーが降りてきて悪いところに作用しているのだろうか。背骨の真ん中辺が相変わらず「冷たい感じがする」らしい。リラックス体操をやっているときにじんじんする箇所だ。KNさんは悪いところが冷たく感じるらしい。それがぴたりと当たっているから不思議なものだ。

就寝準備の後、日記の続きを書こうとしたらMZさんが話しかけてきて進まないので、ホールに出てきて日記の続きを書く。とかやっているうちに20:55。もう寝なきゃ。


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