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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

朝6時半起床。

いきなり春が来た。しかし残念ながら今日から3連休。何が残念かわからない人もいるかもしれないが、

「動かないといけない(仕事をしないといけない)日に動けなくて、動けなくてもいい日に動ける」

のがちょっと悔しい。しかしながらまだまだ寒い。自分ではわかっている。どんなに気をつけていても、また調子を崩すだろう。波があるからしかたがない。だけど、できるだけ仕事に支障をきたしたくない。平日はまともに働いて、休日はぶっ倒れている、でもいいのだ。

でも今日は動けるからルンルンと3週間ぶりに合唱団Tの練習へ。BASS特練でイタリア語の歌詞読みをみっちりやってくれた。助かった〜。どうもこのステージの曲はみんなまだ手をつけ始めたところのようだ。しっかり復習しなくては。音は簡単なんだけど、言葉はまだまだ譜面にかじりつかないと見れない。これはいかん。暗譜だ暗譜!!!暗譜しないと指揮を見て歌えん。

そしてアンサンブル練習で念願のアイーダも歌えて満足。「バリトンもうちょっと頑張って」と言われて(けっこういいメンツ揃ってるのだが)、思わず吠えてしまった。力みが入って発声的によくないのだが、つい癖でやってしまう。これをやると、あっという間に喉をつぶすのに。ああ、どうにかして全く力まず、それでいて迫力のあるフォルティシモが出せないかなあ。

今日は何とか動け…………なかった。
とにかく待つ。毎年この季節は我慢なのだ。

しかし、のんびりもしていない。
一緒にネットワーク管理の仕事をしていたNさんが今月いっぱいで辞めてしまうのだ。すでに後任の人も来て引き継ぎは始まっているようだが、今月中に彼女から、できるだけのことを引き出さなければならない。

長期的に見ると、私の状態はじょじょに良くなってはいる。去年や一昨年などの冬の寒い季節は、本当に身動き取れなくて1日中寝ている日も多かった。今は調子が悪いとは言え、そこまで悪くはない。しかしながらバスと電車を乗り継いで会社に行って仕事をして…、というのは今の状態では高いハードルであることには変わりない。しかし、ハードルは少しずつ低くなってきている。自分を信じるのみ。

立春を過ぎて、暦の上ではもう春。だけど寒い。立春を過ぎたら「寒中見舞い」でなく「余寒見舞い」になると夕方のニュースで言ってた。

とりあえず、今日も動けず会社を休んだ。昨日は夕方2時間くらい寝てしまったが、今日は寝なかった。でも無気力感でいっぱい。昨日よりはましだが、中くらいの数日単位の波の変動範囲。ああ、みなぎる脱力感、ほとばしる倦怠感。

早く、早く、早く元に戻ってくれ。頼むから、と自分の体に自分の脳にお願いしてみる。

今日も一日動けず。仕事も休みっぱなし。昼頃になると「思い切り気合いを入れたら行けなくもない」くらいの感じにはなってきたのだが、その「気合いを入れる」こと自体が困難な病気なので、結局動けず。

昼過ぎ、会社から持たされている携帯に上司から電話がかかってきた。

「ご迷惑ばかりかけてすみません」

と謝ると、

「いや、まあ無理しないでいいから」

とのこと。そして本題。

「人事部に、来期の人員をどうするか出さないといけなかったので、継続ということで出しておいたから」

そうだった。今週の月曜日に面談をする、という話があったのだ。派遣の契約としては3月までで、それ以降の話はまだ何も出ていなかった。私の意思確認も兼ねていたのだろうが、いつでも切り捨てられる派遣社員の私を、こんなに迷惑かけているのに契約を継続させてくれるなんて、なんて懐が深いというか、ほんと、ありがたい。いい職場、上司に巡り会えたことに感謝。

しかしうちの会社の人事部って(本当は会社じゃないんだけど)、派遣社員まで把握しているんだ。まあ、どこの馬の骨ともわからないような輩にIDカードを発行するわけにはいかないから、今はどこでもそんなものなのかな。

上がってこい。自分の調子よ、早く上がってこい。頼む、上がってきてくれ。

会社休みっぱなし。